セレーノのブログ一覧

コース：フルコース
状況：晴れ、DRY、気温19度くらい、路面温度1本目30度、2本目42度。
1本目前の冷間内圧：フロント1.7、リア1.8
タイヤ：4輪ともＮＥＷ

前日の29日に鈴鹿入り、佐藤琢磨がF1で鈴鹿に来る際に必ず差し入れられるという縁起の良いアナゴ料理の店にて夕食。夕食後、ホテルの部屋でテレビを見ていると、その店のコマーシャルがやっていた。地元では非常に有名な店らしい。お味の方はといえば、それほどのものではなかったかな？
4月29日といえば日本全国GWの真っ只中。高速道路も渋滞が予想されたが、最近の渋滞予測は非常に正確です。渋滞区間の予想時間は30分と狂いがないようです。おかげで渋滞が始まる前に通過したり、渋滞がなくなるまでゆっくり走ったりしてほとんど渋滞に掛からず鈴鹿まで来てしまいました。

鈴鹿は朝6時半に開門します。関東のコースでは開門時間に入場しなければ確実にピットを取れる保証はないほどです。
しかし、鈴鹿は、レースウィークでない限りそのようなことはありません。ゆっくり入場で余裕でピットが取れます。
事前の調査ではこの日の午前の枠は50台のフル予約状態です。7時にはすっかり準備が出来たので7時半にはピット入り。
余裕でピットが取れました。

この日の作業はフロントパッドが純正パッドであったのでこれをレーシングパッドへ交換するくらいのものです。（リアはすでにレーシングパッド)
準備をしていると、いつものメンバーが続々登場です。
一人でじっくり考えながら準備をして走るのもそれなりに良い点はありますが、工具の貸し借りも出来ますし、情報の共有も出来ますから仲間でピットを占拠する方が良いと思うようになりました。

今日の走行は、「競技以外はラジアルで」が可能であるかの確認のために新品のネオバでの走行です。以前3部山の01Rで良いタイムが出ましたが、残念ながらブロック飛びを起こしてしまい、耐久性に疑問が残りました。そこで以前から使用しており、耐久性があると思われるネオバをチョイス。
気温が高くタイム更新は難しいかもしれませんが、新品なので27秒9のベストを更新できるかな？と思っての走行です。

リアウィングを5ターン寝かせた。また、リアダンパーを1段弱めた。

1本目（9:00出走)
ほぼ50台のフル出走。近くビッツレースがあるのか、10台近くがビッツ。
鈴鹿はエボが少ない。エボよりなぜかインプレッサが多いのです。それよりももっとGTRは多いですが。
NA勢は、すっかり、DC5が多くなりました。われわれの車両以外にも数台のDC5（それもみんな白)がおり、誰が誰だかわかんない状態です。
オイル処理の位置を確認しながら、2周の先導走行のあと。
ピットロードに並ぶと前の車両はさかなRさんのDC5です。(^_^)(^^ )ｽﾘｽﾘ
走行開始後、ラジアル（R1R)を履くさかなRさんは元気良く行っちゃいます。
こちとら久々のラジアルなので恐々の走行開始です。
ヘアピンあたりで予約まともにアクセルを踏めるようになり、前方を見るとさかなRさんではなく、S2000.さかなRさんはもうその前方です。
西ストレートでS2000をパス。
ゆっくり目で（150キロくらい)130Rを抜けるとシケインでさかなRさんに追いついた。さー後追い撮影開始です。
1周目2'43.457
あまりぴったり付くと譲られそうなので付かず離れずで追走。
2コーナーで小型２ボックスに掛かるが、2台でパス。
さかなRさんは、立ち上がり重視のライン取りで素直にS字をクリアー。ダンロップあたりまで余裕を持ってのコーナーリングか。（タイヤがまだ暖まり切ってない？)
ダンロップ立ち上がりからデグ1までの間で、M3をアウトから2台でパス。
オイル処理の大鋸屑が舞う、デグ1でポルシェに詰まる。
デグ2で譲ってくれたので2台でインからパス。
デグ2立ち上がりでさかなRさんがウィンカーを出すも抜かずに後追い続行。（ご迷惑でしたでしょうか？)
ヘアピン立ち上がりではノーマルデフのDC5とフルデフの四駆の違いか圧倒的に立ち上がりスピードが違う。2速で簡単に追い付いてしまう。
ハーフアクセルのまま追走し、スプ2へ進入。
スプ2の進入でさかなRさんの超アウトインラインを見学。こんなに立ち上がり重視のラインははじめて見ました。夏合宿の時はこのライン試してみよう。
130RでノーマルDC5に詰まる。そのためか、さかなRさんは100m看板でブレーキランプが点いている。
さかなRさんはシケイン進入時にアウトからパスするもイン側にいるDC5が自分を見ていないと危ないのでシケイン2個目立ち上がりでパスした。

2周目2'38.104
2コーナーあたりでようやくさかなRさんに追いつく。
が、後ろから白のS2000が来たのでS字進入時に譲ることにする。
あちらさんのタイヤはわからなかったが、S字で付いて行くのがやっと。（こちらのタイヤは鳴きっぱなし)
ヘアピン手前の110RでさかなRさんもS2000に譲ったので後追い再開かと思ったが、S2000を追ってみることにする。
このあたりで油温が110度を超えたのでウォータースプレイオン。
S2000を追おうとするもRX-7やらCT9Aやらがいてなかなか追いつかない。
西ストレートでビッツとさかなRさんをパスして追走。
130Rを60m手前あたりでブレーキング（Sの時より奥でした)するもオーバースピードで失速。ゼブラ手前で曲がれましたが、通過速度は遅し。

3周目2'34.455
1コーナー進入時にゴルフか何かに譲られてインから進入。2コーナー立ち上がりではシルバーのかっこいいインプに譲られ、アウトからパス。このインプ、リアウィングもなく、派手さはないが、車高もしっかり下がっていて面一で渋かった。逆バンをハザードをつけながら走っている赤のNSXがいたのでアウトからパス。
デグ1進入で前のDC2に詰まっていたS2000にようやく追いつく。
この時、前のDC2は白煙を吐きオイルを噴いているようだった。
110RでDC2を2台でパス。ヘアピンで赤のインプに詰まる。っと思ったらS2000がウィンカーを出して譲ってくれちゃった。
（もっとちゃんと見たかったのに)
ヘアピン立ち上がりで派手目の赤インプをパス。
まっちゃんからスプ1親友前で2台のポルシェを高速でパス。
まっちゃんはポルシェはきつそうですね。あそこをなかなか全開では抜けられない感じです。良くポルシェがあそこで詰まっているのを良く見かけますから。
苦手のスプーンをごまかしごまかし曲がって立ち上がる。
初クリアーの130Rをラジアルで進入。
ブレーキングポイントは75mほど手前から。インへ切れ込んで入っていくとスライドするはずのフロントがそのままグリップしてしまい、イン側縁石を乗り越えてインカット。（後ろは砂埃です)ごめんちゃい。ブレーキ踏みすぎました。

4周目2'33.439
1コーナーのブレーキングポイントがわからず適当に進入。リアウィングを立てているせいかリアが出気味で怖い。（今から思うとブレーキを残しすぎていた？)
S字から逆バンまで同じネオバを履くビッツに詰まる。
ダンロップでパス。デグ1進入前にももう1台ビッツをパス。
仕方なくデグ1をインから進入。（オイル処理のおがくずがまだある)
スプ1進入でブレーキングポイントがSと全然違うことに戸惑う。ちょっとオーバー気味で進入し、おっとっと。
スプ2もソーイングバリバリでへたくそ脱出。
ノーマル車高のDC5をシケイン立ち上がりでパス。DC5が多すぎて誰だか全然わかりません。

5周目2'33.426
何を血迷ったか、1コーナーを3速進入。最悪です。
デグ1進入で赤のRX-8に詰まる。最近RX-8も増えてきましたな～。
デグ2立ち上がりでパスしてヘアピン進入。
ヘアピン立ち上がりでシフトミス。
その後、ビッツが左へウィンカーを出したため右から抜こうとすると右に寄ってくる。1台幅しか開けなかったのか、右から抜けということだったのかはわからないが、一瞬後者かと思ってびびった。
ほんでもってまた、スプ1をオーバーで進入してしまう。
130Rは無理せず100mでブレーキング開始しているつもりだったが、年のせいか反応が遅くビデオで見ると80mくらいでブレーキ音がしている。
アクセル音で曲がって最高速度で曲がれたときが170キロでした。（この時スピードメーター見るのって結構命掛け)
シビックタイプRが１９０キロで曲がるそうだが本当か？
シケイン立ち上がりでビッツをパス。

6周目12'47.701
グリップ感がなくなってきたのでクーリングラップ。
ピットインして、内圧をを見ると前後2.6。前後2.4へ調整してみる。
7周目2'33.526
ーなーt地上がりでちょっとオーバーラン。
この周でなんとなく小さくまとまってしまっていることに気づく。
110Rでビッツをインからパス。
ビッツとともにスプ1に入るとそのまま2台でオーバーラン。つられてしまいました。
シケインで青のインプに詰まる。立ち上がりでパス。

8周目2'33.292
R32をS字進入でパス。
デグ1手前でアウトからビッツをパス。
ヘアピン立ち上がりでよくわかんない２BOXをパス。
スプ2を立ち上がると前方に3台連なっている。近づいてくると手前の2台はビッツ。あーいやな距離。案の定130R手前で1台を抜き、そのままもう1台抜きたいところだが、我慢して130Rをビッツの間に割り込む形で通過。立ち上がりでもう1台をパス。
レース感覚でした。（前のビッツはちゃんと130Rのイン側を1台分開けていた）
でもあんなところ怖くて飛び込めません。ちょっとでもアンダー出したらコツンと当たりますから。
まあそれにしても50台出走はクリアーがありません。33秒台がベストですから閉口します。

9周目2'31.912
S字進入で赤のRX-８に詰まる。
デグ2でちょっと失速。そのためか、初めてヘアピンまでに5速へ入らなかった。
ヘアピンでエボ３？が譲ってくれる。
スプ2でエボ8に詰まる。インからパス。

10周目2'31.142
ホームストレートで3台パス。そのため1コーナーをインから進入。
すると1コーナー出口で前を走る黒のRX-7オーバーラン。イン巻きしてくるかとビビッて横を通過しようとするとその前を走っていた銀のRX-8が2コーナーで横に向いてとまろうとしている。バックミラーを見るとさっき1コーナー進入で抜いた車が後ろにいるし、ブレーキ踏めません。
何とかすり抜けてそしらぬ顔で2コーナーを立ち上がる。ふ～。
逆バンクでちょっとアンダー。
デグ2でなんと2速で曲がる。なぜか失速しています。こうなるとまたヘアピンまでに5速へ入りません。
後は手堅くまとめてチェッカー。
ベストがなんと31秒台とは。トホホです。
最高油温125度。
気温は高くなったが昨年と違い体調も復調し、最後まで体力的に走りきれるようになった。

2本目（11:00出走)
この枠も50台のフル出走。タイヤ内圧を2.3に落としてみて出走です。
ポルシェが多くなってきたぞ。
いつもの歯医者さん軍団のポルシェがいました。
先導走行時に、ウォータースプレイ用のタンクに水を補給するのを忘れたことに気づいた
アルさんの3号車も出番です。
先導走行1周目で前方の車両がS字で勢い良くスピンアウト。
西ストレートから全開走行開始。
130Rは100m看板から余裕を持って減速を開始してメーターを見ながら180キロくらいで進入するようにしてみた。
すると余裕で曲がれるし、ステアーで減速しても170キロまでしか下がらない。
これをメーターを見ずにもう少し詰めてブレーキングができたらよいのだが･･･。ますます、シビRの190キロが信じられない。よほどダウンフォースが効いているのか？GTウィングのダウンフォースより、デフューザーの方が力は強いのか？
ぜひとも、シビRを買った人に130Rの通過スピードを試していただきたい。
シケインで赤のセリカに遭遇。この人ってあんぐさんのところの掲示板セリカかな？
立ち上がりでパスさせていただく。

1周目2'34.059
この枠では1コーナーを高速で横Gを感じながらコーナーリングするように心がけた。
多少早めにブレーキングを終了しアクセルＯＮで曲がると横Ｇを感じ、リアも安定している。Ｓ字進入で銀のＲ３２が譲ってくれるが、ポルシェ、エボ、ＤＣ２とウジャウジャいる。Ｓ字二つ目でエボが譲ってくれるが、ポルシェはまったく譲ってくれない。1枠目で散々パスしたポルシェなのにスピード差があることを学習してくれていない。ダンロップでようやくインからパスできた。
ＤＣ２はデグ１進入前にすぐ譲ってくれたのでデグ1はアウトから侵入できた。
デグ2を3速で曲がれたのに、ヘアピンまでに5速に入らない。気温上昇のためかパワーがダウンしているようだ。
ヘアピン立ち上がり後の緑をズバリと踏み込んでまっちゃんへ。
スプ1を多少アンダーを出しながらコーナーリング。

2周目2'31.920
2コーナーで白のノーマル車高のＤＣ５に詰まる。立ち上がりでパス。
デグ1手前でリアをバッコリさせたS2000がスロー走行。
デグ2は2速で。やっぱりヘアピンまでは4速のまま。
ヘアピンあたりで例の渋い銀のインプに迫るが、あちらさんも前回走行らしい。まっちゃんでは差がつまらなかったが、スプ1進入で一気に詰まる。
5車身ほどの差だ。向こうも相当パワーが出ているようで130Ｒ手前までまったく車間は縮まらない。
130Ｒで3車身ほどに詰まり、シケインで後ろへべったり。ブレーキングが甘いようです。シケイン立ち上がりで譲ってくれたのでパス。

3周目2'31.324
まっちゃんでポルシェを豪快にアウトからパス。スプーンでＩＣＨＩＲＯさんの劇速フィット発見。と思ったら、さっきスロー走行していたS2000がよろよろとスプ2を立ち上がっている。相当ひどい状況なのだろう。
さすがはＩＣＨＩＲＯさん、後ろを良く見ていてくれてウィンカーを出しながらパスさせてくれる。
結構クリアーだったが、31秒台。
今日はだめかな？

4周目7'40.046
クーリングラップ。
そのままピットへ。
ピットアウトするとアルさんの3号車が1コーナーへなだれ込んでいく。後追い開始。
ノーマルＥＣＵ＆ノーマルエンジンのさかなＲ号とはまったく加速が違う。なにしろ西ストレートでも5速にはいるまでまったく車間が詰まらない。
130Ｒ手前でウィンカーを出して譲ってくれるが、そのまま後ろを追走です。

5周目2'33.688
Ｓ字からダンロップまでで若干離されるも何とか着いていく。同じ3号車でもあんぐさんとアルさんでは車の動かし方が明らかに違います。アルさんはあくまでスムーズ。あんぐさんは、振り回してバシバシ向きを変えるって感じ。
デグ2でアンダー。110ＲをＤＣ２をパスするためにインから進入。
ヘアピンでアルさんが若干オーバースピードか？
スプ1進入で、アルさんにつられてＳタイヤの進入をしてしまった。あえなくスプ１でオーバーラン。
アルさんはこの周がベストの31秒台だったそうで、33秒台のセレーノ号は撃沈です。

6周目2'33.286
クーリングダウンしているアルさんを2コーナー立ち上がりでパス。
まっちゃんで2ワイドで走行する白のＥＧ６と赤のＲＸ－８に詰まりながらもパスしてスプ1をインから進入。

7周目9'47.274
ヘアピンでタイヤにたれを感じ立ち上がりでアンダー。立ち上がりで白のポルシェに譲る。
全開走行をやめピットへ。
内圧を計ると右側だけ2.4になっており、2.3へ再調整。
130Ｒあたりまでまあまあの速度で走ってきてピットインしたため、ブレーキが冷えておらず、シムの入っていないリアキャリパーからうっすらと煙が立ち上る。フロントのダストブーツはとっくに炭化しているが、リアも同じような状況に近くなっているのか？

8周目2'31.945
リアタイヤがきつくなってきており、スプ2の立ち上がりでイン巻きしないようにアクセルを開けないといけない状態。
ほぼクリアーなのにこのタイム。

9周目2'31.884
スプ2で少しだけ銀のＲ３３に詰まる。ちょっとガス欠気味。
またまただめ。
ピットへ帰ろうとクーリングダウンしていると、ビッツのレース車両が来たのでデグ1と2の間で譲ったのだが、デグ1を抜けてイン側でバックミラーを見るとそのビッツ、なんと斜めに飛んで入ってくる。「アッやった！」と思ったらそのままデグ2へきれいに進入していく。これぞＦＦの究極コーナーリングだ！普通のドライバーだったらあの体制ではアウトに吹っ飛ぶかイン巻きするかです。
後であんぐさんに話したらその方、ビッツレースのシリーズチャンピオン候補の筆頭の方だそうです。いやはやありゃかないませんです。

走行後のタイヤは非常にきれいでブロック飛びもまったく起こさずネオバの体制の強さが再確認できました。01Ｒがショルダーが逝っちゃってましたから。
でも気温差だけでタイムが4秒も落ちるのだろうか？冬の01Ｒ（それも3部山)で27秒台はなんだったの？
それとも気温とは別にパワーが落ちたかな？

油圧の方はまったく安定しており、やはり、１５Ｗ－５０＆4.5Ｌ注入は完璧であった。

ランエボ６の仕様：ブレーキパッド（前後：プロμ「999」）
　　　　　 　　　 ブレーキフルード（Seiken＋プロμGfour335）
　　　　　　 　 　タイヤ：YH　ADVAN　ネオバ(前後:255/40－17)

走行後、次回走行のために鈴鹿ピットにてミッションオイル交換。オイルポンプをマナティさんに借りました。（Ｔｈａｎｋｓ）
約3Ｌ近く入った。クスコのＬＳＤオイル80W-90。オメガと違いミッションがスコスコ入る。やわらかめなのかな？１Ｌ3000円以下なのが助かります。オメガだと１Ｌ5000円近くしますからね。交換サイクルは短めにしようと思います。

交換後、夜9時近くまで作業をしたりだべったり。あっという間に時は過ぎました。深夜割引を適応させるために12時過ぎに岡山へ着かなくてはなりません。
皆さん帰路が西方面の方が多く夕食も共にしてそれぞれ帰路へ着きました。

【走行距離：57,000km】

鈴鹿に向けてラジアルタイヤ交換。01Rからネオバに変えたら（当然同サイズ）リアタイヤハウスに干渉してしまい、慌ててアライメントチェック。するとなんと干渉していない右側が２度目標のところなんと1.5度。
干渉している方は2.3度と。？？？
右を２度に戻してもらってオーバーフェンダーの折り返しを約５ミリを削ってもらいました。
フロントもキャンバー計ったら左が４度に！3.6度に戻してもらいました。
〆て6300円也。
アライメントは毎回計りたいものですね。