秋も深まってきました。
夏から月何回かペースで登ってきた近隣の山も雨がちで歩行が危険になって来ましたし、熊さんの活動シーズンでもありますので控えて海辺や大きな公園の水辺あたりを散策してみることにしました。
石川県加賀市には海岸からの防風用として昔っから黒松が植えられた防風林があります。
そこを利用して遊歩道が設けられており、今回はここを歩いてみました。
夏場は海水浴客で賑わう所みたいですね。
スタート地点は片野海岸横の駐車場、トイレも完備されて出発準備には都合がよいです。
写真には撮りませんでしたが、猫さんが休憩所のあたりに多数陣取ってます。
食糧事情がよいのか意外と皆コロコロしてます。
早速歩き出しましたが、登山道と似て上り下りも結構あったりします。
全長5km足らずなので往復で2時間くらいの行程です。
加賀海岸は福井県の越前海岸と繋がってますので、所々東尋坊のような切り立った岩場の風景がキレイです。
松林がなければ地中海っぽい風景かもしれませんね。
○曜サス○ンス劇場のクライマックスに出て来そうな場所です(意味不明)。
1時間も歩くと目指す加佐岬が見えて来ます。
灯台と岩場が印象的です。
夕刻前の歩行でしたので傾いた日差しが映えています。
加佐岬灯台です。
昭和27年建設だそうです。
あのソーラーパネルって何用の発電なんでしょうかね?
ひとしきり風景を愉しんで復路を歩き出しました。
道中夕焼けがキレイでした。
日本海は冬場荒れ出すのでこんな光景はそんなにないかも。
反対側の空には早くもお月さんが顔を出しています。
『月は東に日は西に』って句は蕪村でしたっけか。
そろそろ日が暮れそうなので足を速めます。
駐車場に着いた頃には周囲は真っ暗でした。
帰りはちょっと寄り道で山中温泉総湯を訪れました。
江戸期の温泉番付で上位に挙げられる屈指の温泉地、かの松尾芭蕉もその旅の途中で立ち寄って一句詠んでいった山中温泉の共同浴場です。
その透き通った温泉で平生と運動で溜まった疲れを癒し、ステラを駆って帰路に着きました。
・・・ちなみに写真は女湯で男湯は通り挟んでその向かいにあります(知らずに入ろうとして赤っ恥をかきました)。
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2017/11/04 16:11:56