ビート礼賛記事、その5です。
今回はNavi誌で連載されていた記事を単行本化したものから。
その名も「徳大寺有恒といくエンスーヒストリックカーツアー」(二玄社、2008)です。
様々な自動車博物館やショップ、ガレージなどを訪問して徳大寺氏のうんちくを頂戴するという企画。
この中でビートが紹介されています。場所はホンダコレクションホール
徳大寺「やっぱりこれは傑作だな、ビート(91年)。買わなかったことを後悔している車の筆頭だよ。」
松本「トヨタの初代MR2に続く「買わずに後悔」シリーズの第2弾ですか(笑)期せずして2台ともミッドシップですね」
~中略~
松本「もしかして、巨匠にとって歴代のホンダ車の中でビートがナンバー1とか?」
徳大寺「ナンバー1かどうかはともかく、相当にいいと思うな。」
担当「それだけ気に入ってたのに、なぜ買わなかったんですか?」
徳大寺「買っても持ちきれないと思ったんだよ。当時は手持ちの車がいっぱいあってさ。セルシオ、GT-R、そしてNSXだったかな?他に古い車もあったし。」
ビートのデザインは89年の東京モーターショーに発表されたピニンファリーナのスタディモデル「ミトス」が原型とされている、というようなことも掲載されています。
徳大寺氏は時々評価がひっくり返ることもありますが(笑)、ビートは変わらずお気に入りなようでした。
この本は他にも数多くの車も紹介されており、暇つぶしには非常にいい本ですwおすすめ。
Posted at 2017/09/04 00:51:07 | |
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