手巻きアナログ航空時計

ソ連の戦闘機ミグに付いてた時計と同じ類でシンプルなヤツ。シンプルな方が見やすく故障メンテも楽だろう。ヒーター内蔵のヤツもあるが、俺には不要。
こいつは手巻きで8日間動くらしい。配線も電力も不要。
針のデザインや秒針の動きは見ためは良いが、こいつの欠点は秒針の動く音が大きく耳ざわりなこと。走行中は構わないし、全く音がしないのも味気ないけど。思い切って秒針を外せば静かになるかとも思ったが、試しに別の機械式腕時計の秒針を外しても音はあまり変わらなかった。秒針を外せば静かになるのはクオーツだったのか？こいつは秒針外して静かになるとしても秒針の長さと動きも気にいってるから捨てがたいか。
車内のどこにどう付けるか、防音対策とか直射日光対策に防音日除けカバーを付けようか悩んだ。助手席前のダッシュボードに穴開けて取り付け、さらにアクリル被せて防音対策するかと検討したがやめた。
右のツマミを捻れば時計も音も止まる。時計止めたら、動かすとき時間合わせなきゃならない。
運転席の右前ダッシュボード上に両面テープとステー付けて取り付けようとしたが、時計に小さなステー付けたらドリンクホルダーに良い角度で置けた。ここなら暗い時もライティングしやすい。ドリンクホルダーを二つ使う時や音が煩わしいならダッシュボードの引き出しにしまえば、時計止めなくても、音はあまり聞こえない。直射日光でメタルが熱くなることもない。
こいつは手巻き航空時計の中では、安く程度の良い物を入手しやすいと思う。

未だに世界最速の戦闘機はこんな手巻き時計が付いてた頃の昔のミグらしい。戦闘機も速いだけじゃダメだったって。ミグのパイロットが日本に着陸してアメリカに亡命した時、機体を調べたら予想に反して革新的な技術ではなく旧来の技術で作られていたらしい。
高性能小型ジェット機作ったホンダのマニュアルの旧車に乗りながら、そんなことに思いをはせる。