10月4日(水)、秋のシーズン開幕戦(^^)
SUGOサーキットゲーム第4戦に参加してまいりました。
当日は相当な参加台数でしたが、
平日に盛り上がるのは非常に喜ばしい限りです。
この日は気温も湿度も低め。時折小雨がパラつきましたが、
路面はドライでタイムの出る良い条件が揃った1日でした。
ご参加の皆様もベストを更新された方が多かったようですね。
ソコはもれなく、自分もベスト更新でした(^^)v (なぜか予備の2年熟成タイヤで・・・)
およそ5ヶ月ぶりの走行で若干心配でしたが、それなりに走れたなと。
自分的に今回は、11月4日の東北NO.1決定戦の練習走行でもありました。
さて、今回の目に見える部分の変更点はホイールです。
やっぱり前後TE37です(^^) それもホワイトじゃなくてブロンズ。
イマまでのタイプCと比べると、見た目の印象がかなり変わりました(^^)b
世代ですなぁ・・・(笑)
そして、お隣のPITには友人のしゅうさんEK号です。
しゅうさん号の後方に控えるガンメタS2000は、同じチームのまるる号(語源は深いので割愛・・・笑)
3台とも社長様の手掛けた本気マシン達ですが、こうして一緒に走れるのは嬉しいですねぇ(^^)
他にもK君夫妻のEK、EG、それからHND氏EK号と総勢6台での参加でした。
それで今回のサーキットゲーム、いつも以上の参加台数への配慮なのか、急遽走行枠の変更が。
我々のMAX-NAは、上位クラスのEX、更に同クラスのターボクラスとの混走に。
さて、タイムチェックとなる1回目の走行がスタート。久しぶりのコースインです。
慎重に、徐々にペースを上げ、6周目のアタックでいきなりベスト更新の1’37”350(@o@;)
今日はコンディション良くて、タイム出るなー・・・(汗)
予備タイヤでのいきなりのベスト更新に、次の予選では当然36秒台を狙いたくなります(笑)
(久々の走行で、チョッと遠慮気味だったし・・・)
それでは、予選の動画でございます。
今回は初の試み、後方カメラです。なんか、面白いですコレ(^^;)
それで、3周目に予選ベスト兼自己ベストの1’37”021。・・・また来ましたよ(汗)
どうにも寸止めforever・・・(泣)
うーん・・・、36秒台に入れたかったなぁ。なかなか出ませんなぁ・・・。
いや、37秒を切りますとね、ルール上はペナルティで最後尾へ流刑なのは承知してますよ。
でも、そんなコト気にしてサーキット走っても本末転倒ってヤツでありまして・・・。
出せる時にベストタイム出す。コレ大事。
狙ったワケではないのですが、結果としてはクラス分け的にコレ以上ない予選タイムでした。
正直、クラストップよりも36秒台に入らなかった悔しさのほうが大きいです・・・。
さて、クラス的には予選1位となりましたが、混走によって総合8位グリッドからのFainal10LAPです。
えーと、正直10LAPの件はあまり書きたくナイのですが、ブログの成り行き上、止むを得ず・・・。
とりあえずグリッド整列です。
86氏におかれましては、いつもいつもグリッド整列の写真を有難うございます。
そして、滅灯スタート!
今回はスタート失敗・・・(泣) その後、ストレートでターボ勢2台に抜かれます。
レースは続き、MAX-NAクラスの先頭を走行中の7周目。このまま最後まで逃げ切るぞと、
追いすがるBMWM3を抑えてのハイポイント手前、ココで異変が起きました。
4速へのシフトアップ直前、3速8500rpm付近で突然ナニかが飛んだようにエンジンストール・・・。
戦闘機のエンジンは息を吹き返す事なく、EGは裏ストレートのグリーン上に停止しました。
かくして、7周目で痛恨のリタイア。ドナドナされる我が戦闘機、一体ナニが起きたのか?
いずれまた、機会をみて詳しくお話ししたいと思っておりますが、
何卒事情をお汲み取り頂き、どうか本日のトコロはこの辺で・・・。
いやいや、そーでなくて(笑)
まぁ、こんなコトもあるワケですねぇ・・・。予測不能な不測の事態というヤツです。
戦闘機だけに、そのエンジンの造り込みといったらハンパないワケでありまして・・・。
その中でもまさか、まさかアノ強化部品が破損するとは・・・。(それもたった1個だけ・・・。)
それがコレです。金色に輝くチタンリテーナー。組んだ時はこんなカンジでした。
JUN製の表面特殊加工の強化品です。
そして、バルブとリテーナーを繋結するコッターピン。
社長様はピンセットを使い一個一個、丁寧に角度や向きを合わせて慎重に組んでおりました。
自分はたまたま、その作業工程を傍らで見学しておりました。
その16個あるチタンリテーナーのたった1個。それが突然、7LAP目に破断しました。
原因は、金属疲労によるリテーナー自体のせん断破壊。
リテーナーの破断により支持を失ったバルブは、バルブヘッドがピストントップに突き刺さり、
2017SPECエンジンは一瞬でブローしました・・・。
バルブとリテーナーを繋ぐ繋結部分はなんら問題なく、変形すらしておりませんでした。
社長様ですら予測できない今回のリテーナー破断。一体、誰が予測できたでしょうか・・・。
一応、10LAPの車載動画もあるのですが、今回はそんな事情でしたのでUPは控えます。
数日後には既にヘッドがバラされ、NO.1に間に合わせるべく社長様は対応策を検討中でした。
EGは車両の全てにおいて、多くのチャレンジがなされている超本気マシンです。
見た目はおとなしいですが、気軽に乗れるようなチューニングカーとは明らかに違います。
昨年から自分がドライブする事になりましたが、EG本来の走り、そしてその速さは、
自分も含め歴代オーナーも誰一人として引き出せておりません。
諸般の事情によって、何年もの間、走りたくても走れない期間も長かったマシンでもあります。
それがようやく、社長様の本来のメンテナンスによって、再び全開で走れるようになったEGですが、
同クラス車両を遥かに越える速度域で走行するため、車両に掛かる負担も尋常ではありません。
ゆえに、ありとあらゆる部分に様々な対策が施されているマシンなのですが、
それでも今回のようなコトが起きるワケです。
本気で走るクルマって、本当に難しいなと、あらためて痛感致しました。
来月4日の東北NO.1決定戦まで、残された時間はさほど多くはありませんが、
しかし、EGは社長様が必ずなんとかしてくれます。
自分としても、ようやくEGとSUGOというコースに慣れてきました。
以前と比べ、コース全体が広く見えるようになった気がします。
目線や、高速域での挙動に対しての恐怖感も、かなり克服されてきた気もします。
結果的に、賞味期限が切れたタイヤでの自己ベスト更新はその証であり、自信にもなりました。
次回は、満を持してニュータイヤを投入します。
こうなると、ラジアル36秒台は目標ではなく、達成して然るべき通過点となって参りました。
まずは次回、東北NO.1決定戦では1分36秒台を命題として臨みたいところです。
しかしながら、未だEGの限界は見えて来ないんですよねぇ・・・(汗)
一体ドコまでイケるのか、自分にも良く分かりません・・・(^^;)
でも、一つだけいえるコト。まだまだクルマ遊びに終りは見えません(笑)