【試乗】Lexus GS450h

ショッキングな日記である。

本日は社長・同僚と3人で、社長のGS450hでお出かけ。

午前中の外出後、昼食を食べてから、社長に
「運転する？」
と聞かれ、「待ってました！！！」とばかりに
「ありがとうございます！！」
とリモコンを受け取る。

レストランの駐車場から車道に出るとき、段差を降りるのにリアがガクンとなった。


GS450h、運転するのは始めてではない。

まず、内装が好き。
メーターの仕上げ、硬派なブラックレザー。
ドライバーズカーで、あえて車内を広く見せず、運転席はすごく「囲まれた感」があるのだが、これが気持ちよい。
両ヒジの置ける位置などは絶妙である。

GS450hでは、燃費だけでなく、加速のためにモータを使っているらしく、加速は暴力的である。
低速からのトルクは過激である。

足の決め方がトヨタらしくなく、結構締めてある。
BMWばりに剛性感タップリなのと引き換えにかなり重量感もあるボディを、硬めのサスで支えてる感じである。
締めてあるのだが、ゴツゴツさせずに、ドライバーへの当たりを柔らかくしているので、結果として、「粘る」走りとなる。
実際にはロールもピッチングもそれなりにするのだが、ピッチング・ロールをし始めるとフワフワが止まらないクラウンなどと異なり、車体が傾いてからの戻りにも粘りがあり、フワフワしない。
曲がるとき、ステアリングに対して粘ってクルマがついてくる。
加速は強烈だが、ここでもトルコンの粘りを感じる。
「粘り」という感想をクルマに抱くのはGSがはじめてである。

あえて言えば、トルコンATのマニュアルモードがやはりもひとつ好きになれない。
このクルマの場合、ATは普通にATとして使うべきのようだ。



さて、そんな感想をもちながら帰社。

駐車場にクルマを停めて、降りたところ・・・・・
「あっ！！！」
同僚が叫んだ。

「？」

「！」
助手席側のリアバンパーのホイールハウス部分が外れていた！

レストランの駐車場を出るときの段差で、突き上げてしまったらしい。
凹みも擦り傷もないのだが、マウントピンをとめるための固定輪が割れてしまっていた。



写真は、とりあえず割れを無視してマウントし直した状態。
傷も凹みもないので、パッと見は全く気づかないレベルなのだが、フェンダーとのチリが合ってない。


こちらは運転席側の同じ部分。こちらの方がフェンダーとバンパー間の隙間が狭いことがわかるだろうか？


よりによって社長のLEXUSを破損してしまうとは・・・・。
平謝りで謝罪し、かなり凹んだ。

社長は
「ちょうど明日一年点検でLEXUSにもってく予定だし」
「あの駐車場の造りは悪いなあ」
「バンパー、案外チャチな造りだな」
と優しくフォローしてくれた。
うぅぅ。ホンマ、ごめんなさい。


バンパーは、はがしてみると、とても薄いプラスチックなので、社長が「チャチ」と表現されたのだが、おそらくこれって、衝突時に衝突相手（人・モノ）とGS450h本体へのダメージを最小限に抑えるためのものなんだろうなあ・・・・

本当に済みませんでした。