3月29日(水)「MEGA WEB」のヒストリックガレージへ初めて行ってきました。
入場無料ですが、展示内容はとても充実しており、旧いクルマ好きとしては、1日居ても飽きないスペースだなという雰囲気でした。パート1では2階フロアについてレポートしたいと思います。
2階の入り口から入ると、まず展示されていたのは、コスモスポーツ
1971年式のマツダ コスモスポーツ(L10B型)
個人的には、コスモスポーツを見ると、帰ってきたウルトラマンのマットビー
クルを思い出します。
中に入ると300ccのイセッタが展示されていました。年式は1960年
このイセッタは、メガウェブオープン時、千葉県在住の方から購入したものと
いうことでした。
しかし、イセッタはかなり調子が悪かったため、2005年にメガウェブでレスト
アされたようです。
奥に進むと1960年代のアメリカを想像させる雰囲気のエリアとなります
旧い街並みに駐車されているピカピカの旧車はとてもいい雰囲気です
奥に見える古びた感じのシャッターや壁の雰囲気がクルマを引き立てます
1967年式のジャガーEタイプ。美しいデザインのオープンカーです
こんなネオンも昔のアメリカの雰囲気を引き立てています
1963年式のコルベット。艶のある黒いボディに反射する照明の光がきれい
奥のカラフルなショーウィンドウと対照的な渋いコルベットだから写真映えする
ショーウィンドウの中に飾られている旧いグッズを見ているだけでも飽きません
アメリカのいろんな州のナンバープレートが数多く飾ってあります
昔のガソリンスタンドもリアルな感じ。
給油機は旧い本物のTEXACOのものを使用し、リアリティを増している。
1959年式のシボレーのインパラ。これぞ「アメ車」という雰囲気
さらに進むと、細い路地をイメージしたエリアになります。路地の上をまたぐ
ように干されている洗濯物を見ると、ヨーロッパの路地を想像します。
美しい1953年式のシトロエン11B。このクルマもメガウェブでレストアされた
車体です。
この車両は、都内在住の方から購入する前は、ベトナムで使用されていたそう
です。ドレスをまとった貴婦人のようにも見えます。
1945年式のMG TC。当時軽快なスポーツカーとして人気があったようです
MGの壁ぎわに貼ってあるポスターも古びた雰囲気がいい感じです。「卒業」の
ポスターの表記はイタリア語のようです。マリリンモンローは1950年公開の
「アスファルト・ジャングル」。破れているポスターは「カサブランカ」かな?
1966年式のアルファスパイダー。映画「卒業」にも登場していますね。
「MEGA WEB」のヒストリックガレージで所有しているクルマは現在36台ある
らしく、展示するクルマも定期的に変更されているらしい。だから、しばらくし
てから訪れると、違うクルマが展示されているでしょうね。
2Fの別のフロアでは、自由に見ることが出来る珍しい書籍や歴史的なクルマの
ミニカーが陳列されている。
壁にはクルマのパネルや絵画が飾られている場所も。とにかくクルマに関する
もので埋め尽くされています。クルマ好きにとっては、一日居ても飽きない空
間です。
ミニカーの陳列棚はこんな感じ。同じトヨタ2000GTでも様々なバリエーショ
ンのタイプが飾られている。オープンボディのトヨタ2000GTは「007は二度
死ぬ」でボンドカーとして製作されたクルマのミニカー
この陳列棚はレースでも活躍したトヨタ2000GTが飾られている。活躍したレ
ースの内容も説明されており、見て楽しめるように工夫されている。
私みたいにクルマの歴史に疎い人間にとっては、簡単でも説明が書いてくれて
あるだけで、歴史を知ることができるのでうれしいです。
このクルマはトヨタが欧米のメーカーに対して日本のクルマ製造技術を見せつ
けるために挑戦した時のクルマ。フォード3個、ポルシェ10個持っていた記録
を更新し、世界に「TOYOTA 2000 GT」の名を知らしめた。
ゼッケン1番は1967年富士24時間レースで1-2フィニッシュを飾った時の1号車
こっちはキャロル・シェルビーの手によって1968年のアメリカ・SCCAシリ
ーズに参戦したクルマ。全13戦中、3度の1-2フィニッシュを成し遂げたモ
デル。トヨタ2000GTはアメリカでも活躍していまた。
「MEGA WEB」のヒストリックガレージは、2Fだけでも十分楽しめる内容で
した。1Fも興味深い内容が盛りだくさんだったので、パート2として別途レ
ポートします。
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Posted at
2017/04/02 22:31:02