TRDシフトノブ加工レポートvol.3

重いシフトノブの感触もよろしいなぁ、と思い色々検索してみたら｢重いシフトノブはリンケージやフォークに過剰な負担をかけるので百害あって一理なし｣というブログに行き当たりました

文章はかなり過激な表現ですが、｢重量可変式も含め自分の知る限りでは純正で200㌘を越えるシフトノブはない｣に頷ける部分もあったので、個人的に｢200㌘以内で最も内装にマッチして感触が良い｣TRDシフトノブに決定します

で、頭頂の窪みがどうしても気になるのでコレをなんとかしたいとあがきます

タミヤのエポキシ樹脂を凹みに流し込み、剥がした物を二枚貼り合わせて球体にしようと計画しましたが、原型がなかなかうまくいきません

試行錯誤の末、流し込み型と100均のマグネットピースを貼り合わせてようやく原型が完成しました

型枠の中に油粘土を敷き詰め、原型を半分埋め込みます

そこへシリコンを流し込み硬化まで12時間待ちます

硬化したら型枠をバラして油粘土を取り除き、ひっくり返して残りの片面もシリコンを流し込み、またもや硬化まで12時間待機…

ようやく最大の難関、原型作りとシリコン型作りが終わり、エポキシ樹脂を注入してじっくり待ちます

一発目完成♪

型ずれも変型もなくうまくコピれたので、あとはひたすら量産して気泡の少ない出来の良い個体をみつくろいます

げっ( ; ゜Д゜)
数年前に買った古いエポキシが黄変してる
(上の二つ)

あわてて新品を調達して全部で6個量産しました

一番出来の良いヤツを選び出し、バリを取って…

#180
#240
#320
#400
#600
#800
#1000
#1200
#1500
#2000
#5000
#8000
#10000
#15000
のスポンジヤスリやペーパーで磨いたあと、粗目・中目・仕上げの三種のコンパウンドで仕上げました

接着面の傷がちらほら見えますが、コレは接着すれば消える筈なので現時点では気にしないことにします

続く…