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2016年10月23日 イイね!

La Festa Mille Miglia 2016 @湘南T-SITE その10 (最終回:“Closed Listクラス”編)

La Festa Mille Miglia 2016 @湘南T-SITE その10 (最終回:“Closed Listクラス”編)Closed Listクラス”とは “La Festa Mille Miglia” の参加車輌条件によるクラス分けで1958年1月1日~1967年12月31日に製造された車輌を指します。

しかし、上記期間内に製造された車輌であっても “La Festa Mille Miglia” の参加車輌条件を満足することにはなりません。現実的には本国の “Mille Miglia” の車名リストに倣うようです。2016年はこのクラスに28台のエントリーがありました。



カンタトーレ・ドメニコさんの “1964 FERRARI 330 GT 2+2” は『著名人の所有車編』ですでに紹介しました。

今回はその1台を除き、私のカメラに収めた中から個人的に気になる車輌10台を取り上げます。



【 “Closed Listクラス”10台 @湘南T-SITE 】

▼ 1958 JAGUAR XK 150 DHC。エントリーNo.107。『“Post War-IIクラス”編』で取り上げた XK 120 のウィンドスクリーンが2枚ガラスであったのに対し、こちらは1枚ガラスです。



▼ 1958 ALFA ROMEO GIULIETTA SPIDER。エントリーNo.110。『“Post War-IIクラス”編』で取り上げたエントリーNo.102よりさらなるレーシングモディファイが施されています。



▼ 1958 AC ACEA。エントリーNo.111。『“Post War-IIクラス”編』で取り上げたエントリーNo.85はオープンモデルでした。こちらはクーペボディなので “ACEA” ではなく “ACECA” が正式名称では?



▼ 1959 MG MGA。エントリーNo.90。



▼ 1959 MG MGA FHC。エントリーNo.117。



▼ 1959 LANCIA APPIA ZAGATO。エントリーNo.118。ランチアの小型モデル “APPIA”(アッピア)です。



▼ 1959 LANCIA FLAMINIA SPORT ZAGATO。エントリーNo.124。ランチアの大型高級乗用車 “FLAMINIA”(フラミニア)です。



▼ 1959 LENHAM GTO。エントリーNo.127。『著名人の所有車編』で取り上げるべきでした。勅使河原隆弘さんがドライバーを務めていました。



▼ 1960 ALFA ROMEO GIULIETTA SS。エントリーNo.123。こちらも『著名人の所有車編』で取り上げるべきでした。清水國明さんがコ・ドライバーを務めていました。



▼ 1962 LANCIA FLAMINIA GT TURING 3C。エントリーNo.128。エントリーNo.124が “ZAGATO” であるのに対し、こちらは “TURING” です。




【 最後にちょっと - 競技内容、2016年の優勝者など 】
このクラスのエントリーを生産国別に並べると、伊車:12台 > 英国車:9台 > 独車:4台(全て PORCHE 356)> 日本車:2台(全て TOYOTA 2000 GT)> 米国車:1台(CORVETTE C1)でした。ここでも仏車のエントリーが皆無だったのは寂しい限りです。

さて、10回を重ねる連作記事となりましたが今回をもって最終回といたします。最後に以下の話題で〆ることにします。


■ 競技内容について(C.O.競技、P.C.競技、減算ルール)
過去(2010年?)に参加された方がブログを公開していらっしゃいます。2011年2月以降は更新されていませんが、そのブログから2本の記事をリンクさせていただきます。オススメの内容です。

http://blog.goo.ne.jp/dentist4618/e/aa39a667b18499ba90a85ff4cfc15cce
La Festa Mille Miglia(ラ・フェスタ ミッレ ミリア)の競技内容
2010年10月15日

http://blog.goo.ne.jp/dentist4618/e/384ebf366447affb07d3a471863ed082
La Festa Mille Miglia 線踏み練習。
2010年09月15日

スピードを競うわけではありませんが、いかにクルマを操る技術(特にアクセルワーク、クラッチワーク)が必要かがわかります。


■ 2016年の表彰会場の一コマ
優勝された竹元夫妻です。なんと8連覇だそうです。式ではドレスコードがあるようですが、竹元氏は英国紳士のようないでたちですネ。見習いたいです。

竹元氏は『BUGATTI T35/T35B/T35C編』のトップで紹介したエントリーNo.3の “1926 BUGATTI T35” のオーナーさんです。

Source:
http://www.historiccar.jp/historic_car/topPageJp.action

おしまい。
Posted at 2016/10/23 21:11:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | Rallye de l'elegance | 日記
2016年10月23日 イイね!

La Festa Mille Miglia 2016 @湘南T-SITE その9 (“Post War-IIクラス”編)

La Festa Mille Miglia 2016 @湘南T-SITE その9 (“Post War-IIクラス”編)“Post War-IIクラス” とは “La Festa Mille Miglia” の参加車輌条件によるクラス分けで1950年1月1日~1957年12月31日に製造された車輌を指します。

2016年はこのクラスに49台のエントリーがあり、最も台数の多いクラスとなりました。クラシックカーの広義の定義(製造後30年を経過した車輌)に当てはめれば、新しすぎず古すぎずで丁度よい頃合いの年代なのでしょう。



鈴木亜久里さんの “1955 TRIUMPH TR3”、味岡儀郎さんの “1955 TRIUMPH TR2”、横山剣さんの “1956 AUSTIN HEALEY 100/4 BN2”、近藤真彦さんの “1956 ALFA ROMEO GIULIETTA” は『著名人の所有車編』ですでに紹介しました。

今回はそれらの4台を除き、私のカメラに収めた中から個人的に気になる車輌18台を取り上げます。



【 “Post War-IIクラス”18台 @湘南T-SITE 】

▼ 1950 FIAT 1100 S。エントリーNo.54。ピニンファリーナのデザインしたクーペボディです。サイドパネルの低い位置にエンブレムが見つかります。当時のこのクラスではずば抜けた性能を誇り、英国ではスポーツサルーン扱いされたようです。



▼ 1951 GIAUR TARASCHI 750 SPORT。エントリーNo.55。ジャウラタラスキと読むようです。世界で(それとも日本で)現存するのは3台という希少車のようです。



▼ 1951 JAGUAR XK 120 ROADSTER。エントリーNo.58。創業者ウィリアム・ライオンズのデザインによる流麗なフォルムです。名前のXKは搭載エンジン(直列6気筒DOHC)の型式名、120は公称最高速が120mph(193km/h)であることに由来します。



▼ 1952 TRIUMPH TR2。エントリーNo.49。



▼ 1953 JAGUAR XK 120。エントリーNo.63。ウィンドシールドを替えたレーシングモディファイが施されています。エントリーNo.58も左ハンドルでしたがこの車輌も同様です。生産台数の実に90%以上が輸出向け(特に米国)であったため入手しやすいのは左ハンドル車ということのようです。



▼ 1953 LANCIA AURELIA B20 SERIES 2。エントリーNo.65。AURELIA は世界初のV6エンジン搭載車として知られています。B20のエンジンは2種類ありましたが、この車両は1,991ccエンジン搭載車です。



▼ 1954 FIAT 1100 TV PININFARINA。エントリーNo.78。ピニンファリーナのデザインしたスペシャル・モデルです。TVとはツーリング・ヴェローチェの略で、1100 TV 自体がスポーティ・セダンです。



▼ 1954 JAGUAR XK 120。エントリーNo.79。



▼ 1954 JAGUAR XK 120 DHC。エントリーNo.80。



▼ 1954 ASTON MARTIN DB2-4。エントリーNo.81。フィックストヘッドならではの独特なリアビューです。



▼ 1955 PORCHE 550 RS。エントリーNo.57。車名の550は乾燥重量550kgに由来します。ジェームズ・ディーンが乗っていたモデルとして有名です。



▼ 1955 AC ACE。エントリーNo.85。ACと聞けば AC COBRA を思い浮かべますが、その前身とも言えるモデルです。



▼ 1955 AUSTIN HEALEY 100/4。エントリーNo.87。HEALEY は経営の悪化から AUSTIN の傘下に入りました。



▼ 1956 MG MGA。エントリーNo.94。流麗なフォルムです。生産台数の約半数が左ハンドルの輸出向けでした。この車両にはウィンドシールドを替えたレーシングモディファイが施されています。



▼ 1956 FIAT MONTEROSA SPIDER。エントリーNo.95。MONTEROSA はトリノにあった小さなカロッツェリアで FIAT や LANCIA をベースにモディファイしたモデルを造りました。このモデルのベースは FIAT 600 です。



▼ 1957 BANDINI 750 SPORT。エントリーNo.96。小さな小さなカロッチェリアが生んだ最も成功したモデルで、ノーズの低い独特のフォルムです。“Saponetta”(石鹸)という愛称で呼ばれていたようです。



▼ 1957 ALFA ROMEO GIULIETTA SPIDER。エントリーNo.97。



▼ 1957 ALFA ROMEO GIULIETTA。エントリーNo.102。ウィンドシールドを替えたレーシングモディファイが施されています。




【 最後にちょっと 】
独車はエントリーNo.57の他に8台(全て PORCHE 356)ありましたが、仏車のエントリーが皆無だったのは寂しい限りです。

英国車の JAGUAR XK 120 は他にも1台あり合計5台のエントリーでしたが、独車の代表である Merceds-Benz のエントリーが皆無なのはなぜでしょう。

本記事では伊車を8台取り上げましたが、PININFARINAは別格として、MONTEROSA、BANDINI といったカロッツェリアの手がけたモデルが印象的でした。

(続く。次回で最終回を予定しています。)
Posted at 2016/10/23 08:22:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | Rallye de l'elegance | 日記

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