2017年05月11日
ボクスター欲しいけれど、実際のところどうなんですか?
とか予備軍の人たちに少しでも役に立てたらいいな、が基本コンセプトで書いてます。
私自身も実際に買う頃にはネットサーフィンしまくって情報収集していたのでw
※ボクスター及びケイマンのバネレートに関して(981系に限る話題です)
・意外な事に、グレード毎にサスセッティングが違うワケではないようです。
素(2.7L)、S、GTS共にそれぞれの足のバネレートやショックの減衰力やスタビなどの設定は同じだそうです。
例えば、グレードによってノーマル足が最初から選べないって事は除いて
純正車高の足回りは素~GTSまで同じ。ただ、GTSって最初からPASMが付いてるんでしたっけ?
車高が-10mmになるPASMを選ぶか純正採用されてる車種は、素~ボクスパまで一緒。
車高が-20mmになるスポーツシャシー(当初はSしか選べなかった。)の場合は、素~ボクスパまで全く同じ!
だそうです。
なので、安心してスポーツサスキットだとかその辺がヤフオクとかに出て来たら適合調べずにサクッと買えますね。(でも年式ごとに多少の差異はあるかも…です。特にGTSリリース前後で少し仕様が違うそうです。主に乗り心地方面のブラッシュアップが図られてるとか。)
ケイマンも同じく、素~GTSまでは一緒だそうです。
ただし!
GT4だけは別モノだそうです…。
そこは注意してください。
※エンジン制御に関して
・981系から、グレード毎にCPUまわりの構成が違ったりだとか、そんなのが一切排除されたそうで、素だろうがSだろうがGTSだろうがボクスパだろうがGT4だろうがCPUは全て同じだそうです。
何が違うかと言えば、エンジン制御MAP(と、それと連動してABS廻りだとかPSM廻りの制御ロジックも少し変わるのかも?)が違うだけだそうです。
911magazineに掲載されてましたが、991も981系と同じCPU制御系を使ってるらしくそれらのデータをダウンロードしてメインCPUに書きこみが出来ると。
それが何を意味するかと言えば、エンジン出力の向上を意味します。
例えば、ポルシェファミリーのヒエラルキーに則り、エンジン出力は同じグレードであっても
ボクスター<ケイマン
(各グレード毎の出力差は10psとわずかなトルク差)
でした。
これが、CPU制御MAPの解析が進んで垣根を取り払えると!
いう事だそうです。
なので、簡単にまとめるとこうです。(詳しくは911magazineを参照してください。何号だったかまた帰宅して見ておきますw)
素モデルの場合(2700cc)
ボクスター:265ps
ケイマン :275ps
ボクスターS、ケイマンSの場合(3400cc)
ボクスターS:315ps
ケイマンS :325ps
ボクスターGTS、ケイマンGTSの場合(3400cc)
ボクスターGTS:330ps
ケイマンGTS :340ps
一番おいしいのはボクスターSですね。
ボクスターSをお乗りの方でこのモディファイを実施した上でケイマンGTSマップを選択すると
ボクスターS:315ps→340ps!!
実に25馬力もアップ!!
費用は当時の記事で約25万円ほどで可能だそうです。
データは信頼と安心のポルシェ純正制御データ。
安全に25馬力も、それも「NA」なのに出力アップ!!!
しかも、ポルシェ純正の制御MAPだから極端に下が細ったりせず、パーシャル域などの過渡特性も非常に素晴らしいコントロール性とドライバビリティを発揮するのはお墨付きですよ!!
ちょっと熱いんじゃないでしょうか。
ちなみに私が心配しているのは、何かトラブってPCのお世話になる時に、CPUをリセットされないか…?が心配ですw
あと、GTS登場以前と以後で若干CPU互換性で問題ないか?などの心配も。
明らかに私が乗るMY2013の素モデルは、TFT表示内の表示メニューが寂しいですもの…。
前期と後期(GTS登場を境に)でそういった問題があるのか、ないのか。
それも含めて問い合わせしたいところですね。
まぁ、私は素モデルに乗ってるんで25万円払っても10馬力しか上がらないんで、やる事は無いだろうというのが少し残念ですが…。
ここで気を付けていただきたいのが、991と981でスロットル径が違う事です。
3400ccも違うのか?まではまだ調べられてないのですが、3800ccモデルは完全に吸気系が機械的に違うそうです。
981系のボクスパ・GT4スロットル径:74φ<991カレラS・GTSスロットル径:82φ
なので、吸気系パーツも弄った上で実施する必要があるそうです。
ですが、吸気系とCPU弄るだけで(排気系も要るのかは要調査)991のカレラGTSの出力まで上げられるのは…魅力ですよねー!
なんせ、ボクスパ:375馬力、GT4:385馬力→430馬力!ですよ。
こうなると、吸気系いじるのにボラれない限りは、そこまで費用掛けてもターボチューンばりのコストパフォーマンス。
昔のNAチューンを知ってる人からしたら…驚愕の世界ですね。
ちなみに3400ccも吸気系などで制限を機械的に受けていたと仮定しても、991系と同じ出力まで上げられるなら、実に350psですよ!
それも安心・安全ニッコニコのポルシェ純正制御データでこの結果。
今後、こういったCPUチューニングが流行りそうな予感しますねー。
中古買う時の参考になりますねー。
GTS高いけど、SとGTSの違いを受け入れた上で価格差まで考慮してあえて「S」を選ぶ。
なんて事も含めて、かなり視野が拡がりますね。
長くなったのでこの辺でw
Posted at 2017/05/11 09:17:21 | |
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