先日のメンテの時、ショップ店主に『もう少しパワーが欲しいが、予算はどれくらいを考えれば良いか』と聞いた。『キャブ交換とアーシングならメンテの予算内で可能。体感出来るヨ』と言われ、お任せでお願いした。
わが家のチンクはハイカム、ハイコンプの500ccらしいがよくわからない。ノーマルのチンクに乗ったことはないし、購入前の試乗では想像以上に走ったし、実際に普段走る分には不満はない。こともなく。上り坂。加速もしないシフトダウンもできない状況が不満、というより辛い。3速で40km/hを少し越えたあたり。2速は40km/hなので2速には入れられない。ベタ踏みで耐えるしかないのであった。
パワーを出すには燃料と空気が必要だ。キャブを一回り大きくすると言っていたので、てっきりウェーバーの28にすると思っていた。ショップから送られてきた作業中の写真はデロルト(FRG28)だった。引き取り時にメカ君にアイドルジェットの掃除方法を教えてもらった。メカ君はデロルトはパワーが出て良いと言っていた。
アーシングが流行り始めた頃、友人達とアーシングをDIYした。当時はアキバでケーブルを調達し、自分で装着した方が安上がりだった。効果があると言われた箇所は全てやったが、効果はよくわからなかった。当時『新しい車では効果がわかりにくい。古い車なら効果がわかる』と言われていた。その古い車になったわけだが。
前にバッテリー、後ろにエンジンがあるチンクのアーシングは実はメンドイ。シート、センタコーンソールを外して、エンジンルーム(後ろ)からバッテリー(前)まで線を敷く。小さなチンクとはいえ、ホイールベースは1840mmある。
今回のパワーアップメニュー(マフラーも変わっている)は効果があった。試乗の一踏み目から実感した。数値的には15psが18psくらいになったのだろうけど、その差は体感できる。4速が使えるようになったし、アクセルのベタ踏みは少なくなった(4/5踏み)。アキブルリンクの上り高速S字コーナーでリヤがなんとかと言ったが、パワーアップ前は踏んでもそこまで速度が出なかった。
ショップ店主曰く『今回のメニューは速く走るためではなく、走りに余裕を持つため』とのこと。うん、納得。
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FIAT 500 | 日記
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2016/10/05 22:05:29