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セラフィム2501のブログ一覧

2017年05月31日 イイね!

ヒ・ミ・ツなクルマ

ヒ・ミ・ツなクルマミステリアスな女性であったり「まだまだあるぜ、オレはヒミツだらけ」な男性は魅力的です。

何せ謎めいているだけでもっと知りたいと人は思いますし、知る喜びそのものが得られる訳ですから「時には味方、時には敵、恋人だったこともあったかな?」なんて言っちゃう日本一高い山の名前がついた女性キャラクターや






「認めたくないものだな、若さ故の過ちというものを」とか意味ありげに語っちゃうマスクをしたニヒルなキャラクターが






皆んな大好きな筈です。





これはクルマにも同じ事が言え、ミステリアスなクルマは魅力的です。

僕のBRZはアクセサリー・ソケットが予想外な不思議な位置にあったり、






夜クルマに近づくとキーやクルマに触ってもないのに室内灯が光る謎のハイテクシステムに付いていたり、






何の意味があるのか解らないのですがドアを開けると窓が少し下り、






ドアを閉めると「ウィ!」とロボコップのごとき作動音にメカニカル感が漂っていたり、






後ろに正体不明のライトがあるのですが、バックフォグなのかどうかも解りませんし、






そもそもフロントのフォグランプのスイッチに至っては何処にあるか解りませんから点灯した事もありません。


(きっとこの辺の何処かにあるのでしょう)




謎が一つ一つ解明していく楽しさが初めて乗るクルマにはありますが、ヒミツだらけである事やミステリアスである事に僕は実はあまり魅力を感じず、解りやすい人間やクルマが好きです。






「退屈で解りあえた関係」というものは「以心伝心であるかのように安心な関係」と背中合わせだからです。

早くBRZとそういう解りあえる関係になりたいものです。


あっ、クラッチミートはまだ慣れません……。



Posted at 2017/05/31 18:30:58 | コメント(34) | トラックバック(0)
2017年05月27日 イイね!

けいよん!15:Corner 五分後の昼休み

けいよん!15:Corner 五分後の昼休み昼休みの始まりを知らせるチャイムが鳴ると同時に香鈴NANAは「五分後にメール送るから!」と強張った怖い顔の本田美都に言われた。







この前の峠で二人の距離が縮まったと思っていたが、どうやらそうでもないようだ。

「直接話せば良いのに………」
と言いたいところだが、そんな事言えるような雰囲気でもない硬い表情に見える。

転校が多かったNANAは場の雰囲気を読んだり相手の気分を察知するのがクセになっている。
いや、もはや特技になっているのかもしれない。







たまにそんな自分を嫌悪するし、もっと他人の眼を気にせずに生きられたらいいと思うが後天的に染みついた環境適応能力の払拭はなかなか難しい。

「本田さん、私のアドレス知ってるの?」とNANAが聞くと「千野から聞いた!あっ、千野を責めないでね!私が無理矢理聞いたんだから‼︎」とキレ気味に美都は答えて教室をふいっと出ていった。

何故軽くキレてるのか理解に苦しみながら
NANAは鈴木千野の方を見ると悪いとは全く思ってない顔で一応の謝罪のポーズを取っている。







「断りなく人のアドレス、教える?信じられない。全く日本人は危機管理能力に欠けるわ。西洋だったらちょっとした紛争になってるわよ!」と自分が生粋の日本人だということを棚に上げて日本人批判を心の中でする。
海外でずっと生活してきているので自分が日本人だというアイデンティティーも無ければパトリオズムも持ち合わせていないのだ。

NANAはぴよ八先生に頼まれた学級日誌を職員室に持って行く為にモヤモヤしながら階段を降りていく。

踊り場で脚を止めてメールの受信音を気にしていたら既に受信していた。







「なんなのよ、もう!言いたい事があるんなら教室で言えばいいのに‼︎」
普段あまり怒ったりしないNANAだが美都と距離を縮められない苛立ちを感じながらメールを開く。







NANAは不意を突かれた。







たった12文字の言葉を伝えるのにわざわざメールで送って送ってくる所が、本田美都の不器用さを物語っている。

ちょっと考えてすぐ返信しようと思ったら個人情報をだだ漏れにしている張本人の鈴木千野が「どうしたの?嬉しそうな顔しているけど、彼氏でも出来た?」と話かけてきた。







そっか、千野は全部知ってるのか………。

「ふふっ、オトコが出来ることよりもっと大事な事よ」と言いながらNANAは慣れた手つきで美都に返信する。







その5秒後、上の階から「やっぱあの女、気にいらねえ〜!」と美都の叫び声が聞こえてきた。

千野と眼を合わせると彼女は微笑んでいた。

NANAはこれが日本的な間合いの取り方の文化なんだと感じた。

「悪くはないものね、個人情報漏洩ってヤツも……」

「でしょ?」
と千野はニコニコ笑っている。



理解は出来ずとも解ろうと努力する事は出来るし、ただ一緒にいる事しか出来ないかもしれない。
そんな無駄なようなモノ、思い込みや幻想のようなものが人間には必要だと思いながら美都は十秒後に三文字返信した。







昼休みのチャイムの五分数十秒後に部員が1人増えて3人になり少しだけ賑やかな「けいよん!」部になった。















NANAは放課後に千野と美都に本田自動車を紹介して貰い、クルマのメンテナンスを松田AZUにお願いする事にした。







「凄え、ケータハム、初めて見た……。ベタベタじゃないか、このクルマ」とAZUは興奮していた。
「乗ってみますか?」とNANAは相変わらず空気の流れを読んでいる。
「えっ?マジで?? 良いの??」







AZUは元ヤンキーとは思えない邪気のない乙女のような笑みが溢れている。

街中を一周してきたAZUはテンションが上がりまくって帰ってきた。
「いや、ぶっちゃけ味わったことの無え感覚だわ!良い意味で全く日常性がないスパルタンなクルマだよ。クルマを運転する楽しさが濃縮されていてビックリした!」

AZUのケータハムの感想から一気に四人のクルマ談義が始まる。
同じ趣味を持つ四人はすぐさま同調し、時間を忘れて自分達のクルマに対する考え方をぶつけ合った。







四人が楽しそうにクルマの話にしている光景を工場の外から「ローズ・ゴースト」こと恵州むつみが見ていた事を四人は知らない。

「AZUさんのAZ-1も見せて下さいよ〜」とNANAが戯れる。

「おっ、乗ってみる?ジャパニーズスピリットなスポーツカー、味わっちゃう??」とAZUは可愛い後輩が出来てご機嫌なのか嬉しそうである。







得体の知れない疎外感を感じたむつみのその唇は「お姉ちゃん………」と微かに動く。



「………………………?」
松田AZUはその視線に気づき妹を見つけ声を掛けようとするが、むつみは薔薇色のS660に乗り込んで去っていってしまう。

「むつみ…………………」







AZUは実の妹が「ローズ・ゴースト」と呼ばれているなんて思いもよらないし、まさか白の660をオールペンしているなどと知る由もなかった。

「ピンクのS660…………。何だ、アイツのクルマ………」


つづく。









Posted at 2017/05/27 19:00:55 | コメント(19) | トラックバック(0)
2017年05月23日 イイね!

パチロックオフ

パチロックオフこれはRockdomの別視点で書いたブログです。


先日、熊本や大分でパチロックオフをしてきました。






パチロックオフとは何処かの山でやるロックのフェスでもなければ、






パチンコやパチスロの新しい種類でもなく、







甘酸っぱい青春群像劇の傑作漫画「ハチクロ(ハチミツとクローバー)」でももちろんありません。






パチロク(僕のBRZ)と86(みん友さんのメタルゴッドさん)とエスロック(弟のS660)のプチオフ会です。



メタルゴッドさんが九州にいらっしゃるというので、僕と嫁と弟と弟の彼女で会いにいきました。






熊本の阿蘇で弟は何故か見知らぬ外国人や見知らぬ日本人に声を何故か掛けられています。






普段はアメリカの空母「カールビンソン」に匹敵する抑止力で御近所の治安を守っているが故にニガ虫を噛んだような強面の弟ひよたんですが、昔から旅行先で色々な方に声を掛けられる特殊体質を遺伝的に持っているようです。






日本語も大して上手くないのに外国の方と何かしらのコミニュケーションを取ろうとしていました。






コミニュケーションとは質問してきた相手に対して真摯に答えようとする「意識」に他ならず、他者の質問が例え母国の言語ではなくともそれを聞き取りまたは聞き取れなくとも理解しようとし自分の思考や思いを伝えようとする事なんだとこの時の弟に学びました。

良いんです、少しくらいしか伝わらなくたって。

いや、きっと全く伝わっていなかったしょう。

それでもなお何かは伝わったと信じずにおれないのが人間なのです。









そして僕はメタルゴッドさん号の86を運転させて貰いましたが、僕のBRZとは別物と言わざるを得ないほど手が入れられていました。






人のクルマに乗せて貰うのはとても勉強になります。

僕が感じていた「BRZの乗りにくさ」の原因の一端は一年前に乗ったメタルゴッドさん号の「良い」イメージが原因なのかもしれません。







動物が産まれて初めて見た違う種の動物を親だと思う事をインプリンティングと言いますが、僕にとっての初86/BRZ体験はまさにメタルゴッドさん号だったのです。






どんな初体験も己が精神に強烈な刻印を刻みます。

となると僕のBRZが目指すべきは多分メタルゴッドさん号なのでしょう。






もしくは早めの反抗期を迎えるかのどちらかです。






そういえばプチオフ会中に何処かの道の駅で「プチ竜巻」が起きました。

人生初めての「プチ竜巻」を目の当たりにした僕は恐怖しましたが、しっかり写真を撮りました。






スマホについているカメラ機能の高機動力のおかげです。



もちろんその場でフレアなミニスカートを履いている女性を米国の特殊部隊の偵察部隊並みにくまなく探しましたが、残念ながら皆さんスカートは履いていらっしゃいませんでした。






こんな絶景が見たかったものです。





メタルゴッドさんには遠い九州まで来て頂き、色々とお話も出来ましたし、クルマも運転させて貰いましたし、楽しいオフ会にしてくださりありがとうございました。

お疲れ様でした。

また機会を作ってお会いしましょう。




Posted at 2017/05/23 19:44:43 | コメント(20) | トラックバック(0)
2017年05月18日 イイね!

何だ?何だ??

何だ?何だ??ドライブしているとちょっと見た事のないクルマやヒトに遭遇したりする事があります。







例えばこんなレーシーなクルマに出会い、そのドライバーが弟のS660に手を上げて挨拶してくれました。







このクルマの前からの写真は撮れませんでしたが、F1みたいなフロントウイングが付いていました。

まさに公道を走るフォーミュラカーですし、ヘルメット被ってるし、カッコ良すぎです!







どなたかこのクルマの名前を知っている方がいらっしゃったら是非教えてください。







そして平尾台という割りと有名な峠道の駐車場では、







こんな感じのライダーがいました。

男の子二人と女の子一人のコスプレライダーです。

コスプレが大好物な僕と嫁はコスプレライダー達をジッと見てしまいました。

食い入るように見ているとコスプレライダーの女の子がニッコリ笑って近づいてきます。

「おっ、何だ?何だ??」
と思っていますと、二人分の飴をくれました。







その後、コスプレライダー達は楽しそうにまたツーリングに出発します。


嫁が「すっごい可愛い娘だったね」とボソッと言うくらい可愛い女の子でした。

世界は未知に満ち溢れているという事を実感しました。
Posted at 2017/05/18 19:25:27 | コメント(30) | トラックバック(0)
2017年05月15日 イイね!

エンストのリカバリー。

エンストのリカバリー。何事も失敗を恐れてはなりません。

失敗して恥をかいて傷ついたことがトラウマになって「あんな思い 2度と嫌だ」と賢くなった大人たちになってはいけません。

失敗は成功の糧であります。







失敗してもリカバリーが上手ければ失敗は目立たないように出来ますし、上手くやれば初めから失敗なんか無かった事にすら出来ます。

僕はBRZに乗り出してよくエンストしていますが、エンスト時に一番大切なのは平静を装い何事も無かったように「エンストなんかしてませんよ。アイドリングストップなんですけど、何か?」と周りのクルマに乗ってる人達に思わせるようなスムーズなエンジンの再始動が不可欠です。







この可及的速やかな対処が出来ればエンストは始めから無かったものとして闇から闇へと隠蔽され、ちょっと信号待ちでぼうっとして考え事をしてた人と思われる事が出来、「エンストする位ならMT乗ってんじゃねーよ、この下手くそ野郎!」などと思われないで済むわけです。




BRZでエンストした時にセルスターターを当然のように回そうとしますが、回そうとした位置には………、







このように何処かの魔導師が封印したのごとく蓋がしてあります。

「あっ、そっか、そっか回すヤツじゃなくプッシュ式のスターターだった!」と誰もいないのに言い訳を始めながらスターターを押すと………、







そこにもスターターは存在しませんし、魔導師の封印の蓋すら無く、ただ虚しくエアコンの吹き出し口が開いているだけです。

「そ、そんな馬鹿な………」と僕は愕然としますが、とにかく「セルスターター探しの旅」の準備をしなければならないと焦っていると、後ろの信号待ちしている心優しいクルマが「信号、青ですよ?坊や、気づいてないんじゃないのかい?」的な優しい短めの「ピッ!」というホーンを鳴らしました。

優しさは時に罪です。

「優しい短めのホーンに早く答えなければ!」という焦燥感に苛まれながらようやくたどり着いたBRZのセルスターターは







この位置でした。







ちなみにエボXは、







ココにあり、


嫁のスイフトは







ココにセルスターターがあります。



「セルスターターの位置なんか統一しとけ!」って一瞬思いましたが、それは自動車の個性を奪う事に他ならず文化的衰退になりますからそんな事は思ってはなりません。

ぼ、僕が慣れたら良いだけなんですよね?





Posted at 2017/05/15 19:55:54 | コメント(32) | トラックバック(0)

プロフィール

「@馬肥 さん、こんにちは〜。そうなんですよ、最近の若い子達はビデオを知らないんですよね〜。死語になっていくんですかね〜。」
何シテル?   04/21 13:49
セラフィム2501です。クルマの事はあまり詳しくないので良かったら色々教えて下さい。皆さんのクルマは色々参考にさせて頂いています。とても勉強になっています。
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