去年の話ですが、文章として残すために書きます。
長いです。暇な方、興味のある方だけみてください。
愛知から一人旅、埼玉〜群馬と懐かしの自販機を巡るだけの旅をしてきました。
僕は年齢は27なんで生まれたのは88年なんですが、6〜70年代に作られて当時のサービスエリアやボーリング場などで人気だったフード自販機がとても好きなんです。
物心ついた頃には既に稼働してる台も殆どなく、サービスエリアでたまに見るくでした。
なのにその記憶が何故か消えることはなく、自販機を見ていた頃を思い返すと胸が締め付けられます。
自販機には限らず懐かしいものが大好きなんです。
パジェロミニのユーザーは平均年齢が高いはずですが、こういうの興味ある方いるんじゃないかな?
そしてそんな懐かしい自販機が奇跡的に稼働している場所は今、東と西で固まっています。
東だと埼玉〜群馬
最近まで埼玉に住んでいたのに、なかなか行く機会がなく愛知に引っ越してしまったので完全に機会を逃した僕…
じゃあ行けばいい、それに今は愛車がある、じゃあ巡ればいい。
それが旅に行くきっかけでした。
パジェロミニが来てくれたおかげです。
ということで、たった2日間の弾丸自販機旅の始まりです。
最初の目的地は埼玉の上尾
距離にして大体250㌔ほど
1日目はこの一件のみです。
長いドライブの始まりです。
途中ゲリラ豪雨に見舞われたりもしました…
途中渋谷に寄って、帰省中の妻を拾って1件目だけは妻と一緒です。
そして着きましたオートパーラー上尾!
埼玉で稼働しているのは大体群馬に繋がる山の方、大宮よりも左上あたりのエリアからになります。
ようやく自販機を拝める時が来ました。
このような昭和から平成に繋がるころの懐かしい雰囲気漂うレトロなゲーセンの一角に…
ありました懐かし自販機!
味わいたいがために朝から何も食べてません!
早速いただきます!
(この時既に半泣き状態です)
まずは富士電機製の麺自販機から天ぷらそばをいただきます。
このニキシー管のカウントダウンがたまりません!
早く食べたいのにもっと見てたいという意味不明な感情に陥ります。
そして下から出てきましたが、麺がチョロッとしてます(笑)
というのも、富士電機製の麺類自販機の場合、製麺の湯切りが斬新で、湯切りの際容器を高速で回転させて脱水させるのでこのように麺が少しはみ出る場合があるのです。
知らずにこれだと は? ってなるかもしれませんが、内情を理解してのこれだと …必死に湯切りしてカワイイ! みたいな気持ちになりもうワケがわかりません。
ようやくありつけます。
そして、とても美味しいです。
これが自販機から出てきたと思うと感動で涙が出てきます。
泣きながら必死に食べる僕を妻は何も言わずに見つめています。
蕎麦のコシ、天ぷらの食感、つゆの濃さもちょうど良くとても食べやすい味付けだった。
お次はトースト自販機です。
これも見た目がたまりませんね〜
てことでハムチーズとコンビーフがありましたので…どっちもいただきます。
こっちもトースト中って…焦らすな〜♡
なんともチープな!!
これがたまらないんです。
現代の美味しさなんてこれっぽっちも求めていません。
そんなのレトロ自販機じゃないです。
求めているのは当時の雰囲気、時代に比例したチープな味、現代でも味わえるその喜びなんです。
トーストも美味しい!(チープな意味で)
ハムチーは文句なしの美味しさ、コンビーフとマーガリンの相性もこんなに良いとは知りませんでした。
この辺になってくるともう絶頂を迎えて余韻に浸っていた僕
そんな僕を写真に収める妻
お客は僕たち2人だけです。
そんな人のいない廃れた雰囲気も大好きです。
今日何人か食べに来てたのね。
僕みたいに旅してる人かな?
最後にダメ押しでこれまたレトロな回転式のマルチ自販機でお菓子を買って帰りました。
ありがとうオートパーラー上尾
また来るよ。
この日は近くにある妻の実家に泊まって初日は終了です。
2日目から懐かし自販機の聖地である群馬に入り本格的に自販機を巡っていきます!
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2016/05/07 10:39:16