D.A.D / GARSON D.A.D シートベルト ボタンカバー  

D.A.Dギャルソンブランドから発売されている、シートベルトバックルのボタンに被せるデコレーションパーツ。保安基準の関係上、通常は赤色でなければならないと定められているシートベルト解除ボタンを、メッキとスワロフスキー（イミテーション宝石）でキラキラピカピカにデコってしまおうという、ちょいワルなパーツです。取り付けるボタンの形状に合わせてタイプA～Pの16種類がありますが、デイズにはタイプK（NSB1093 / NSB1094用）が適合します。また商品のバリエーションとして、スワロフスキーは2つでメッキ部分をメインに仕立てた「シートベルトボタンカバー」と、全面にびっしりとスワロフスキーを散りばめた「クリスタルシートベルトボタンカバー タイプ エグゼクティブ」の2種類の形状があり、更にスワロフスキー部分の色違いで各11色のカラーバリエーションがあります。私はクリスタルでもエグゼクティブでもない普通な方の、「ブラックダイヤ」カラーを選択しました。これはスワロフスキー部分が光の加減で黒っぽくも光り輝くようにも見え、派手すぎず地味すぎずの手堅いカラーということになると思います。

内装をモノトーンで統一しようと思い、2017年3月に同ブランドのシートベルトバックルカバー（次レビュー参照）と共に発注し、注文から10日ほどかかって4月に到着しました。価格は左右2個セットの価格ですが、後部座席にも取り付けたので、実際の購入金額は2倍です。純正状態のままでは赤色が目立つシートベルトボタンをメッキ化できるパーツは他社では見かけないので、これを選んだのですが……うーん、わりと高額な商品の割には、ちょっぴり微妙ですかね？ 他の方のレビューでもよく言われるように、このパーツをボタンに張り付けても隙間からボタンの赤が目立つ形で見えてしまい、薄っぺらいパーツを貼っているのが丸分かりで、純正感を大きく損ねます。まあ本来赤色でなければならないパーツなのですけれども。商品見本の写真はボタンのパーツを黒く塗装しているように見受けられますが、分解塗装となると大変ですし、安全に関わる部品なので元通りに組み立てられないと困りますし、そもそも車検で外せと言われたときに困りますし、そこまでするのはちょっと。逆に、赤色のスワロフスキーで全面を覆うタイプであれば実は車検適合だったりするのかどうか、ちと気になるところです。

まあ、色々不満や、ちょっとポリシーに反したアイテムだったかなという思いはありつつも、視界に入ったときの満足感はあります。

関連情報URL：http://www.garson.co.jp/lcc/seatbelt_bc.html