2015年10月02日
アコードハイブリッドCMBSの誤作動と思われる事象が頻発したのでディーラーには複数件の、誤作動と思われる証拠の動画を提出しています。
これについては、以前から本ブログを通じて繰り返し記載しています。
ホンダのお客様相談センターによると
「事象の認定をしていないので現段階では解答できない」
とした決まり文句を言われます。
事象の認定とは何かについては
「スタッフが同乗し、同条件で再現することを確認すること」
と言われます。
まあ、言っていることはごもっともなのですが・・・・・・。
ところが、実際の検証は、これとは掛け離れ、ずさんな内容でした。
私が提出した動画は、
・ 自宅周辺の一般道を含む通常走行中(時速40km~50km)の誤作動動画(6件)
・ 自宅の駐車場内(時速10km以下)での誤作動動画(1件)
です。
7月16日の協議中に、
私:「異常なしと言っていますが、どこで検証したのですか」
と検証したスタッフに質問すると
スタッフ:「駐車場と○○橋です」
と返答がありました。
○○橋での誤作動動画は1件も提出していません。
つまり、動画で記録されている場所で、再現検証したのは「駐車場内」だけだったのです。
なんと、時速10km以下の、一番どうでもいい駐車場内での事象を再現検証していました。
自宅周辺の、一般道を通常走行中の危険な事象については、その現場で全く検証していませんでした。
ディーラーには一連の経緯説明の中で「○○橋周辺でも何回か誤作動しました。」と話しましたが、
○○橋周辺のどこで、どのように誤作動したのかは全く話していません。
証拠動画の一般道の現場は、自宅周辺も幾つか含まれています。
しかも、その現場はディーラーから○○橋との距離と同程度です。
現場に行けない理由は、全くありません。
要するに、私が提出した、一般道を通常走行中の誤作動を記録した現場では、全く検証していなかったのです。
これで「検証の結果は、異常無し」と一方的に言い放っているのです。
事象の認定とは「スタッフが同乗し、同条件で再現することを確認すること」と言っておきながら、別の場所で検証しています。
これって、メーカーの検証として適切なのでしょうか?
現場で検証せずに、どうして異常なしといえるのでしょうか?
ホンダは、ユーザーに対して言っていることと、自分たちがやっていることが全く違います。
少なくとも、本件に関しては、そう言えます。
ちょっとあり得ない、ずさんとも言える検証です。
Posted at 2015/10/02 10:32:02 | |
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