先日、ドライブレコーダそのものは問題なさそうで、製品に付属していたシガーソケットから電源を取るためのアダプターが悪いのではないかという推察をしたことをご報告しました。
原因がわかりました。
アースを取っていたボルトがアースに落ちていないからでした。
助手席側のAピラー下のトリムをはずした下の写真の赤で囲ったボルトです。
このボルトと、ドライブレコーダのために電源を取っているグローブボックス奥のヒューズボックスのF40との間の電位差が、無負荷の時は11.7Vくらいなのですが、ドライブレコーダやシガーソケットからUSB電源を取るアクセサリーを付けて負荷をかけたときは0.7Vくらいに下がってしまうのです。
(ちなみにこのF40ですが車の説明書のヒューズボックスのところには説明がないので用途は不明ですが、ネットを調べるとやはりここからACC電源を取っている例が見られますので悪い場所では無さそうです。)
そこで単純に一つ下のボルトに移動させました。この写真の上に写っている形の違うボルトと下のボルトは同じ電位でしたので、この二つはきちんとアースに落ちているようです。
これで無事にドライブレコーダを復活させることができました!
以前はきちんとアースに落ちていたであろうボルトに何が起きたのかは不明です。
チャンスがあればディーラーさんに聞いてみようと思います。
ただ、作業中にAピラー下のトリムを外す際に上側だけに力をかけたら、トリム内側の爪が折れてしまいました。
そのまま取り付けてみると、言われなければわからないかな? と思ったレベルなのですが、
こんなふうに見えてしまいますので、精緻なデザインのアウディには似合わないと思い、ディーラーさんに発注しました。
国内在庫は当然無く、ひと月くらいかかりそうです。
性能に問題はありませんから気長に待とうと思って発注しましたが、思ったより早く入手できそうです。
今回の作業のためにエーモンの内張りはがしツールを2セット購入しました。
1427と1498です。ここで紹介した作業だけなら1498で十分です。
しかし他のところをはがそうとすると1427も欲しくなるでしょう。
この2セットはこのような作業の時には強い味方だと思いますのでお勧めです。
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メンテナンス/修理など | クルマ
Posted at
2019/10/07 17:09:09