陸上自衛隊実弾射撃演習見学

今年度より駐屯地モニターなるものを拝命しています。自衛隊の活動について評価する役目のようですが行政オンブズマンみたいなものと言えばいいでしょうか？報酬は無いですが行事等に呼ばれて特等席で見学をできます。
今回は郷土部隊である第9特科連隊の主力装備であるFH70 155mm榴弾砲の実弾射撃演習の見学でした。間近で実弾射撃を見れるという事で完全武装？で駐屯地にお邪魔しました。ちなみに仕事はもちろん有休（笑）。



右からカメラバック(カメラ2台、望遠2本、標準1本)、コンバットブーツ、現地用のカメラバック。昨日までの大雨の影響が気になるところですが、現地で聞いたところさすがは精強を誇る陸上自衛隊。悪天候の中演習を実施していたようです(後始末は大変だったらしいですが)。
現地でブリーフィングを受けマイクロバスで射撃場まで移動します。



ちなみに演習場内ではテッパツが必須。



初公開おやじです。
ちなみに新型の旧ドイツ国防軍風の石炭バケツ型でした。

FH70は第7師団などに配備されている自走型ではなくトラックで牽引されるタイプです。なお、小型エンジンが付いているのでちょっとした距離であれば自走できます。
なお、エンジンは富士重工製のボクサーエンジンです。意外なところで活躍していますね。
そろそろ旧式化しているのですが後継はどうするのか？はミリオタとしては興味深いところです。
強装弾を使えば40キロ程度は飛ばせるようですが、今日は減装弾により4キロ程度の距離で演習を行うとのこと。
それでも迫力は満点。



砲身の先にある黒い点は砲弾です。

別アングル



待機中。



聞くと1発15万円也。
流れ弾を出さず、かつ安全に演習を行っている事が後ろから見ていると良くわかります。
音は凄いですがね（笑）ちなみに耳栓を支給されましたが雰囲気を味わうためもちろん未装着(減装弾のためデカイ打ち上げ花火ぐらいのイメージ。強装弾であれば吹っ飛ばされるようです。)。

最近の防衛省のスキャンダルを見ていると残念ですね。我が郷土部隊からも派遣され先日帰還したのですが、せっかくの活動が政争の具にされるのはシビリアンコントロールが聞いて呆れます(-.-;)y-~~~

なお戦利品として愛用している演習用靴下とACU用のベルトを購入。
次回はアサルトバックとマガジンポウチ風の小物入れを狙っています。
記念写真を見たカミさんは、
米軍のACUを着た自分が違和感もなく隊員の皆さんと並んでいるの見て、
「仕事を間違えたんじゃない？」と一言。

「いいえ。ただのオタクです。」と応えておきました。