待ちに待った10月…
遂に、全モータースポーツファンが富士スピードウェイに熱い視線を送る季節がきました!
WEC(世界耐久選手権)富士6時間レース!
今年は私も、満を持して現地観戦します!
数年前まではWECには行きたくともF1日本GPごとの金欠では…と避けてきました。
F1ファン歴15年の自分が日本GP行かずにWEC行くことはないだろうな。。
と思っていたのはいつの事やら、最近は鈴鹿ではなく富士を待ち遠しく思うように!
状況を変えたのは昨年から挑んでいるポルシェワークスの存在でした。
まだ実年齢が両手で足りるころ、BS1で偶然観てしまった「栄光のル・マン」。
録画方法を母親に聞いて、大急ぎでビデオデッキにVHSをぶち込み、小学校から帰ると繰り返し再生してマックイーンの勇姿を繰り返し観ました。
ポルシェAGが911GT1で優勝した1998年のル・マンはリアルタイムで観ることは出来なかったのですが、「うおーパワースライドしながら立ち上がるガルフカラーの917Kカッコいい!24時間走り続けるル・マンはなんて素晴らしいレースなんだ!」と少年の脳ミソに強烈なインパクトを与えたのでした。
ル・マンのTV中継を見始めたのは2000年から。ドイツのアウディAGがR8 LMPで初優勝した年です。その年に買ってもらった917Kのセブリング24時間仕様のモデルカーに「PORSCHE-AUDI」と記載があり、子供ながらに「関係あるメーカーなんだなー」と思ったことを覚えています。(このダブルネームは当時北米のポルシェ販売店がアウディも売っていたから、だったかな)
それから15年間、Audiはポルシェに変わる「現代の耐久王」としてル・マンを勝ち続けました。ベントレーやプジョーといった挑戦者を蹴落としながら、最新型R18 e-tron quattroは今期も優勝争いを続けています。
勝ち続けてスポーツブランドとして成功したAudi。F1参戦も噂されるなか、所属するVWグループが現状打破のために出した答えがまさかの同門ポルシェワークスの復活でした。
結果的にVWグループのレベルの高い「紅白戦」が毎戦展開され、ポルシェが今年のル・マンを制した、と言うことも出来るのではないでしょうか。
まーこれまで無視してきましたが(笑)、今年は昨年シリーズチャンピオンのトヨタに加えて日産も「GT-R」を冠してWECに殴り込みをかけるらしい!これは90年代後半のル・マンワークス戦争の再燃だ!
と一人興奮して、今年はF1ではなくてWEC富士に行きたいなと思った次第なのです。
(結果的に日産はR35の名残もないトンデモマシンで結果も散々でしたが…)
ハイブリッドカーの開発技術を競う、という面ではF1よりも遥かに実用的かつ市販車に近い技術を用いているWECマシン達。F1に代わってクルマの最新技術を観に行くためだけでも意義があるのではないかなと思っています。
さて、ここで一つ問題が。AudiかPorscheか、どちらを応援したら良いのだろう。
とりあえず今年は愛車を手に入れた恩もありアウディ応援席のチケットを入手しました。いろいろ義理もあるので。笑
ポルシェ応援席の特典ポスターはヤフオクでゴニョゴニョ…。
リザルトはどうあれVWを介した親戚同士の熱い紅白戦が展開されることを期待しています。
何より生919やR18が楽しみで今から眠れない!
久しぶりのウェーバーとの再会!(3年前の日本GP後、東京駅でサインしてもらいました)
朝のピットウォークはどこに行こうか!せっかくなのでロッテラーには愛車のキーにサインして欲しいな!写真も抜かりのないようガリピンで撮らなきゃ!ああどうしよう!
こんな感覚、初めて鈴鹿でF1を観た2010年以来です。
もし現地観戦される方がいらっしゃれば、長丁場の6時間を共に楽しみましょう。
富士は極寒らしいので、ヒートテックと雨具の準備も忘れずに。年に一度のお祭りを楽しみましょう!
僕の昨年型919とR18のモデルカー、どこにしまったかな。。笑
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2015/10/08 20:38:24