知人の医師が岩手の大槌町での震災支援のため、はるばるオーストラリアから駆けつけ
その記録として書いた
ブログがあります
メディアが伝える情報も、以前のように被害をマスで伝えることから、
住民ひとりひとりや、コミュニティを中心とした報道に変わってきてはいますが
それでもやはり、現地に居た方でないと気づかない視点があるのだ、と感じます
印象に残った記事のひとつが、希望の灯火というタイトルで
ローソンの再開を伝えるもの
取り壊されるのは時間の問題だろう、と思われるほどの被害を受けた店舗が
1ヶ月半ほどで完全復活オープンし、それを喜ぶ町の人たち
先生はこのように書いています
「町に店の明かりが消えてひと月半。その最初の明かりがその青い灯火なのです。
町に灯るローソンの明かりが、ぼくには希望の光に見えました。」
ローソンは阪神大震災のときにも、被害が少なく営業できる店舗は震災の当日からオープンし、
渋滞する道路を避けバイクで商品を運んだり、といったことをしていたそうです
今回の震災でも、全国の工場で生産した食品を、東北地方の避難所や店舗に優先して配送する、
という方針を震災の2日後に
発表していますし、被害を受けた店舗の再開にも積極的だと感じます
ソフトバンクの孫社長は、震災孤児となってしまった子供たちに無料の携帯電話を寄贈する、
と
ツイッターで発表していますし、かなりの額の寄付もされていますね
テレビでは焼肉店の食中毒問題など、企業やそのトップとしての対応が痛々しく思えるニュースが流れていますが、
それが全てでは無くって、短期的な損得とは違った視点から考えて行動している、企業や社員の方も沢山いて、オーストラリアから自分で準備して駆けつけるドクターもいます
なんだかそんなことを再確認したくて、このブログを書きました
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Posted at
2011/05/15 09:45:44