NeoNaoのブログ一覧

1/20以降データ収集システムの集計結果がおかしいので、問い合わせてみたところ、回答がありました。やはり、不具合のようです。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－
平素は、国の電気自動車普及に向けた研究事業にご協力頂き誠に有難うござい
ます。

　お問合せいただきました、1/20以降の走行データ閲覧時のデータの不具合につ
きまして、弊所にて調査、確認させていただいたところ、弊所側のデータ収集・
提供システムの方に不具合があることが判明致しましたので、現在、不具合解消
に向けて作業を進めているところでございます。

　システム復旧し正常なデータが収集でき、ウェブサイトでご覧頂ける用意が整
うまで、今暫くお待ちいただきますよう宜しくお願い申し上げます。

　以上、ご不便をお掛けし誠に申し訳ございませんが、ご理解のほど宜しくお願
い申し上げます。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

正常化には時間がかかりそうです。

やっぱり200Vで満充電にした方が良いようなので、久しぶりに200Vで満充電にしてみました。
場所はAEON大和ショッピングセンターです。
　以前は、パナソニック製充電器がiMiEV Mに対応していないようで、充電器のケーブルでは充電できず、付属ケーブルをコンセントに接続して充電していました。

今回、10か月ぶりで充電してみたら、充電器のソフトが変更になっており、本体ケーブルで問題なく充電できました。

iMiEVの取扱説明書に、「2週間に1回、普通充電で満充電にしてください」と書いてあります。これは物理的にどのような効果があるのか、ホームページから三菱自動車に質問してみました。以下が回答です。

－－－－－－－－－－－－－－－－
i-MiEVが走行に使用する駆動用バッテリーは、内部に多くの小型バ
ッテリー（バッテリーセル）が集合した構造となっておりますが、
走行により充放電を繰り返した場合、過充電や過放電となるセルが
発生いたします。

セルが過充電または過放電になると、セルは急激に劣化し、本来の
電池性能を発揮できなくなりますので、i-MiEVは普通充電で100％
充電するまでに、各セル電圧のばらつきを補正する機能を有してお
り、適度にこの補正を行っていただくことにより、電池の容量を最
大限まで使用することができます。

なお、この機能は、短時間で充電を行う急速充電時には作動させる
ことができないため、私どもでは2週間に1回、普通充電で100％充
電いただくようお願いしている次第です。
－－－－－－－－－－－－－－－－

リーフは普通充電でも80%充電を推奨しているので、100%充電は電池寿命には良くないのではないかと思って聞いてみたのですが、このような理由があったのですね。

早いもので、iMiEVに乗り始めて一年近くになりました。走行11,600km。当初思っていた以上に、乗っています。
　今日12カ月点検を予約していたのですが、あいにく雪。車で行けそうになかったらキャンセルしようと思ったのですが、朝10時前には雪はまだつもっておらず、ノーマルタイヤのまま4kmほど離れたディーラー（関東三菱自動車の横浜旭店)に問題なく着けたので、予定通り点検を受けました。

　ディーラーには急速充電器が今月から設置されていて、ついでに充電もしてもらいました。チャデモカードに対応していますが、三菱車であれば無料で充電できるそうです。

点検を受けている間に、雪は降り続け、帰る頃には少し積もっていました。帰りはノーマルタイヤのまま帰ろうとしたのですが、雪は激しく、渋滞で時間がかかりそうなので、途中で金属チェーンを付けました。2年前に、当時のっていたスマート用に買ったものを、初めて使いました。スマートとi(MiEV)はタイヤサイズが前後とも同じなのです。
　最近の金属チェーンは取り付けが簡単ですね。１つめは説明書を読みながらなので10分くらいかかりましたが、２つめは1-2分でした。このくらい簡単なら、値段の高いオートソックを買わなくてもいいじゃないかと思えるほどです。取り付けた時はやや緩めでも、走行中にきつく締まってゆくようになっています。
　雪道の運転は、意外と楽です。発進がスムーズで、上り坂の発進でもスリップしたりお尻を振ったりということはありません。

写真は環状二号線ですが、動けなくなった車が止まって渋滞の原因となっていました。行きは20分でディーラーについたのですが、帰りは4時間もかかりました。
　雪の渋滞で気になるのは、やはりバッテリーですね。曇り止めに暖房をつけているとバッテリーがなくなって途中で止まってしまうおそれがあるので、途中から暖房はOFF。曇り止めは冷房を使いました。
　帰りは、坂道を避けるため、遠回りして9km程度の行程でしたが、バッテリーインジケータの目盛りで14セグから4セグまで消費しました。ディーラーで充電しなかったらやばかったです。

冬になってEVの走行距離が短くなってきたこともあり、EVは横浜、川崎市内専用、それより遠い場合はガソリン車と使い分けています。

乗り比べる機会が増えたせいか、ガソリン車の市街地走行を不快に感じることが多くなりました。
何が違うんだろう．．．と考えてみると、発進のスムーズさが違うことに気がつきました。

ガソリンエンジンは低回転でトルクが落ちるので、発進の時にある程度エンジン回転をあげてやらなくてはなりません。その結果、トルクコンバータ方式のATでさえ、アクセルペダルを踏み込んでいくと、最初は車が前に出ないけれどもあるところで急にぐっと出る、という特性になってしまいます。特に、BMW 320i（E46)のエンジンは低速トルクが細いので、発進がスムーズにできないんですね。VW　ジェッタはもう少しマシです。

これに対して、iMiEVはほんの少しアクセルを踏んだだけでも車が反応して前進します。そこから踏み込めば踏み込んだだけ加速が得られます。加速感がリニアでスムーズなのです。
　この快適さに知らず知らずのうちに慣れてしまうと、ガソリン車に乗った時に違和感を感じるのでしょう。

同じ理由で、iMiEVは車庫入れも楽にスムーズにできます。
　ガソリン車は、段差があったり登り斜面で、クリープだけでは車が動かない時のスピードのコントロールが難しいですよね。アクセルだけでコントロールしようとすると急に飛び出してしまうので、アクセルを一定にして左足でブレーキを踏んで速度をコントロールしたりします。
　だけどiMiEVだとアクセルを微妙にコントロールすれば、速度を微妙にコントロールできるのです。左足ブレーキを使う機会は減りました。

今はガソリン車が標準だから、ガソリン車の低速特性が普通だと思われていますが、将来EVが普及すると、「ガソリン車は発進がスムーズじゃなく、車庫入れもギクシャクするからダメ」ということになるかもしれません。