今回取り付けた中華製デイライトですが、去年の納車後に購入したものの中々重い腰が上がらず1年寝かしていました。
つい最近、ヘッドライト下のバンパーを固定するツメが外れており、ヘッドライトとバンパーの隙間がでかくなっているのを発見。
一度パンパーをある程度外さないと戻せないようなので、今回思い切ってデイライト取り付けもかねて行いました。
取り付け前には電源をどうするか悩みました。
先ずは電圧の問題。
デイライトに12V印加すると約0.65A。片側約0.3Aになります。
ところが、車が起動している時は常に充電を行うため、バッテリーの電圧は約14.5Vになります。
そうなったときのデイライトの電流は約1.1Aになります。
電圧の2.5V上昇に対して電流0.45Aの増加と相当電流を食っています。
自分の感覚としては、大抵の車用の(中華製)LED製品はバッテリーの12V表記に惑わされ、12Vの定電圧で設計されている印象です。
このデイライト以外でも充電電圧まで印加すると消費電流が跳ね上がります。
なので、大抵の安い製品は過負荷や発熱などで短命になるのではないかなと考えました。
色々考えた結果、下のような可変レギュレータをかませることにしました。
裏にボリュームが付いていて電圧の調整が可能です。
低ドロップ品ではないようで、入出力を12Vに設定すると1~2Vの電圧降下が発生します。
次は配線の引き込み方法。前車のLEDを付けたときはフェンダーからウェザーストリップに挟み込むカタチで引き込みましたが、見栄え・電線のストレス的によろしくない。
月夜猫さんが純正品の貫通ハーネスをあげられていたので、これを参考に色々調べてみて
スガツネ工業のT-1475713防塵・防水グロメット(PI67)を使うことに。
黒もあるのですが、1個から入手できるのが白・グレーのみだったので、グレーを選択。
取り付けてみると、穴の外側に当たる部分が襞状になっており、パネルに密着してくれるので非常に防水性が高いです。
昼過ぎから作業を開始しましたが、休憩入れて終わったのが寄るの8時頃・・・
要領よくやればもっと短くすむのでしょうが、行き当たりばったりな部分もあり長時間作業でした。
他は保安基準に適合するかの問題ですが、その他灯火類となりますので、色は白なので問題なし、明るさは照度計を入手して計測し、約150cdを確認しましたのでこちらも大丈夫です。
実際取り付けてみるとライトユニット分の厚みで結構出っ張ったので突起部分の確認もしましたが、とりあえずは基準内に収まっているようで安心しました。
日中は発光面が白い板で覆われているので光っているか殆どわかりません。
薄暗くなるとかなり目立ちます。写真ではスモールと同じくらいですが、肉眼ではスモールより明るいです。
全発光バージョン
余談
デイライトは白とアンバーの二色点灯可能ですが、配線は2本しかないのでどうなってんだと思いましたが、実は極性を逆にすると色が逆転するという単純な構造でした。
Posted at 2021/06/20 23:03:24 | |
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