5月か6月のどこかのタイミングでMLSに練習行きたいんだケド、MLS未体験なので、どなたか、MLSのフリー走行について・・・とか、教えてくださいまし。
(というか、お付き合い頂けるとウレシイです)
ブログエントリ: 「
【サーキット】【ビート】烈??? 鈴鹿サーキット・フルコース 2017.04.16 with 黄姫」
で レポートした、たか@。さんの「黄姫」での烈参加、鈴鹿フルコース走行。
ブログエントリ: 「
【サーキット】【ビート】烈??? 鈴鹿サーキット・フルコース 2017.04.16 | 走行ログ分析1」
に続いての、747Pro+dp3 LaplaceView.net spec.S による、走行ログ解析。
■黄姫の車載動画(おさらい)
■比較データの説明
桃: mistbahn号 2014年11月の自己ベスト。2分59秒830。ノーマルエンジン、ノーマルECU+mistbahn ROM。タイヤはZ2。1時間枠の最終ラップ。気温は低かったと思う。
緑: mistbahn号 2016年9月の秋の烈。3分00秒158。猛暑で、周囲が自己ベストの3秒落ちぐらいだったので、mistbahnも自己ベストは更新できなかったものの、過去の自分の走りの中では良い方だと思う。タイヤはZ2 STAR SPEC。
橙: 黄姫。今回 2017年4月16日の自己ベスト。2分57秒633。改造エンジン、ノーマルECU+チューンドROM。ワイドボディ。タイヤはA050。
■ヘアピン~マッチャン
●ヘアピン手前の下り坂
加速(車速上昇勾配)は、mistbahnのノーマルE07A+VPRO制御 の方が若干優れているのだが、
デグナー2つ目のボトムスピード、立ち上がりが、今回の黄姫の方が優れているので、ヘアピンに至るまで、終始、黄姫の車速が高い。
ラップタイムは、結局、車速を時間(あるいは区間)の積分で決まるので、この区間で、今回の黄姫はタイム短縮に貢献している。
必ずしも、次のコーナー手前の最高速が重要なワケではなく、そこに至るまでの過程が重要。
コーナーからの脱出速度の重要性が良くわかる。
●ヘアピン脱出~マッチャン
ヘアピンからの登坂区間は
mistbahn号(ノーマルE07A+VPRO制御、猛暑)
黄姫(改造E07A+ノーマルECU、チューンドROM、そこそこ暑い日)
が同等の加速。
ただし、
ここでも、5速へのシフトアップで黄姫はパワーバンドを外し、失速。
■スプーン
こちらのログの方が、
マッチャンコーナーでの5速シフトアップでの黄姫の失速が顕著にわかるな。
●スプーン1つ目
ここ2年間、走るたびに改善できているスプーン1つ目。
今回のボトムスピードは今までのベストだが、黄姫の足の素晴らしさ、安定感にも助けられていると思う。
外側の縁石はロクに使っていないので、もっと手前からシッカリとアクセルONして、ボトムスピード上げることできると思う(お借りしているクルマなので無理できないが)。
●スプーン2つ目
ログを見ている分にはいつもどうり。
アクセルONできずに、我慢しながらアクセルコントロールしているのがわかる。
ちなみに
スプーン2つめは、黄姫では、ダッシュボードのテレビでちょうど左イン側、クリップが死角で見えず、運転が難しかった。(次回機会があったらテレビは取り外さないと・・・)
■裏ストレート
ヘアピンからの登坂区間と同様に
mistbahn号(ノーマルE07A+VPRO制御、猛暑)
黄姫(改造E07A+ノーマルECU、チューンドROM、そこそこ暑い日)
は互角なのだが・・・・
メインストレートやマッチャンと違って、裏ストレートは上り坂なので、
黄姫の4速と5速が離れている設定が本当に厳しい。
特にスプーン2つ目からの立ち上がりがイケてるLapは、早いタイミングで4速のレブ9500rpmに到達するが、そこはまだ思いっきり登坂区間。
4速9500rpmを続けても加速はしないし、5速にシフトアップすると回転数が落ちすぎてパワーバンドを逃す。
登坂が終わるポイントまで我慢して5速にシフトアップしたり・・・とかいろいろ試してみたが、結論としては、何も考えずに4速9500rpmに到達したら、即座に5速にシフトアップするのが「ベスト」ではないが「ベター」だった。
それでもログからも明らかなように、
黄姫は5速にシフトアップしてからは、mistbahn号(アクティファイナル、ライフ5速0.885)に大きく車速差を付けられてしまっている。
■130R~シケイン
●130R
黄姫は、ワイドトレッド、A050、優れた足のセッティング・・・・
・・・・に加え、裏ストレートエンドでの最高速が伸びていないこともあり、130Rは全開でラクにクリアできる。
(でもお借りしているクルマなので、全開するまでは何Lapも少しずつ調整した)
130R全開は気持ちいい!!
mistbahn号は、ベストラップを記録した2014年などは高い車速で全開できていたのだが、
足回りを変更(スプリング7k、8kとφ19スタビ)してから、派手なスピンをしたり、ちょっとケツが出るようになって、全開がとてもリスキーになった。
薄々わかっていて、口にしてこなかったが、
mistbahn号の足回りのアップデートは改悪だったことを認める。
どう改善するかの具体案まではまだ考えていないが、何らかの対策を行う。
●シケイン~最終コーナー
シケインもだんだんドライビングを改善できており、今回も良かったと思う。
実際、
今回の黄姫でのログは、シケイン脱出からの車速が高い。
シケイン脱出からの車速上昇勾配はmistbahn号の方が優れているのだが、前述のように、ラップタイムは積分なので、コーナー脱出速度は本当に重要。
■まとめ
・黄姫は、ワイドトレッド+優れた足のセッティング+A050で、本当に旋回性が優れており、コーナリングスピードが高い。まだまだそのパフォーマンスを引き出せていないが、それでも
コーナーでいちいちmistbahn号よ
りボトムスピードが高い。
・
黄姫のエンジンパワーはmistbahn号のノーマルE07A+VPRO制御と同等か、ちょい劣る。
・ファイナルギアは
アクティファイナル(mistbahn号)ではなく
ビートファイナル(黄姫)でもOKだと思うが、
巡航5速でかなりのタイムロスをしている。
mistbahn号も過去に同様の問題があったが、5速ギアをトゥデイ0.861→ライフ0.885に変更してから、改善されて、鈴鹿フルのラップタイムは6秒ぐらい改善された(6秒の内訳はこれだけじゃないが)。
mistbahn号の5速問題 解決前: 「
【PP1】【サーキット】鈴鹿サーキット・フルコース 2014.10.12 part.3 ストレートスピード問題」
mistbahn号の5速問題 解決後: 「
【サーキット】鈴鹿フルコース 2014.11.19 CCMC走行会 part.7 走行ログ分析 裏ストレート~130R~シケイン」
・・・・人様のクルマでサーキットを走るのは、事故を考えると本当にリスキーな行為なのだが、こういう機会を得られると、自分のマシンの悪いところ、良いところが本当に明確になる。
で、どう改善していこうかのイメージがいろいろ沸く。
リスクはあるが、とても貴重かつ重要な体験だと本当に実感。
たか@。さん、改めて貴重な機会をありがとうございますm(u_u)m
●サーキット走行 関連目次はこちら
●ホンダ・ビート(PP1)関連目次はこちら
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Posted at
2017/04/21 08:37:11