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2017年07月17日

“POLAR BEAT” を効果的に使うために重要な設定

“POLAR BEAT” を効果的に使うために重要な設定 7月6日の記事で “POLAR BEAT” のスマートコーチング機能フィットネステスト”について、7月15日の記事では “ランニングインデックス” 及び “スマートカロリー” について紹介しました。

POLAR BEAT” を使うにあたり、必須の個人設定項目があります。今回はその中で特に重要な設定項目 “最大心拍数” について書いていきます。

また、スマートコーチング機能の “心拍ゾーン”、“トレーニング効果(Benefit Target)”、“トレーニング負荷” について POLAR のwebサイトから引用して触れることにします。



【 “POLAR BEAT” の個人設定は6項目 】
▼[設定]をタップ(左画像)し、[ > ]をタップする(右画像)と・・・

▼ 個人設定の画面に遷移します。設定項目は[性別]、[生年月日]、[身長]、[体重]、[トレーニング頻度]、[最大心拍数]の6つです。左画像(画像編集ソフトを使ってモノクロ化しています)は Week 28 までの設定、右画像は Week 29 からの設定です。




【[最大心拍数]の設定を変えると何が変わるのか 】
スピニングとウォーキングのセッションを例に Week 28 と Week 29 とではどう変わったのか並べてみます。Week 28 の画像はモノクロ化しています。

▼ スピニングの例。Week 28(左画面)では “トレーニング負荷” が[重い]、 “トレーニング効果” が[安定状態とテンポトレーニング]というフィードバックです。Week 29(右画面)は “トレーニング効果” が[基礎と安定状態のトレーニング]というフィードバックです。


▼ 同じスピニングの心拍数グラフ。左画面が Week 28、右画面が Week 29。



▼ ウォーキングの例。Week 28(左画面)では “トレーニング効果” が[基礎トレーニング、ロング]というフィードバックです。Week 29(右画面)は “トレーニング効果” が[回復トレーニング]というフィードバックです。




【 Polar “心拍ゾーン” 】
Polar心拍ゾーンは、心拍トレーニングをさらに効果的にします。トレーニングは、最大心拍数に対する割合(%)を基にした5つの心拍ゾーンに分けられます。心拍ゾーンを利用することで、簡単にトレーニング強度を選択およびモニタリングすることができます。



心拍ゾーン1でのトレーニングは、非常に低い強度です。トレーニングの原則は、トレーニング中だけでなくトレーニング後の回復時にもパフォーマンスを向上させることです。非常に低い強度のトレーニングにより回復プロセスを促進します。

心拍ゾーン2でのトレーニングは、持久力トレーニングであり、あらゆるトレーニングプログラムに不可欠な部分です。このゾーンでのトレーニングは軽めで、有酸素運動能力を向上させます。また長時間トレーニングを続けられるゾーンのため、エネルギー消費を増加させます。成果を出すには、継続が必要です。

心拍ゾーン3では、有酸素運動能力が向上します。トレーニング強度は、スポーツゾーン1、2よりも高くなりますが、有酸素運動が主になります。スポーツゾーン3のトレーニングには、インターバルトレーニングのリカバリーの後などがあります。このゾーンにおけるトレーニングは、心臓および骨格筋への血液循環の改善に特に効果があります。

潜在能力を最大限に発揮して競争したいなら、心拍ゾーン4および5でのトレーニングが必要です。このゾーンでの無酸素運動を、最大10分間のインターバルトレーニングで行います。インターバルが短ければ短いほど強度を高くします。インターバル間に十分に回復することが重要です。ゾーン4および5でのトレーニングパターンは、最大パフォーマンスを向上させるためのものです。


出典:
http://support.polar.com/e_manuals/M430/Polar_M430_user_manual_Japanese/Content/Heart-rate-Zones.htm



【 “トレーニング効果(Benefit Target)” 機能(有料オプション) 】
トレーニング効果機能は、トレーニングごとに効果に関するフィードバックを提供し、効果をより実感するのに役立ちます。また、フィードバックはFlowアプリおよびFlowウェブサービスでも確認できます。フィードバックを得るには、心拍ゾーンで合計10分以上のトレーニングをする必要があります。

トレーニング効果に関するフィードバックは、心拍ゾーンに基づき、各心拍ゾーンにおけるトレーニング時間と消費カロリーから判断されます。

各トレーニング効果の説明は、下の表をご覧ください。




出典:
http://support.polar.com/e_manuals/M430/Polar_M430_user_manual_Japanese/Content/Training-Benefit.htm



【 “トレーニング負荷” 機能 】
トレーニング負荷はトレーニングセッションの激しさの程度に関するテキストのフィードバックです。トレーニング負荷の計算は、トレーニングにおける重要なエネルギー源の消費(炭水化物とプロテイン)に基づきます。

トレーニング負荷機能により、様々なトレーニングセッションの負荷を比較できます。例として、長時間の低強度のサイクリングセッションの負荷を短時間の高強度のランニングセッションの負荷と比較できます。セッション間の正確な比較を行うために、Polarではトレーニング負荷を必要なおおよその回復時間に換算して表しています。

セッション後に、Polarアプリのトレーニングサマリーでトレーニング負荷の説明が確認できます。トレーニング負荷のそれぞれのレベルに必要なおおよその回復時間はこちらで確認できます:

・ 軽い 0~6時間
・ 適度 7~12時間
・ 重い 13~24時間
・ とても重い 25~48時間
・ 非常に重い 48時間以上

Polar Flowウェブサービスでは詳細なトレーニング分析が用意されており、セッションの負荷に関する、より正確な数値を確認できます。


出典:
http://support.polar.com/e_manuals/M430/Polar_M430_user_manual_Japanese/Content/Training-load.htm



【 最後にちょっと 】
POLAR BEAT” を使うにあたり、“最大心拍数” を適切に設定することがいかに重要かご理解いただけたのではないでしょうか。

ただ、「自分の“最大心拍数” が『計算式:220 - 年齢』で適切かどうかわからない」といった方もいらっしゃるかもしれません。

私の場合は1年近く有酸素運動時の心拍数を記録してきた末、『計算式:220 - 年齢』ではつじつまが合わないと実感するようになりました。そこで『計算式:210 - 年齢 ÷ 2』にたどり着いたわけです。

身をもって実感できるようになるまでは、“最大心拍数” は暫定的に『計算式: 220 - 年齢』とするのが安全かと思います。

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