スプリング交換(その1)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
使っている車高調HKS Hipermax4 GT(吊るし状態)で現状の車高だと、フロントタイヤがフェンダー内部と干渉してしまうことがあります。ただ、車高を上げたくなかったので、スプリングを交換してみました。
まずは、現状のストロークを計測しました。ジャッキアップして、ロッド根元にタイラップを巻いて静かに着地させます。そのあと、再度ジャッキアップしてタイラップが動いた分を伸び側として測定しました。縮み側は、タイラップ位置からバンプラバーまでを計測しました。(伸び/縮み)
フロント:44mm/23mm
リア:55m/25mm
(素人の計測、しかも誤差は適当なので、数値は参考程度で)
2
交換するスプリング(レート、自由長、許容ストローク)
フロント:12kgf/mm, 200mm, 92.4mm
リア:10kgf/mm, 180mm, 86.5mm
・フロント
プリロード2mmで、ストロークは伸び/縮みが30mm/37mmになる計算です。バンプラバー分は入れていません。
許容ストロークがストローク合計(67mm)より長いので大丈夫かな。
また、許容荷重は2.15Gになる計算です。
3
・リア
吊るしのヘルパースプリングは残しました。
プリロードを34mmすると、ストロークは、伸び/縮みが50.3mm/29.7mmとなります。伸びストロークはそこそこ確保(吊るしは55mm)できそうです。
許容ストロークが86.5mmなので、バンプラバーが完全につぶれるような状態になるとちょっと足りないかもしれません。
許容荷重はフロントより少なく、1.80Gになる計算です。
ちなみに、自由長200mmにすると、車高調整分の残りが4mmになってしまうため、自由長180mmにしました。
ヘルパースプリングなしの自由長200mmでもよかったかもしれませんが、ストローク伸び/縮みが34.8mm/45.2mmとなり、伸びストロークが減るので、今回は180mmで試してみます。
(写真は取り付けやすいように、目一杯車高調整分を縮めています。)
4
前後とも、スプリング上部にスラストベアリングを仕込んでみました。ベアリングにグリスを塗って、ワッシャで挟みこんでいます。
モノタロウで簡単に入手できました。
注文コードは、ベアリング:05799342、ワッシャ:05799744
5
前後しますが、フロントを分解するとこんな感じ。きれいにしておきました。
6
リアを分解(アッパーマウントは外していません。)
7
今回、スプリング側のロックナットを初めて緩めましたが、しっかりがっちり固着してました。そこで、車高調レンチの取っ手部分の穴にボルトナットをはめて、メガネで延長しました。ただ、気合を入れすぎて、ロックナットが少し欠けてしまいました。
普段からネジ部をきれいにして、たまにはラスペネ吹いて緩めるようにすればいいのかも。
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