清原被告、判決下るに思うこと。

先月３１日、覚せい取締法違反で起訴されてた元プロ野球選手でマルチタレントの清原和博被告（４８）に懲役２年６ヶ月執行猶予４年の判決が下りました。


個人的には、この判決、誤解を恐れずに、批判覚悟で言わせていただくと、甘い！！いや甘すぎます！！


弁護側は、控訴せず、そのまま刑が確定する見込みで、清原被告は、実家の岸和田に帰省して再起を図る算段を取ってるとの報道もあるようですが、私は、この状態で田舎に帰っても、同じことの繰り返しになるというか、より酷い状況になると思えてなりません。


清原とは違うけど、私の知人で、借金とか女性関係で仕事を首になり、自己破産して、妻子からも捨てられ、彼の母親（おばあちゃん）が、離れて暮らす息子たちや周囲の兄弟親類筋を懐柔して、一緒に住んでる長兄家族に強引に引き取らせて面倒を見させようとしたところ、それによるトラブルにより家族崩壊となり、長兄家族とその母親と息子たちや親類筋が絶縁状態になり、家族崩壊になったのを知ってるだけに、こういうステータスの人間を、田舎に帰らせるのは個人的には反対です。厳しい言い方をすると自業自得な状況になったわけだから。

それこそ「ダルク」のような薬物矯正施設に入って、住み込みで働きながら薬物依存から完全に抜け出すという残りの人生を送るほかないと思います。
その際、球界復帰、芸能界復帰は当然捨てて貰うしかない。

まあ、薬物犯罪の初犯では、執行猶予が付くのが通例ですが、世間的な影響を鑑みると、執行猶予は付けず、収監して刑に服してもらって、薬物矯正施設で残り少ない人生を送って貰ったほうが、清原のためになるし、周りのためにもなるというのが、私の実感です。

あの逮捕から半年。それこそ、今の三菱とかスズキの報道じゃないが、かなりバッシングされてたし、あることないこと報道されてる様を見て、西武ライオンズ時代から彼の活躍をリアで観てきた世代の私としては、何とも悲しいし、寂しいし、悔しい思いで一杯だったりします。
反面、野球人、芸能人としての復活は、もう、捨てて、それこそ、地道にコツコツ生きてくほかないのかなとも思えてきます。


いろんなことを考えさせられる判決でした。