こんばんは。
関東では暑さが復活して、休日の今日は大人しくダラダラ過ごしてしまったkotaro110です(^-^;
気が付けば、今日は25日。
kotaro110家のY31は平成2年8月23日登録なので、27年を迎えました。
今年はY31デビューから30周年と言うことで、Y31の全て。が再編集、発刊されたり、ブログアップされている方も多いので、
Y30とY31ファンとしても、この両車の変化ついて、ワタクシなりの想い等をまとめようと思ったのですが、230あたりからY30までまとめると長くなりそうなので、簡単に??
当時の開発陣が語るように、大きな変革があったとは思いますが、いつもクラウンをターゲットにしつつも、Y31でGTを出す以前にも、ニッサン&プリンスらしく、ドライバーズ仕様、スポーテー指向のグレードが用意してあった辺りからの切り口で書いてみたいと思っているのですが…
しまった!? もう長くなっちゃいました…。
ということで、久々に古いカタログを引っ張り出して430のカタログを見ていて、これまた味わい深い装備のクルマのことを思い出しました!!
特大リヤヘッドレストのクルマと言えば…
このクルマ以外ない?と思いますね♪
430ワゴンです!!
このクルマは当時、クラスは一緒になりませんでしたが、地主の同級生宅にあり、
小学生でしたが、あの異様にデカイヘッドレストはインパクトマックスで、なんであんなにデカイのだろうか?? あの大きさはオプションなのだろうか??と疑問に思っていたことを思い出しました。
車外から前から見てみも、横から見ても、後ろから見ても、どこから見てもアンバランスと思える特大ヘッドレストですね!!
リヤシートは、セダンやHTよりもヘッドレスト込みのシートバック高があるので快適そうですね♪
・・ただ可倒式シートの為、ホイールハウス部にはシート地がありませんが・・。
これだけ大きいと、ルーム(バック)ミラーの視界もヘッドレストに占領されそうですが、
カタログには・・
室内もまたユニークで豪華。8人乗り(4速コラムシフトの場合)を可能にしたサードシートは、
超大型ヘッドレスト(セカンドシートと共用)、2点式シートベルト、アシストグリップなどを採用。
とあります。
バンとの差別化を真剣に考慮されて、カタログのコピー
「マルチに使える本格派の高級ワゴン。キャップルーフがとても新鮮。」
とありますが、ルーフ高を生かして、本格的にサードシートの使用を考えたボンネットタイプのステーションワゴンは、
この430ワゴンだけ??なのかもしれませんね!!
後にも先にも、まさに
超大型
・・・という表現がぴったりのヘッドレストは、これ以外無いでしょうね。
う~ん、味わい深い♪
いつもクラウンを横目に見ながらも、同じような車種構成でも、
230の4ドアハードトップの登場に代表されるように、
どこか、オリジナリテイーを追及していたのがセドリック・グロリアなのだと思います。
例えば、110クラウンにもオーナー向けお買い得仕様カスタムエデイションがありましたが、
430には、
カスタムSが♪
こちらは、その後登場するターボSのNA版をも意識していたと思われるのが、
フロントフェンダーサイドには、ターボS同様、「S」のエンブレムに、430セドグロのターボSを除く他車にはOPのアルミロードホイール標準装備♪
また430セダンはSGL以上がラジアルタイヤでしたが、HTはこのカスタムSを含めて全車スチールラジアルタイヤが標準装備でした。
430デビュー時のカタログは、
カスタムSは、トップグレード2800ブロアム、2000の最上級SGL-エクストラと並ぶ、なんと見開き2ページ構成です
しかも装備画像の合間に、テニスをする画像が!!
・・Y31開発陣が、テニスコートにY30のことになるのかな?あまり似合わない??・・という趣旨の発言がありましたが、
Y30できらびやかMAXになってしまっただけで、430でもフェンダーアーチモールの無いグレードにアルミ装着でしたら、結構若々しくていい雰囲気だと思います。
・・実際430は若年層からも人気がありましたしね!
ちなみにHT GLのページにも、
操縦感覚は、あくまでスポーテイ。高級車で運転を楽しむ人が増えています。
4ドアハードトップ200E GLでどうぞ。
・・の記述があります。
ターボS追加後は、
当時すでに
Y31のツインカムターボGTとNAのGTと同じ車種構成ではありませんか!!
・・430はターボSのみターボ専用サスのようですが・・
(・・Y31GTは、ターボもNAもちょっぴり固めのスポーテーサスです・・)
このように、豪華仕様よりも若い雰囲気?走りっぽい車種構成がすでに430で確立していたのですが、
この時代ですと、まだまだ時期早々?廉価版としてのイメージと(実際購入しやすい廉価仕様をスポーツと表現したとも言える)スカイラインのインパクトも強く、セドグロですと、豪華版が売れ筋になっていました。
もちろん、Y30からY31へ大きく変化したのは、デザイン決定後にまた変えたこと等、430の
「S」とは比べものにならないかもしれませんが、
セドグロファン、特にY30もY31も両方イケるくち、大好き♪なワタクシとしましては、
・・Y31で走りのエッセンスがはじめて出てきた訳ではない。・・
実際これはセドグロもクラウンもイケるくちのワタクシ(笑)が同じドライブコースを運転した感想ですが、
(サンプルS61年式クラウンSCロイヤルサルーン、S61年式グロリアV20ジェットターボブロアム)
12系クラウンとY30では、Y30の方が旋回中に微少舵角を与えても、しっかり反応するあたりとタイヤサイズにもよるのでしょうが、(12系量販グレードは80(82)扁平、Y30量販グレードは70扁平)
乗り心地重視(特に後席)と曲がることを重視しない足まわりの枠の中で、
Y30は、旋回中、沈み込んだところでしっかり踏ん張り感がある点や、そこで微少舵角を与えると、しっかり反応するあたりは、12クラウンよりも、操縦に忠実と言え、ある意味スポーテーだと思いますね。
この辺りは、クルマの性格を考えるとクラウンの方が良いとも言えますが、
たとえセドグロでも、ニッサンらしい味わいなのが、好きですね♪
セドグロVSクラウンというよりも、
ニッサンVSトヨタだと思いますが、
例えば、B12サニーと90系カローラでも同じことが言えます。
・・さらに時代をさかのぼり、プリンス時代では・・(汗)
以前、いつしかブログで話題にしましたが、東京オリンピック頃から40年代初頭?頃、
第一京浜(国道15号)の品川より先~横浜方面で、夜な夜なゼロヨンごっこがされていたらしく、
父は会社の仲間と社長の初代クラウン後期1900で楽しんでいたらしいですが、
「誰が運転しても、どう頑張っても、プリンス(はちまき)グロリアG7スーパー6には勝てない。シューンって当時は速かった!」
と当時を振り返りますし・・だからウチのY31もセドリックじゃなくてグロリアなんだと思います(笑)
このCMもコミカルですが印象深いですね!
すでにオーナー自らドライブを想定しているのですね。
Y30グロリアのカタログでも、
最高級 高性能車と出てきますが、プリンスグロリアからの伝統とプライドなのでしょうね。
・・というワタクシのイメージからすると、
元来、そのカテゴリーでは、ニッサン(プリンス)は走りや若さ(ゾッキ~等あんまりいい意味でなくても)のエッセンスが見られるクルマであったので、
Y30からY31へのモデルチェンジは(901運動も)、ニッサンブランドとしては、当たり前だったのかなあ・・と思いますし、若年層にも年輩者にも、外国車を選ぶようなハイソサエテー層(笑)にも
受け入れられる下地はむしろクラウンよりも十分にあったこそ、ヒットしたのだと思いますね!!
トヨタに先にやられなくて、本当にY31への変化は良かったと痛感しますね♪
・・ニッサンにこそ相応しいイメージだと思います・・
・・今さらながらセドリック・グロリアのブランド消滅はもったいないし残念ですね・・
今こそ、Y31の時のような変革を! との声も見られますが、
今となっては、ニッサンのエッセンスってナンだろう・・?
ライフスタイルや価値観の変化から、そのクルマのユーザー(像)がはっきりしないので、
当時よりも、難しいのでしょうね。
・・軽自動車廉価版一台分?(汗)株主としても、これからは電気自動車が主流間違いなし、自動運転の普及~カーシェアリングの台頭が確実に予想される今、自動車メーカーは50年排ガス規制時よりも数段模索のはず・・生き残り合戦の中、いいクルマが出てくるかは、微妙?だからこそ期待できるかも??
・・結局、大体書いてしまいました・・
長文・・失礼おば致しました・・
↑430の200(E)カスタムS も
↑Y31のV20Eグランツーリスモも
商品、作品としては、同じようなクルマだと思いますね(^^)どちらも、どうみてもニッサンの高級車(セドグロ)らしいデザインですかね♪
やっぱり、
セドグロ、イイね♪