僕の故郷は福岡です。
というか、生まれも育ちも福岡県なのでアイデンティティは完全に「福岡人」なのだと思います。
個人差はありますが、人格は先天的なものと後天的なものが複雑に絡まって形成されますし、土着の文化や風習や故郷は後天的なものの中でも大事な要素です。
よく旅先で水の合った街や村や共同体を「第二の故郷」と呼ぶ事がありますが、それらが自身の無意識の水の中にダイブし、
深く眠っている記憶の欠片に触れた場合にそう感じるのでしょう。
きっと皆さんにもあると思いますが、僕の第二の故郷は「沖縄」だと信じて疑いません。
ただそこにいるだけでハッピーな気分になる場所なので間違いないでしょう。
そんな僕が「神戸」に行きました。
何せ初神戸ですから道に迷ったり、駐車場が解らなかったりしますが、出会った神戸市民の方々はとても親切に教えてくれます。
かのSF幻想作家の大御所フィリップ・K・ディックさんは「人間にもっとも必要なものは『親切』であることだ」とおっしゃっていました。
大作家さんが語っていた事を神戸の人達は普通にしています。
今回の旅行の第一の獲得目標である関西舞子サンデーの駐車場に入ろうとした時に入り口が全然解りませんでしたが、親切な警備員さんがまた丁寧に教えてくれます。
好印象に好印象が重なります。
会場に着くと色々なクルマが停まっていてテンションが上がりまくります。
それぞれのクルマがそれぞれの佇まいでそこに存在し、
それぞれの個性を放ち、
それぞれのオーナーさんに愛されているのが一目で解ります。
そんなこんなしているとみん友さんの☆めぐめぐ☆さんが来てくださいました。
(本人監修のもとに昔のプロフィール画像のように撮影)
勝手の解らない僕達の前に舞い降りた天使のような人です。
ゆるふわ天使さんが関西舞子サンデーを案内してくれますが、知り合いが多いのであっちこっちで声を掛けられています。
人徳です。
この日はアスファルトに己が足跡を残せるほど酷く暑い日でした。
あまりの暑さのため隣にいたみん友さんのすーみんさんは顔が真っ赤になり5歳ほど老けていました。
きっと彼はあと2時間ココにいると立派に還暦を迎える事になったでしょう。
昔からのみん友さんであるウルトラさんにも出会えて思った通りの良い人でしたし、
アッキー先輩は僕より年上な筈なのに若く見える好中年ですし、
もしかしたら会えなかったかもしれないチャーミングな木馬さんも会えて、ラブリーな飼い犬の華ちゃんにも会えました(すみません、取っ散らかっていて写真を撮り忘れました)
会場でお会いしたヒロヤス86さんとも仲良くお話をさせていただきみん友さんにもなっていただきました(これまた暑さのあまり写真を撮るのを忘れていました)
残念ながらみん友さんの5116さんとは時間が合わずお会いできませんでした。
すみません。
皆さん、暖かく接してくれて神戸が大好きになりました。
そしてランチに☆めぐめぐ☆さんが誘ってくださったので、レストランについて行くと何故か水着の女性が乱入するハプニングがあり大サービスをしてくれました。
ビーチやプールで見る水着でもそれなりの官能性があるものですが、お洒落なレストランに水着の女性がいるのは非日常性を伴いますのでギャップなエロスがスパークします。
(画像はあくまでイメージです)
「あっ!」っと声だけではなく色んなものが漏れちゃいそうでしたが、どうやらスポーツ施設の中にあるレストランなので隣にプールがあるそうです。
そして第二の獲得目標である六甲山を目指します。
もうすでに夕方でしたが、おもてなし上手な☆めぐめぐ☆さんが木馬さんに六甲山の行き方を聞いてくれて連れていってくれました。
86が並んで(四台中一台はパチロクのBRZ)最高のワインディングを堪能し、山のてっぺんを目指し、神戸の街を一望出来るところまで行きました。
が、実はおもてなしはまだ続きます。
黒86乗り女子のphoochi♪さんを密かに呼んでくれていました。
「今日、ディーラーでパーツを見てたんですよ!」と言ってたphoochi♪さんは86が大好きでハジける笑顔が素敵な女性でした。
良いなあ、86女子って……。
そして色とりどりの86が駐車場に五台並びます。
ぶっちゃけ五台もクルマがあると写真のレイアウト能力のない僕はどう切り取って写して良いのか解りません。
写真って奥が深いですね。
たった二つの獲得目標しかなく二日間の神戸ツアーはどうなるか心配でしたが、☆めぐめぐ☆さんのきめ細かい気配りでとても豊かな時間を送る事ができました。
朝から夜遅くまでお付き合いくださって本当にありがとうございました。
下調べやプランなどが無くても旅は「人」との出会いが一番大事なんだと言うことがよく解りました。
良い方達に出会い、本当に幸せで豊穣な「非日常」を過ごさせて頂きました。
あまりにも楽しくておしゃべりしすぎて僕の美しいハイトーンボイスがカスカスボイスになってしまいました。
3日経った今日もまだガッサガサの声のままです。
文化、街並み、ワインディング、坂道、言語、そして人の全てが素晴らしい神戸は僕の第二の故郷となりました。
もはや「神戸人」と言っても過言ではないでしょう!
ん?
何かおかしな事を書きました?