小春な季節に既に七草粥を食べる日を通過しようとしている晴れの国、きびだんご県は明日は日曜
なんだけど西からの低気圧接近で雨の予報です(´_`。)
昨年に中国の広東省に注文出していた、DSPラジオ TECSUN PL-360が届いて、新年早々に
お犬さま(M.ダックス♂14歳)とのお散歩のお供に大活躍しています。Amazonで5800円+送料
580円で売っている物が、製造中止余剰在庫品とは言っても、送料込みで3000円で買えてしまう
そんな世の中のからくりに、驚くばかりで輸送ルートは広東省から上海までトラック輸送して、上海
にて航空貨物で神奈川県横浜に送られて中国の物流会社代理店で横浜税関通過した荷物を自宅
向けに郵便で再配達すると言う手の込んだ格安輸送手段でした(´0ノ`*)
若干箱につぶれはあったけど、中身が壊れる事も無くプチプチエアーキャップシートの効果にあり
おっちゃんが指定した梱包で正解でしたよ。海外でのお買い物にありがちなトラブルは一通りの経験
から、実績を経て上手に相手と交渉することができます。注文支払い前に必ず、売り手と直接、商談
するのも必要事項で、メールや無料通信SNSを利用して納得するまで交渉と値引きにあたります。
相手が個人である場合は、注意しないと何も保証が無いので、そのリスクを担保してくれる中間式
決済を使うなど、受領してから支払われる方法を選ぶことも前提です。
PL-360の仕様は次の通りで、日本語説明書何てありません。
1.周波数範囲
FM 87-108MHz (一部の諸国向け)
78-108MHz (日本国内向け)
87.5-108MHz (欧米向け)
MW 522-1620KHz(日本国向け)
520-1710KHz(米国向け)
150-1620KHz(一部の諸国、LW(長波)向け)
SW 2.300-21.950MHz
2.受信感度
FM(S/N=30dB) 3μV未満
MW(S/N=30dB) 1mV/m未満
LW(S/N=30dB) 10mV/m未満
SW(S/N=30dB) 30μV未満
3.選択度
FM 60dB以下
MW 60dB以下
LW 60dB以下
SW 60dB以下
4.FMステレオストローク 25dB未満
5.メモリ プリセット FM 100ch
LW/MW 100ch
SW 250ch
6.スピーカー出力 350mW
7.電源パワー (別売り) UM3またはAA ×3本
Ni-cd AA TYPE ×3
USB 5V DC
USB 5V DC‐AC100アダプター(500mA)
8.内蔵スピーカー Φ40mm 500mW/16Ω
9.イヤフォンジャック Φ3.5mm 8~32Ω、ステレオタイプ
10.外形寸法 53(W)×159(H)×26(D)mm(付属品を含まず)
11.重量 約128g(電池、付属品を含まず)
12.アンテナ 8段伸縮ロッドアンテナ(SW)
内蔵バーアンテナ(LW,MW)
付属外部ジャイロアンテナ(LW,MW)
驚くことに、流石は余剰在庫品で英語は元より、広東語や北京語の取扱い説明書何て梱包無く、
仕方無いので、ネット検索して勝手に日本語取扱い説明書をA4サイズ15ページでオリジナルを
作っちゃいました(´0ノ`*)ちゃんとブロックダイヤグラムと回路図付きですから、故障したときや、
改造しちゃいたい時に便利ですね。必要な方は有料ですが、おっちゃんまでご注文下さい( ´艸`)
しかし、TECSUNさんが製造したこのPL-360をやはり、アメリカのアマチュア無線家さんが、目を
つけちゃいまして、正式に発売されていないPL-365と言う型番が存在します。これの販売は、
日本では入手が難しくて、製造数が少なかったこともありアメリカのあるラジオショップさんが、
TECSUNに直接オーダーして受注生産方式になっています。PL-360に使われているDSPチップ
はシリコンラボトリー社の S i 4734デジタルシグナルプロセッサですので、短波はAMモードで
2300-21.950MHzなのですが、PL-365は、1.711-29.999MHzをカバーして、LSB、USBを
ちゃんと復調する機能があり、 S i 4735デジタルシグナルプロセッサが使用されています。
BFOピッチも可変できるとのこと。FMやMW、LWの機能はPL-360と同じなのですけど、やはり
アマチュア無線家にはこちらの方が良いですよね?これを正式にOEM生産依頼している米国の
County Comm社では、型番はGP-5/SSBと言います。非常に残念なのはその価格で、定価は
$89.95(送料込み)ですから、本日の為替レートで言うと最安値時間帯に決済しても、なんと、
10582円もしちゃいます(´_`。)
おっちゃんが購入したPL-360と比較して、3倍以上のお値段ですが、他の国産メーカーで同じ
性能のモノを作って売らせたら、恐らく定価は3万円台以上になるのではないでしょうか?
見た目で違うのはロッドアンテナ(テレスコピックアンテナ)の先端が緑色なのと、チューニング
ダイヤルも緑色です。そして操作ボタンにちゃんと、LSB、USB切換えやBFOステップボタンが
見受けられます。操作に関しては基本のプリセットメモリや自動ストレージ(ATS)機能、ETM
イージーチューニングモードなどはPL-360と同一です。出来ればSAMコネクタで良いから、短波
は外部アンテナコネクタが欲しいところですよね。LW、MWはちゃんとΦ3.5mmジャックで、例の
T字型ジャイロアンテナが付属します。このジャイロアンテナはフェライトコアバーにリッツ線を
巻きつけているもので、フェライトバーが純正は短いために性能はそこそこですが、効果はあり。
ここに自作でループコイルアンテナとカプラーチューンすれば、かなりのDXが受信できます。
まあ、ネットラジオで聴けますけど、直接の送信電波を受信することも楽しいもので、苦労して
小出力の放送局が聴こえればそれなりに面白いのです。ほとんどの国内中波局は35年ほど
昔にすべて受信報告書出して、受信証明(ベリカード)頂きましたが、最近は発行していない局
ばかりで、残念です(´‐ω‐)=з
この手のDSPラジオって、アナログ音声をデジタル変換しているために無茶苦茶クリアに聴こえて
きますので、単なる昔のトランジスタラジヲとは、比較になりません。
防災の意味からも、小型のラジオは持っていた方が良いと思いますが、防水機能が無いけど、
おっちゃんお勧めの短波アマチュアバンド非常通信も聴けるGP5/SSBは如何でしょう?
これだけ、宣伝しておけば1台くらいくれるよね( ´艸`)