2017年02月20日
皆さん、こんにちは。
社用車のドアパネルの汚さに絶句しているAKTです。(前回の鉄粉がついてる画像より悪化しています)
さて、前回のあらすじ……は①を見てください。
と、言いたいのですが、
おきのどくですが ぼうけんのしょ は きえてしまいました。
間違って上書きして消してしまいました。
頑張って復旧するのでお待ち下さい。
さて、クルマは消耗品の塊って話でしたね。
エンジンだって。と言いました。
シリンダの中をピストンが上下(厳密に言えばシリンダがどんな角度でも上下左右)に動いてるとか、ハウジングの中を三角オニギリがギュルギュル回ってるとか。摩擦があるわけで、消耗しないわけはない。
カムシャフト、バルブリフター、シム、シリンダ、ピストンリング、コンロッドメタル、クランクシャフト……etc.
ロータリーエンジンなら、ローターハウジング、サイドハウジング、アペックスシール、ローター、エキセントリックシャフト……etc.
どれだけ高性能なオイルを潤滑剤(材?)として使っても、摩擦はゼロにはなりません。
限りなく摩擦抵抗を減らし、油膜は潤滑面に吸着し、強固で剪断に強く、ゴムやパッキン類を痛めず、汚れを吸収しながら性能低下せず、ライフサイクルも長いオイル。
残念ですが、そんな夢のようなオイルはありません。
強いて言えば、加水分解に強い分子構造を持たせたエステル系オイルで、ポリマーを含まず(若しくは高温でも壊れにくい分子構造のポリマーを含んだ)、ゴムに対する攻撃性の少ないオイル。
それが理想なのでは?と現状では思っていますが、あちらを立てればこちらが立たず。いいとこ取りはできないんですよねぇ。
カーケアとは何ぞ?
カーケアとは、構造的欠陥の把握に努め、常にクルマを見て、可能な限り状態を把握し、良好な状態を維持すること。
また、その状態を可能な限り長く継続させることであると思います。
ZC32Sであれば、
・スロットルにカーボンが付着しやすいこと。
・エアフロセンサーも同様であること。
・ブローバイがそこそこに出る個体があること。
・エキゾーストパイプに接続されているO2センサーの故障が比較的多いこと。
・リアのショックアブソーバーがオイル漏れを起こす個体が多く、ショック抜けが起こりやすいこと。
・前後アッパーマウントのヘタりが比較的早期であり、早めの交換が望ましいこと。
・マニュアルトランスミッションの入りがシブい個体があること。
・ある程度キャリパーに熱を加え続けると開いてしまう症例があること。
・エンジン内部のテンショナー(タイミングチェーン)がある一定の走行距離でオーバーホールを要すること。
・オイルパン(ストレーナー)が一定以上の横Gを加えると正常に動作できなくなる可能性があること。
などです。
結構あるなぁと思う反面、競技に準ずる走行を行わなければキャリパーやオイルパンに関しては問題ないと思われる事項なので、やはり値段の割りに丈夫な設計だなぁと思います。
要点を押さえたケアを行えば、末永く付き合えるスポーティーカー、ZC32S。
また何か有益な情報があれば発信したいと思います。
ではではฅ( •ω• )ฅ
Posted at 2017/02/20 11:04:34 | |
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