自動車保険に弁護士特約つけてます?弁護士特約が効いてくるのは、自分がぶつけた加害者でなくて、「相手にやられた」立場になったときだ。相手からぶつけられた場合、相手が無法者だと、とんでもない目にあう。以前、個人タクシーに乗ったら、運ちゃんが、「クラウンにぶつけられた」と言った。保険で済むだろうと思ったら、相手はなんと「車検切れ」「無保険」だった。ごろつきオヤジだった。よくそんなクルマ走れてるよな。被害者の場合、保険会社が窓口はするけど、相手方との交渉で弁護士がやる部分(請求や取立て)はできない。その弁護士費用を出せるようにするのが弁護士特約。さて、運ちゃん弁護士特約つけてなかったようで、自分で交渉した。タクシーは見事に追突され壊れたんで賠償金を請求に行ったそうだ。そうしたらオヤジに「お金アリマシェーン」と言われるだけで、「あてられ損」に陥った。ひどいことに、車検切れで運転して、無保険で事故したくせに、現場検証した警察官も「残念だが、このオヤジ告訴すらできない」と言ったという。しかたないんで、弁護士使ってとりたてるようだが、「訴訟経済」でアウトかもしれない。そもそも、大きいタクシー会社も含め、「保険料が台数多いとコスト負担多いので、入らず」だそうだ。事故が起きたら、会社の経費で済まして、逃げているんだと。ひどいね。そういうときのために、弁護士特約がきいてくる。自分が入っている東京海上日動のトータルアシストだと150万円ぐらいは弁護士費用が負担されるので、恐れず弁護士使って示談、裁判いける。ということで、弁護士特約、バカにして軽んじてる人、保険料は確かに上がるけど一瞬で地獄に落ちるリスクに備えよう。ちなみに・会社タクシー(個人タクシーは組合で保険入るんで安全)・ダンプは無保険が多いんだと。近づかないのがいいね。