連休の家族旅行は、5歳児にとって 9回目の信州。
そのうち半日は、本人たっての希望により JR東の某駅へ。
鉄道ネタに飽きた奥様をアウトレットに送ってから移動。
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JRグループの中で最高地点にある駅が、
小海線の
野辺山駅。
駅舎の窓ガラスには、雪に覆われた山の頂が映り込んでいた。
わくわくエコランドというキャッチフレーズの 高原の観光路線。
駅の近くには、
国立天文台・野辺山のパラボラアンテナも見られる。
ほどなく、クルマではなく 鉄道車両の
ハイブリッド車がやってきた。
世界初のハイブリッド鉄道車両キハE200は、小海線の名物車両だ。
車内には、ハイブリッドの仕組みを説明する掲示物もあった。
運転席のシステムモニタ画面。停車中はアイドリングストップ。
エンジンの力で発電し、バッテリーを介してモーターを駆動する。
ローカルの普通列車だが、観光列車らしく お客さんは 結構多い。
停車中の運転手さんも、お客さんの質問に答えるなど 大忙しだ。
運転士さんが運転席に戻って、列車無線で なにやら やり取り。
すかさず「なにか あったんですか?」と質問する5歳の鉄道マニア。
「行き違いの列車が、ちょっと遅れてるみたいだよ」との答えに、
「やっぱりね...そうだと思いました。」とナマイキなコメント。
遅れていた対向列車は、
従来型気動車キハ110系の小諸行き。
「キハ112は 110系の片運転台タイプなんです」と幼児の説明。
運転手さんによると、数年で 全車がハイブリッドに変わるらしい。
「古いディーゼルの方が貴重かもしれないよ」と5歳児に教えてくれた。
対向列車の到着後、待っていた小淵沢行きの列車が発車。
クルマのハイブリッドと違い、エンジン全開で消えていった。
野辺山の駅前には、昔 小海線で活躍していたC56が展示されていた。
幼児は「おかしい...
架線注意のシールが無い。」と探して回っていた。
駅前のお土産屋さんに、C56が活躍していた時代の写真があった。
高原のポニーという愛称がぴったりの写真と、それを
撮影する5歳児。
Posted at 2010/05/09 07:53:48 | |
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子供と鉄道 | 日記