Canon PowerShot S95・インプレ

先日買ったデジタルカメラ、
キヤノン・PowerShot S95のインプレを少々。

外観は、表示類やロゴ以外全てブラックカラーで
艶消しブラックの前面・背面パネルがEOS7Dと遜色ないし、
前面のCanonロゴが彫り文字になっていたりして、
この価格としては、質感が高いなぁと思いました。


操作性は、レンズの外周部が電子ダイヤルになっているのがユニーク。
ファンクションボタンの外周がEOSでいうところのサブ電子ダイヤルみたいな感じです。
AE時もダイレクトに露出補正の操作ができます。

画質傾向としては、コレと言ってあまり気になるところはありませんが、
やはり、EOSと比較すると画面周辺の画質が甘かったり、
歪曲収差が目立つ焦点域があったり、ISO400辺りからはノイズが
目立ったりしていますが、やはりこのクラスでRAW記録に対応しているのが大きなポイントですね。
純正RAW現像ソフトのDPPでは、レンズ収差の補正にも対応しているようです。

動画撮影はまだ試していませんが、
フルHD記録に対応していない点は、ライバルに一歩譲りますね。
後継の機種は恐らく対応するんではないでしょうか。

総じて、シャッターを押すだけで簡単にというよりは、色々と操作を楽しみながら、
写真を撮るカメラ好きな方向きで、EOSのサブカメラとしてもしっくり来る一台だと思います。