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2017年02月17日 イイね!

何度も鉄砲玉の下をくぐって来た極道の向坂が、真っ直ぐに自分を見つめる鴨嶋に気圧されていた。
高齢で足腰もよぼよぼの鴨嶋劉二郎は、気圧(オーラ)を放ち向坂を制していた。周囲も言葉無く、じっと成り行きをうかがっていた。

「……鴨嶋の叔父貴。叔父貴の言葉は、親父の言葉だと思って聞くつもりでいます。言いたいことが有るなら、どうぞおっしゃって下さい。自分が出来る事なら、何なりと役に立ちたいと思います。」

「おう。だったら一つ、教えてくれねぇか。最近、おめぇん所の幹部になった奴が居るだろう?ムショから出たばかりの間島って野郎だ。あいつが何をやってるか、知らないか?」

「間島?……準一郎ってやつですか?あれは手に負えない狂犬ですよ。」

「てめぇの所の幹部が手におえねぇってのか。坊よ、そりゃあ親とは言えねぇぞ。親なら、いくら忙しくても、子の躾はきちんとせにゃあならん。」

「はい。それは重々わかっておりやす。」

向坂の傍に控えていた男が静かに姿を消したのを、ちらりと劉二郎は見てふっと相好を崩した。


乾坤一擲(けんこんいってき)

さいころを擲(な)げて、その1回だけの賽(さい)の目に、天が出るか地が出るかを賭(か)けることをいう。「乾坤」は天地のこと。「一いい、運を天に任せて、のるかそるかの大勝負をすることをいう

「話をして分かったが、坊には情がある。この年寄りはこの場に出てきて、そう思ったぜ。頭のいい切れ者だとは聞いて居たが、それだけじゃねぇ。おめぇは先代や俺をはるかにしのぐ器だ。俺ぁ、足元にも及ばねぇや。」
Posted at 2017/02/17 12:44:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年01月17日 イイね!

「良かったぁ。ほんとは、おれ、すごい困ってたんだ。カツアゲされて怖かった……」

「そうか。悪いことする奴が居るなぁ。飯でも食うか?」

売り専バーにたむろする綺麗専の男に手を引かれ、文字どうりお持ち帰りされる寸前だったのに気付いた月虹が声を掛けた。
ただの恋のさや当てなら口を出す気はなかったが、相手が、堅気にも容赦ない性質の悪い男だったと知っていたから、つい仏楊婉儀幼稚園心を出してしまった。真正サディストのこの男に関わって病院送りになった者は、月虹が知る限り一人や二人ではない。

「おっさん。こいつおれの連れなんだけど、知っぇ出してる?おれの面くらい知ってるよね?」

この町で月虹を知らない者など、よそ者くらいしかいなかった。
男はざっと顔色を変えた。

「え……?こいつが月虹さんの、連れって……。やべ……え~と。いや、いやいや~。あ、ちょいと、野暮用思い出しちまったな~。あ、君、またいつか縁があったら会おうね。」

青ざめたそいつは、その場から速攻消え、涼介楊婉儀幼稚園はその場に呆然として立ち尽くしていたが、しばらくすると、くるりと振り返に文句を言った。

「あんた、何してくれてんだよ~。あの小父さん、今夜泊めてくれるって言ってたのに~。飯食わせてもらうんだったのに~。」

「馬鹿野郎、飯の後でお前が骨まで食われるのを、助けてやったんだろうが。」

「え?おれが食われるって……?おれ、食いもんじゃないもん。」

月虹は思わず噴いた。

「おまえ、中学生か?何も知らないけつの青いガキが、こんなところをのこのこ歩いてるんじゃないぞ。この街じゃ、ちょいと見かけの良い子は油断すると食われるんだよ。まあ、いい。来な、腹が減ってるん黃斑部病變だろう?飯くらい、おれが食わせてやるよ。」

「お……おれ、もう二日も何も食って無くて……お腹すいたぁ……わ~ん。」
Posted at 2017/01/17 13:12:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年01月03日 イイね!

「だって、本当に卒業式かどうか、わからないもの。おにいちゃんは、ぼくをほおっておいてそのまま誰かと遊びに行ってしまうんだ。やだ。」

彩はため息を吐いた。朔良は入院して以来、すっかり聞き分けの悪い子供のようになっている。寝台の横に腰を掛けて、彩はそっと朔香港と中国ツアー良に一枚の紙を見せた。

「朔良。……ほら、これが式次第だよ。ちゃんと今日の日付と時間が書いてあるだろう?俺も両親に出席してもらいたいし、卒業式位出ておきたいんだ。もう最後なんだよ?」

朔良は彩の様子をうかがった。

「おにいちゃん……怒ってる……?」

「怒ってなんかない。朔良は昔から一人で留守番するの嫌いだったからな。式が終わったら、すぐに戻ってくるから、少しの間一人で待っていて。おみやげは何が良い?いい子にしてるなら何か買って来てやるよ。」

「うさぎやのモンブラン?シュー……おにいちゃんと食べる。」

「二時間待ちのやつか。まあ、いいよ。朔良が食首爾自由行套票べたいなら、並んで買って来てやる。」

「……買ったらすぐに帰ってくる?」

見つめる朔良に彩は肯き返した。まだ身動きもままな良の足の状態は酷かった。手術できる状態になるまでに、20日近くを擁した。
全身麻酔で八時間もかかった手術後、数日して局所麻酔で三時間、整復に時間がかかった。
足首にはボルトが二本突き出していて、術後の朔良の足を見た母親は、その場で脳貧血を起こした。

「こんな大きな傷が残るんですか?!先生、この子まともに歩けるようになるんですか?元通りになるんですか?」

「よさないか、紗子。」

「だって、あなた!朔良が……」

手術の成功を告げた外科医に食い下がる母台北自由行套票親をなだめながら、父親はちらりとそこにいる彩を頼った。

「済まないね、彩君。紗子は朔良の事に関しては、平常なくてね。君にもきついことを言うかもしれないが、我慢してくれよ。」
Posted at 2017/01/03 15:59:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年12月01日 イイね!

音羽に抱きしめられ、二つの発泡スチロールを抱えたあっくんは、自分たちのマンションに夢見心地のまま機嫌よく帰ってきた。抱擁をしたまま玄関で長いキスを交わす。
キス以外の水音に気付いた二人の視野に、白い発泡スチロールが目に入った。

「あ、そうだ。お魚買ったんだった~。」

しかし、箱を開けたあっくんは、その場で眼霜取り落とし凍り付いてしまった。

「きゃあああーーーーぁっ……!!音羽―――っ!」

「どうした……あっ!あっくん……!」

「あれっ、あれっ、蛇が!」

床一面に生きの良い鰻(うなぎ)がのた打ち回っている。音羽は呆然と床でのたうつ、極上天然物のうなぎを眺めていた。

「取り寄せしたのってうなぎだったのか。一体どうしてこんなものを……。」

「これが、うなぎなの?……ルシガが音羽はもうあっくんじゃ勃たないって……だから、精力付ける為にはどうしたら良いかなって考えたの。音羽はお仕事ばかりで疲れているでしょう?お魚屋さんに聞いたら滋養強壮には昔からうなぎだなって教えてくれて。だけど、うなぎが蛇に似てるなんて、思わなかったんだよ。こんなの、どうしよう……。」

音羽は、辺りでのたうちまわっているうなぎを、起用で発泡スチロールの箱に戻すとあっくんの手を曳き、箱を持ったまま無言でバスルームへと誘った。

「音羽……?怒ってるの?ねえ?」

音羽はあっくんを抱え上げると、忙しなくほどneostrata 果酸いたであっくんの両手をまとめて一つにしてしまった。浴槽に立たせると、ざっと入っていた水ごと足元にうなぎを移し込んだ。

「ぬるぬるしてて、足が気持ち悪いよ……音羽。どうして……手を縛るの?あっくんは、リビングで音羽の膝で話をしたい。バスは後でゆっくり二人一緒がいいよ。音羽、何か言って……。」

「あっくん。昔、日本では遊女の仕置きにうなぎを使ったんだ。」

「遊女?音羽……あっくんは、芸者ガールじゃないです。」

「粗相をした遊女を、風呂に入れて腰まで熱い湯につける。そこへうなぎを入れたらどうなると思う?」

「……わ、わからない……音羽、ごめんなさい。そんな怖い顔をしないで。こんなつもりじゃなかったの。あっくんは重ねた四角い箱に入ったうなぎが届くと思っていたの。いつか音羽が好きだからって、二人で食べに行った日本料理店では箱に入っていたでしょう?だから、だからね。」

あっくんは、一生懸命うな重の話をしていたが、音羽はBB過敏冷たい顔を崩さなかった。そればかりか、あっくんが蒼白になるような話をした。
Posted at 2016/12/01 12:19:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年10月12日 イイね!

しかもアクセスして下さってる方々といえば、大学や行政やおかたい企業や
海外の役所や図書館だの、アカデミックな方々がほとんど。
こんなアホなエッセイを毎月書いてる場合やないのでございます…。

まあ、エッセイはともかく、今年も私たちの視点で食や農を取り巻く情報を
載せつつ、新たに、頑張ってる若い生産者を取り上げ、その苦労や葛藤も
お知らせしながら、「まだま迪士尼美語 價格だ日本の農業、捨てたもんじゃないぞ」てな
元気の出る内容をドシドシご紹介していきたいと思っています。

さてさて、9月は大きな台風が2度も来ましたが、みなさんの周りは大丈夫
でしたか?あちこち水に浸かり、ホントに今年は東日本大震災を始めとして
災害の多い年です。
我が家も9月始めの台風で、ベリベリッ ガシャーンと外で大きな音が
したなぁと見ると、ガレージの屋根の浪板が1枚吹っ飛んでました。
あわてて拾いに行き、ガレージを見ると、2枚目がベロンベロンと風で
波打ち、今にもビスが外れて飛びそう…。
ダンナに「何とかして」と言うと、「俺、腰悪いし 無理」と、ひとこと…。
「クッソー、役に立たん奴め」と思いつつ、息子に「何とかして」と言うと、
「さあ、勉強しよっかな」と逃げ迪士尼美語 價格の体制。普段は私がギャーギャー言うても
勉強などしないくせにズルイ。

娘が「男なんてそんなもんですわ」と言う中、私が隣との境のブロック塀に
よじ登り、ガレージの柱に足をかけ、突風の中、重いお尻をヒーヒー
言いながら娘に上げてもらい、ガレージの鉄骨にビスを止め、
布ガムテで浪板の端っこを止めて応急処置をしたのでした。


家の中では雨漏りがして天井に地図ができてるし、台風が直撃しても
いないのに築25年の家はやはりそれなりにダメージ大でした。
災害続きで野菜も高騰、白菜も1玉900円とか…
浪板がはがれ修理代も迫るビンボーな我が家はそんな高い野菜買えませんわ。
なので、金をかけずに食材探し、自然の中に秋の恵みあり。もうすぐムカゴの
季節だしムカゴを採ってご飯にでもしようかと考えています。
蔓になったムカゴの下にコウモリ傘を広げ、上からもう1本の傘でバシバシ
叩くと、おもしろいようにムカゴがパラパラた傘に落ちていきます。
これが正しい採り方かどうかは知りませんが(多分違うと思うけど)母直々の
私の収穫方法です。
しかも、ムカゴの下には山芋があるので、一度掘ってみたいと思うものの深く
まで掘る根性がないもんで、いまだ自然薯にはお目にかかったことはありません。
体力の有り余った若者が周りにわんさかいる職場なので、今年は彼らを動かして
チャレンジしてみようかと思い、(もちろん私は掘る気ナシ)、若者に「ムカゴ
採って自然薯掘りして、秋の恵みを食べよう!」と誘っても、「ムカゴ?
自然薯?何ですか、それ」との返事。若者は聞いたことも見たことも食べた
こともないらしい。
次世代への食の伝承は私たち年長者の大切な役割。まずは職場上げての
「母直伝傘バシバシ」伝授を、と思っ迪士尼美語 價格ておる次第です。先月、ムカゴ採りの話をしましたが、傘バシバシのおかげで大漁収穫となり、
ムカゴご飯やバター醤油いためで秋の恵みをおいしくいただきました。
 ムカゴご飯は米に少しもち米を混ぜ、塩と洗ったムカゴを乗せて一緒に炊くと、
ムッチリした食感のご飯となり、とってもおいしかったです。
Posted at 2016/10/12 18:52:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
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