今年もあと僅かですが、2016年を言い訳で締めくくろうとしている Ook です。
最近、G-Bowl を購入しましたが、未だに本格的にG-Bowlに取り組めておりません。それには、理由がありまして。。。(以下、言い訳です。)
(理由1)
「i-DM を活用することで運転レベルが上がったのは実感としてあるのだけれど、それはスポーツ走行でも意味があるのか?」というのがずっと気になっていました。
現段階で G-Bowl を使ってしまうと、たとえスポーツ走行で上手く走ることができたとしても、どちらのツールが有効だったのか分からなくなってしまいます。(以前、書いたことですが、
G-Bowl は、ある程度、限界走行をイメージしているツールだと思っています*。)
実は、G-Bowl の購入が、レンタルカートにチャレンジするキッカケになっています。(G-Bowl を活用するためにも上記の件を確かめておきたかったのです。)
i-DM がスポーツ走行でも有効であることは、自分なりに確認できました。今後は、「どこまで有効(どこまでタイムが縮められる)か?」というのを試していくつもりです。
そして、その先に G-Bowl の活用があると思っています。つまり、
(理由2)
「G-Bowl は、上級者向けツール*であり、Ook は上級者ではない。」ということです。
ここからは、(ネットの情報を基にした)Ook の憶測ですが、G-Bowl でトレーニングする走りは、アラン・プロストのような走り**なのではないかと思います。限界Gギリギリで、G を使い切ることができれば理屈上、最速だと思われます。限界Gをオーバーすると、マシンの挙動が急激に変化し、マシンにもタイヤにも負担が掛かるでしょう。アラン・プロスト自身、F1 ドライバーを2つのタイプに分けていて、ご本人を、「マシンに優しく乗るタイプ」に分類されているようです***。
但し、注意しなければいけないことがあります。アラン・プロストは、「必要であれば、荒っぽく乗ることもできる。」と言っていて***、実際、1984 年以前は、アグレッシブな走りだったようです**。
神様でもない限り、終始、限界Gギリギリでマシンをコントロールすることは不可能でしょう。
では、決して限界Gを越えられないドライバーと限界Gを越えていけるドライバーが、限界Gギリギリを狙って走ったらどちらが速いのでしょう?
という訳で、Ook は、「G コントロールは、限界Gをオーバーしてもマシンコントロールができる」という前提の上で取り組むスキルだと思っています。
残念ながら、Ook が取り組んでいる限界走行はレンタルカートのレベルですので、実車での経験に直接反映しないと思いますが、それでも、もう少しカート走行で経験を積まないと G-Bowl に本格的に取り組むのは早い気がしています。(限界Gを仮想的に設定してシミュレーションする場合、限界域の経験がないと何をやっているのかイメージできない気がしています。)
と、長々と言い訳を書いてしまいましたが、i-DM も G-Bowl も素晴らしい運転支援ツールだと思います。楽しんで活用していきましょう。
それでは、皆様、ごきげんよう。
メリー・クリスマス!!良いお年を!!
(*) G-Bowl アプリには、ユーザーのための様々な工夫が入っているので、限界走行のシミュレーションに限らず有効なツールであることは間違いないでしょう。但し、どう活用するのかは、ユーザー自身で考える必要があり、そういう意味でも上級者向けツールだと思います。(あらかじめ、上級者が、使い方を指導してくれるのであれば良いのでしょうけれど。)
(**) https://ja.wikipedia.org/wiki/アラン・プロスト のドライビングスタイルを参照。
(***) http://neospeedpark.com/column/prost.html
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2016/12/24 13:58:21