現状は、こんな感じです。
とりあえずドア内装の大きな箇所は、革を貼りました。
ここからパーツ単位で貼っていかないといけませんが、これが面倒くさいんですよね。。。
今回は、ドア内装なので、開閉ノブだったり、開閉ハンドルだったり、オマケに小物入れまであるので、クリアランスの為に削る箇所がかなりあるので、正直かなり面倒くさいです。。。
あと
【Projekt Diablo】の16cmスピーカー用のオープングリルにも革を貼らないといけません。
この
【Projekt Diablo】の16cmスピーカー用のオープングリルを製作していただいたのは、もともとは、最初に音の抜けがいいので、アウターバッフルにしようと思っていましたが、狭いLA400Kの内装にはアウターバッフルだとボリュームがあるので、ただでさえ狭いLA400Kの車内がより狭くなり、また、内装デザインが別のものになってしまいそうな気がしましたのでこの案はボツになりました。次に純正状態のまま内装は変えずにインナーバッフルだけ取り付けを考えましたが、どうしても純正内装についているスピーカーカバーだと音抜けがあまりにも悪いですし、安っぽいのでこれも却下しました。この中間的なやつができないかなと思い、内装をスピーカーに押し付けながらはめ込むオープングリルを検討しました。スピーカー部分だけ、内装を押しつけるようにするのですが、ほんとうに音抜けがいいので、これだけでかなり音質はあがりますが、内装自体にビビりはそんなに発生しません。そのビビりを制振材や防音材などでしっかりチューニングして、異音を除去しています。
オープングリルにすることに決まったので、市販のグリルをいろいろ手に入れてみましたが、微妙でした。マーベリックだったり、中華製だったりのスピーカーグリルを購入して、実際に内装に合わせてみたのですが、まあ、見事にカッコ悪くて、取って付けた感じが、どうしても拭えず、しかも、ただでさえ狭いLA400Kの足元の膝の外側に内装から約2cmくらいのでっぱりになってしまいます。
Luxury K-Carがコンセプトですし、これはあくまで純正らしくラグジュアリーになので、このでっぱりになってる時点でもう×(バツ)です。。。
もう作るしかないな。。。と思い、いろいろな物の原型作る仕事をしている後輩がいたので、ワンオフで車の内装パーツをやってみないかと声をかけたところ、やってみたいということになり、この
【Projekt Diablo】が立ち上がりました。
デザインは、外側(内装側)からくる曲線が、ゆっくりと一度平らになり、内側スピーカーに向けて、逆の曲線が鋭角に描かれています。
厚みも7㎜と薄くて、邪魔にならず、内装と自然に繋がる純正らしいデザインになっていてます。
この2面の曲線を仕上げるために、CADと3Dプリンタで、調整して今のバランスに落ち着きました。
素材はいろいろ試してみたのですが、現状では、キャスト材+αで落ち着きました。
内装につけるものなので、どうしても、内装を剥がす際に撓むので、柔軟性が必要になりますが、手元にあったABSだとどうしても厚みの分だけ硬くなったしまいます。数種の樹脂を試しましたが、重量と柔軟性のバランスから、この素材の組み合わせになりました。
取付は、強力両面テープと極小のネジにねじ止材を塗ったもので取り付けます。
夜間は、フットライトとスピーカーのコーン周りに仕込んであるLEDファイバーでこんな感じに落ち着いた光を放ちます。
フットライトとスピーカーのコーンLEDファイバーは運転席助手席側どちらを開けてもじわっと点灯し、ドアを閉めるとじわっと消灯します。また助手席側のトリムに仕込んだ静電気スイッチでON/OFFが可能です。
ドアに取り付けたすべての電装品については、またパーツレヴューで投稿します。
さてさてまだ運転席側も途中ですし、助手席側がまるまんまありますから、その作業しながら、もう少しドア内装ネタでいきます。
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Posted at
2016/09/06 00:52:20