私的カーオブザイヤー2017

今年のカーオブザイヤーは、以下の中で
スイフトシリーズ　　　カムリ　　　LC　　　N-BOX／N-BOXカスタム
CX-5　　　ジュリア　　　　5シリーズセダン／ツーリング
C3　　　XC60　　　　ティグアン

XC６０に決まったわけですが、残念ながらこのなかのどれも試乗していませんでした。ということで、自分の知っている車で今年1番を選ぶとしたらどうだろうということを考えると、難しいなと感じます。今年、私が乗った車は

2017年試乗
アウディS４（８W）　　　アウディA5（B9）　　アウディQ７（４M)　　アウディTT２．０T （８S)
メルセデスベンツAMG-GT　　　ジャガーFペース　　レクサスIS300ｈ
ポルシェ９１１※5分程度（９９１前期型）　　ボクスター（718）　　718ケイマンS（７１８）　　VWアルテオン

の計11台です。どの車も、興味を持って試乗したものばかりなので自分好みなものばかりです。そういう意味では悪い評価になる車はないわけですが、思い出してもまた乗りたい車はどれかと聞かれれば以下の2台です。

ポルシェボクスター（718）、アウディS4（８W)です。乗ったときの印象が抜群でした。ボクスターは、未知の世界を体感させてくれました。オープンドライブとピュアスポーツです。一般的な価格のスポーツカーというとWRX、ランエボ、S2000、ロードスターなどなどありますが、そのどれも爆音がひどすぎるチューニングや、町中での走行を許容できない部分が散見されるオーナーが一定数いるため、良い印象を持てない状況でした。（当然、車に罪はなく、一部の乗り手の印象ですが）

そのため、絶対数の少ないボクスターはそうした先入観のなさも幸いして好印象になっています。自己分析では先入観が強い人間ですので、そうした先入観がどう作用するかということを気にしています。車の良さを感じる前に、この先入観を消す作業があるため、純粋な評価というものができません。

ボクスターは、試乗した際にコメントを頂いたポルシェオーナーや、彼らのブログを拝見することで、ピュアスポーツと感じた感覚も間違いないであろうことも確認できました。コストパフォーマンス、トータル性能など評価軸は色々あり、評価を定めるのは容易ではありませんが、良いものとは正にボクスターという製品だと思っています。他の評価軸など軽く無視できる魅力、魔力がつまった１台と感じました。



アウディS4は、A4の延長線上にある車ですので評価は簡単でした。A4のほぼ全てを磨き上げた車、この言葉に尽きます。
常々書いている事ですが、今のアウディジャパンの構成しているA4,S4,RS4といった3分類では、A4の完全上位互換がS4であり、RS4、RS系はベクトルがずれているのではないかという印象です。数年前にRS4（B8後期型）に乗ったことがありますが、A4の延長線上でもなければS4の延長線上でもありませんでした。おそらく今もそうではないかと思っています。

A4が全科目80点ならS4は全科目９５点の車といった印象です。サーキット以外で走るのであれば、アウディのSモデルが最も万能で完成度の高い車だと思います。これも最新RSモデルに乗れば変わるかもしれませんが。

当時の自分の言葉を見直しつつ、感じたものを思い出し整理してみました。この二台、S4とボクスターの二台持ちなんて出来たら最高ですね♪





ということで、自分でも何が一番良かったのか判然としませんでしたが、書き連ねているとはっきりしました。私的カーオブザイヤー2017は















ポルシェ　718ボクスターに決定！！