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姫鈴(ひめすず)のブログ一覧

2023年03月29日 イイね!

コペンで九州の旅(後編)

コペンで九州の旅(後編) 娘さんの用事で久しぶりに名古屋は栄まで家族で買い物へ。コロナ禍で人の密集する場所を避けていたため実に3年以上振りになりますが、道中屋根を開けて走っている車とすれ違うたびに「何でみんな屋根開けてるの?」との嫁さんの突っ込みも上の空の姫鈴です。
当の本人は日焼けからの脱皮中で、おでこの一部だけ脱皮残りのために『ゴルバチョフ』と職場で命名されておりますが、一番の問題は差し迫った免許の更新。このままでは5年間ゴルビーが身分証になってしまう恐怖の方が問題です。
今年はなんか日差しが強くないですか?

出掛ける事が好きです。
車弄りも好きです。
でも家族が一番好きです(ガムテープと保湿剤で毎日ひたすらメンテしてくれた嫁さんが一番大好きです)。

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飯(名物)→風呂(温泉)→爆睡の流れで一日目を終えた九州は大分。翌朝早めに目覚めたものの、揃って朝はギア1速の親子、せっかく宿泊代に入っている朝食を食べる気が無いため早々にチェックアウト。

この日は娘さんの地理のお勉強の為(という言い訳)に高速に乗り、まずは別府湾SAへ。

朝靄の中の別府湾。
「このコペンで大分に来るのは最初で最後かな」という姫鈴さんに「次のコペンは無いんでしょ」と冷たいお言葉を下さる娘さん。エンジン掛かって来ましたねー。

先ずは高速経由で湯煙の町、湯布院へ。
道中の道は火山帯特有の地形で険しい山と牧場が広がる、アルプスの少女なら全力ブランコかますような絶景にただただ見惚れる親子。
油断してカメラを準備する間もなく高速出口へ。

高速側の道の駅ゆふいんでトイレ休憩。この時点でまだ朝8時前。
十数年前に嫁さんと葬儀で大分に来た際、帰りに親や親戚から湯布院を勧められましたが「遠いからいい」と断った姫鈴さんはまだ距離感が壊れる前の人でした。

ここからが姫鈴さんにとってのメインディッシュ!大分ー熊本を結ぶ絶景ロード、やまなみハイウェイ(一般道)です。目指すは熊本名物阿蘇山。


いつもの360度カメラをセットして準備万端で出発するものの、いきなり道を間違えてUターンしましたが、無事にハイウェイに入るとほぼ貸し切り状態にテンション上がりまくり。


9万年前の最後の阿蘇大噴火によって大分にまで流れ込んだ溶岩で形成された地形らしく、今まで走って来た伊豆、長野、和歌山とは赴きが違う景色が広がります。
具体的に言えば阿蘇山に近づくにつれて道路以外の地形がボッコボコで土や岩が黒いという。


朝日に反射する飛行機雲がコレまた幻想的に広がる中のオープン走行は最高です。

途中、前を走るNDのナンバーが名古屋という事に気付き更にテンション上がる上がる。



ハイウェイ途中にある牧ノ戸峠レストハウスでNDのオーナーさんと少しお話ししましたが、名古屋から単身赴任で熊本に来ていらっしゃるとの事。
せっかくなのでオープンカーライフを楽しんでいるそうですが、分かります。姫鈴さんも知人にお一人、単身赴任コペン生活をめちゃくちゃエンジョイしている方がいますので。

NDさんとお別れして更に南下して阿蘇山方面へ。

何処からが阿蘇山の外輪山か分からないまま走っていましたが、次第に前方が開けて来て景色が見渡せる様になって来た所で見つけたのが城山展望所。


遥か遠くに噴煙を上げる阿蘇本体が見えます。
火口の中の町、阿蘇市が手前に広がる雄大な景色。


走って行って喜んで写真を撮る娘さん。相変わらずコペンの写真は一枚も撮ってくれませぬ。

阿蘇市内に入り桜咲く田園風景の中を走って行きますが…

ナビの案内に従っていると次第に怪しい農道チックな所へ連れて行かれる。

天下の阿蘇山へのアクセス道がこれ?と思っていたら、無事山体へと続く道へ出られました。
後は両側に牧場が広がる緩やかな登り坂を景色を楽しみながら上がって行くと。

先程走って来た外輪山が市街地の奥に見えて来ます。富士山とはまた趣きの違う大自然。


草千里展望所から眺める阿蘇山火口。
手前には千里の名を冠するだけあり池と草原が広がっています。
なんかもう、バイクやオープンカーの聖地ですな、ここ。


『入口』ではなく『火口』という案内が草生えるwww。この辺りになると火山ガスの影響で余り草生えていませんけど。
この阿蘇山頂ドライブインは以前、火口までのロープウェイがありましたが熊本地震で被害を受けたらしく現在では代替のシャトルバス乗り場に変わっていました。

走っていいのか?ここ…。という不安を煽る文句看板を横に料金所がと思いきや…。

健康チェック所が。
「体調良い?」的な口頭でのやりとりで通り抜けた先に…。 

本当の料金所。コペンは400円でした。記念ナンバーにしていたため、普通車料金600円を徴収されそうになる。


そこからは世紀末的な荒廃した景色の中、次第に近づいてくる噴煙。気持ち道路も世紀末的。




そして遂に到着‼︎阿蘇山火口‼︎
まさかコペンでここまで来る日が来ようとは‼︎
なんかこれだけで感無量な父親を急かして火口に向かう娘さん。ちょっと待ちなはれ。

「何あれ?」ランダムに立ち並ぶ避難壕を指差す娘さん。いい感じに生のお勉強っぽくなって来ました。


教科書では学べないリアルな体験を。避難壕出入口は火口と逆向きについている点や、常備しているヘルメット。名古屋に住んでいるとなかなか触れる事のない教材です。



そして火口とご対面。溶岩は見えませんが迫力ある噴煙。火口付近まで車で楽にアクセス出来る点といい、まさに日本が誇れる活火山!
娘さんが手に持っているのは姫鈴さんが火口見学前に土産物屋で買わされたお友達へのお土産。


旧ロープウェイ乗り場の阿蘇山頂ドライブインまで戻り、名物という火山灰アイスをくまモンとご一緒に。
きちんとメニュー表に『普通の黒ゴマです』と記載している正直な売店。
二人でアイス食いながらお土産を物色。


程よい時間となり昼食のため、来る時はスルーした草千里駐車場へ。
山頂ドライブイン駐車場と料金共用で一日500円でした。
「馬刺しって豚のお刺身なんでしょ?友達が言ってた」という娘さんのお勉強のためにお昼は熊本名物馬刺しをいただきました。

馬肉の串焼き食べながら草千里を散策。



案内によると意外にも梅雨時の降水量は多いらしく、こちらの池の大きさも季節によって変わるそうです。

長閑な景色ですが、足元は馬糞だらけ。
ドローン持って来るべきだったと激しく後悔する絶景でした。

ここからは実家の愛媛県へ帰るため、国道57号線を一路大分方面へ。

遠ざかる阿蘇の噴煙。



時間がゆっくり流れるような田舎道を走り、コーヒー休憩で立ち寄った道の駅すごうにて、コペンのナンバーを見た地元のご夫婦さんから話しかけられる。息子さんが名古屋で働いているそうです。
これまたご縁ですね。
疲れたのかオープンの助手席で爆睡する日焼けした娘さんの顔を見ながらバイパス経由で大分市内のちょっと高級なデパートへ行き、母親に頼まれていたお土産と、九州最後の名物をとお高い弁当を買う。



佐賀関のフェリーターミナルへの途中で海沿いの駐車場。
爺ちゃんはあの辺りの海だねと二人で最後に手を合わせ出発しました。

行きは予約していたのですが、帰りは時間が読めないために直買いチケットで。
運良く出航予定の便にギリギリ乗れました。

乗船前にターミナルの待合室で夕食を。
娘さんは九州の締めくくりに関サバの押し寿司をチョイスしており、本場の味を堪能していらっしゃいました。
今まで食べたバッテラの中で一番のお味だったそうです。

フェリーに乗船、コペンは最後の方でした。
ちなみに愛媛県の三崎半島はひたすら一本道ですので、延々とトラックとカルガモツーリングが待っています。


佐賀関を出る頃には日も傾き始め、二日間という短い時間の中に色々詰まった九州を思うと少し寂しくなります。

夕陽の中すれ違う大分行きフェリー。
娘さんとコペンで行ったおそらく最初で最後の九州旅行の終わりです。
実家に無事着いたのは夜10時頃。仏壇のご先祖様に父の事を報告して眠りにつきました。

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翌日朝に実家を出発して淡路島経由で名古屋へ。

自宅直前で遂にコペンさんが大台に乗りました。











































































Posted at 2023/06/05 21:27:48 | コメント(3) | トラックバック(0)
2023年03月28日 イイね!

コペンで九州の旅(前編)

コペンで九州の旅(前編)「ねぇパパ、スマホ欲しい」と突如言ってくる娘さん。家電番号を使いLINEだけだけインストールした嫁さんのお古のスマホを渡しているのですが、Wi-Fi環境下でしか使えないのがご不満の様です。
「クラスの子、半数以上が持ってるよ」と伝家の宝刀を抜く娘さんに「他所は他所、うちは高校卒業まで駄目です」と返すと「パパ知ってる?そういうのって毒親って言うんだよ」と更に返された姫鈴です。
どこで覚えて来たのかそんな言葉。そもそも姫鈴さんに決定権は有りませぬ。ちょろい方から攻め込むやり手の娘さん、年々要求がエスカレート。

出掛ける事が好きです。
車弄りも好きです。
でも家族が一番好きです(8割位父親の遺伝子を継いでいる娘さんが一番大好きです)。

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最近ツーリング等の走行動画の編集にハマってご無沙汰でしたが、やはり基本はみんカラという事で久々のブログになります。
ネタは大量にあるのでボチボチと。

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私事になりますが、今年初めに父が亡くなりました。実家にて闘病生活を送っていたのですが、最後は眠る様に。
婿養子に入っていた父は亡くなる前、納骨されるよりも実家近くの海で良いから散骨をして欲しいと言っていました。
また闘病中に、最後に一度だけ生まれ育った大分に行きたいと言っていましたが叶える事は出来ませんでした。
せめてもの孝行として、大分県の散骨業者さんに依頼して今回の運びとなりました。
四十九日を終えた後から業者さんと打ち合わせをして3月下旬の天気の良い日にという事で、年度末の忙しい中職場の上司や部下の皆に協力していただき、天気予報と業者さんからの海の予報から直前で日取を決めての出発になります。
今回は九州には行った事のない娘さんを連れてのコペン旅。姫鈴さんも祖父の葬儀以来なので10数年ぶりの九州!
どうしてもコペンで九州に行きたいとゴネる姫鈴さんのワガママを聞いて留守番してくれた嫁さんに感謝です。

流石に名古屋→大分は体力的に無理あるので、いつものコースで名古屋から実家の愛媛県へ夜中走り明け方着。そのまま母親に庭木の伐採頼まれる。娘さんも手伝い小遣い貰ってました。

翌朝早くに実家を出発して、愛媛県の佐田岬半島の最西端にある三崎港へと走ります。
道中は以前、実家近くに住むコペン友達とドライブした事があるため見知ったルートで安心でした。


佐田岬では桜が咲き始めておりましたが、娘さんは爆睡中。一人で景色を楽しむ姫鈴さん。


朝一番の便であるためネット予約していたフェリーですが、乗船は先着順。意外にもこの後続々と車やトラックがやって来て満車になりました。

乗船手続き後に車内で朝食を。
寝起きのテンションの低さは間違いなく父親譲り。

愛媛県の三崎港と大分県の佐賀関港を結ぶ国道九四フェリー。3隻のフェリーのうち2隻が行ったり来たりと一日16便運行されています。
まだ姫鈴さんが小学生の頃、両親に連れられ大分の祖父母の家に帰省する時以来になります。


そしてコペンは初フェリー。姫鈴さんも自分の運転では初フェリーです。他の車に埋もれてますけど。


「パパ一人で行って来て。私寝てるから」と連れない娘さんを船室に残してデッキに上がり一人はしゃいでいる父親。
出航から直ぐに大分県側の島々が見えている乗船時間は約一時間。コーヒー片手に潮風に当たっていると直ぐに到着。

下船後真っ先に佐賀関港近くにある「海へ続く線路」へ。



「海が凄く綺麗!」と、やっとテンション上がって来た娘さん。
さすが九州の海。透き通る様な海水が静かに波打っていました。

道中は一部道幅が狭く、対向車が来たらコペンでもギリギリな位ですが、景色は最高です。

ここからは予定が詰まっているために佐賀関→大分→別府へと。
道中凄い名前の交差点。

別府にある我が家の墓参りへ似合わない車で乗り付けを。

本当、墓参りには似合わない車です。
ご先祖様には申し訳ございませんが、姫鈴さんも10年以上ご無沙汰だったため墓の場所が分からず、管理事務所で問い合わせを。
最近は墓も個人情報扱いで、現地で身分証明書を出してやっと教えて貰えるという世知辛い世の中です。

巨大な霊園のため区分番号だけを教えて頂き、後は自分の足で探す事に。見当違いな所を探していると、娘さんが先に見つけてくれました。
しっかり管理されているため雑草一本生えていないお墓。管理事務所に感謝です。
姫鈴さんの従兄弟とも話していたのですが、この霊園は墓石が皆同じ規格のため毎回迷うとの事です。

我が家は忠臣蔵の事の発端、やらかした側の家系の流れの一族らしく、家紋が同じです。
本人ダメダメでも周りの人達に恵まれているという点で妙に納得。

今後の管理を考えて、こちらは墓終いして名古屋に移そうとも思っていたのですが、親から頼むからこのまま大分に残しておいてくれと言われるのも分かる素晴らしい景色。
娘さんも大分に来てからひたすら景色が綺麗と言っています。


霊園を後にして、大分に戻り散骨業者さんとの待ち合わせ場所へ。
業者さんは既に到着して待っていてくれていましたが、まさか愛知県から派手な屋根開けた車で来るとは思っていらっしゃらなかった様で&大分の懐かしい景色にテンション上がっていた姫鈴さんとで華麗にスルー。
更に一周回って合流出来ました。

今回、相談から実際の散骨までお世話になりました『まるっと終活大分』さんです。
https://shukatuoita.com ←ホームページアドレスになります。

ホームページから引用させて頂いた法人代表の木原さん。電話とLINEでこまめに連絡を下さりましたが、この日ご一緒に乗船してお付き合い下さいました。
木原さんと船長さん、姫鈴さん親子の4人での散骨になります。

海洋散骨に対して姫鈴さんのイメージがこちら。

実際がこちら。
ホームページにもありますが周囲への配慮もあり、平服で救命胴衣を着けての出航。
船長さんは港横の岸壁で釣りをしている中学生に声を掛けながら操船している、まるで船釣りに行くノリで別府湾の真ん中まで進みます。


途中から船長さんのご好意で娘さん、船の舵を握っていました。最近絶叫系アトラクションが大好きなため喜ぶ喜ぶ。
父も孫娘の操船で故郷の海に帰れるなら満足してくれる事でしょう。


潮風と時折飛沫を浴びながらの別府湾。
大分市、別府市、そして杵築市までが一望出来る絶景が広がります。
往復路は大分の話などをしていたのですが、船長さんの息子さんが名古屋で働いているとの事。
これもご縁ですね。


そして散骨。
あらかじめ細かく砕いて頂いた遺骨は海に溶ける様に消えていきます。
婿入りして自分の両親と義両親を見送り、愚息子が名古屋で自立するまで育て上げてくれた父でしたが、最後の最後に孫娘の手で自由になれたかなと思います。
今回どうしても娘さんの手で送って貰いたかったので、その願いが叶いました。

最後に用意して頂いていた花を流しました。
潮の流れに乗って次第に見えなくなっていく様を見て、ようやっと父の長い人生が終わった実感が持てました。
この日の朝、実家にいる母の夢枕に父が現れたと帰宅後に聞きました。海に帰る前の最後の挨拶だったのでしょう。

帰港も操船は娘さん。
コロナ禍で余り旅行に連れて行けませんでしたが、今回の船はかなり楽しかったそうです。小学生として滅多にない体験が出来て良い春休みの思い出に。

まあ、めちゃくちゃ日焼けしました、二人とも。
まるっと終活大分さんのホームページにも書かれていますが、実際に散骨される方々は皆さん笑顔で帰られるそうです。
こんな良い景色の中でお別れをする事が出来、しかも海は世界中で繋がっているため何処の海でも故人に気軽に会えるという。ヨーロッパからはるばる来られたお客さんもいるというのも納得です。
後は父がしてくれた様に、娘が幸せな人生を送れる様に僕と嫁さんで手助けを。

最後には立ち会えなかったけど、面と向かって言った事は無かったけど、良い人生を歩ませてくれてありがとう親父。


大分市を出発して、再び別府市へ。
別府湾に沿う国道10号線は埋め立て拡張されて走り易い道になっていました。

最後に来たのは姫鈴さんが小学6年生の頃。ちょうど今の娘さんと同じ年頃でした。母方の祖父母の家があった場所へ。

既に当時の家はありませんが、周辺にはまだ微かに覚えている家が幾つか残っています。最後に来た日から実に40年近い月日が経っています。

当時従兄弟達や近所の子供達と走り回っていた路地にも面影が残っていました。手を掛けてよじ登っていた段差も一跨ぎで超えられる今の自分。
娘さんからしたら退屈でしょうが、文句も言わず付き合ってくれています。
今となっては縁も全て無くなってしまった思い出の場所。恐らくもう訪れる事は無いでしょうが、最後に娘さんを連れて来る事が出来ました。

この日は別府湾に沿って行ったり来たりをしていましたが、次に向かうは父方の実家。
それがこちらです。

いや、本当に(数百年前の)実家です。


国東半島にある杵築市のシンボル、杵築城です。
父方はこの城主の直系の家で、戦国時代末期までここに居を構えていたそうです。
ですが今現在、姫鈴さん親子は入館料を払って見学する立場…。



めっちゃ真面目に見学している娘さん。
展示してある笠と同じ物が今の実家に一つあります。物置にぶち込んだままですけど。


天守閣から眺める杵築市内。当時ではタワマンクラスの眺望だった事でしょう。一軒家でタワマン。なんと贅沢な実家でしょうか。…エレベーターありませんけど。

広々とした玄関横の階段。大型家電の搬入も楽々です♪

桜を始めとした木々に溢れる素敵な庭。休日にはBBQをしたくなりますが火気厳禁なのがたまに傷。
お古のスマホを渡している娘さんは写活に勤しんでいます。

オフ会出来ちゃう位広い駐車場。母屋まで距離はありますが、夜中に自宅抜け出して遊びに行っても嫁さんにはバレませんね(←ポジティブに)。

正面出入り口。
愚かな末裔はかなり歌舞いた籠を愛用しております、ご先祖様。

そのまま城下町へ繰り出し、市役所の無料駐車場へ車を預けて散策を。
街並みが古風に統一されています。


平日とは言え春休み中なのに人出が殆ど無い静かな城下町。

歩道にも色々趣向を凝らしたものがありますが、静けさも重なりノスタルジックな雰囲気です。

再び別府に戻り、祖父母に連れられよく散歩していた上人ヶ浜へ。
当時はただの浜辺でしたが今は埋め立て整備され公園になっています。

親子連れやダンス動画を撮影している若者など、のんびりとした公園でした。

景色は撮るけどコペンは撮ってくれない娘さん。
ちょうど良い時間になったため駅前のホテルへチェックインを。


大分と言えば中津の唐揚げととり天!
子供の頃に来た店がまだ残っていました。
大繁盛していて一時間以上待ちましたが、待つ価値はある味の『東洋軒』さん。

とり天定食と天津飯を注文して二人でシェアしましたが、定食は殆ど食べられてしまうという…。
かぼす醤油がツボにハマり箸が止まらない娘さん。DNAの8割くらいは大分県産ですから水も食べ物も合うみたいです。

昔は夜も賑わっていたのですが、コロナ禍もあり寂しい駅前風景。夜8時前には飲食店もLOで以降開いている店はパチンコ居酒屋カラオケという場末の雰囲気漂う惨状。
一日の疲れを癒すために立ち寄り温泉へ行ったのですが、親子揃って即寝でした。


















































Posted at 2023/05/22 21:39:10 | コメント(3) | トラックバック(0)
2022年08月21日 イイね!

白山、千里浜ツーリング

白山、千里浜ツーリング先日、ちょっぴり娘さんの生活態度で気になる所があったので父親として厳しく注意したのですが、娘さんは学校で「今、パパと喧嘩中」と友達に広めてくれ、我が家に遊びに来た友達に「なんで喧嘩してるんですか?」と突っ込まれた姫鈴です。
仲間を呼ぶとはなかなか賢くなってらっしゃる。
嫁さんにも「そんな怒り方は駄目だよ」と言われましたがその翌日、今度は嫁さんの雷を食らった娘さんは素直に謝っておりました。…威厳の差?

出掛ける事が好きです。
車弄りも好きです。
でも家族が一番好きです(普段優しい人が怒ると一番怖いを実証している嫁さんが一番大好きです)。

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以前から計画していた今回のツーリング、例によって嫁さんには言っていなかったのですが、今夜言おう…今夜こそ!…と、まるで夏休みの宿題をやる気のない子供の様な考えでズルズルと引き伸ばしてツーリング前夜を迎えたのですが、その夜に限って娘さんが宿題せずにゲームをやって怒られるという事が起きてしまい、完全に言うタイミングを逃してしまいましたとさ。
そう言う訳で初の試みである「事後承認」という荒技を使わざるを得なくなりました。

※今回はそんな姫鈴さんの心情を某国民的RPGに例えて表現してみようと思います。

いつもの様に夜中にこっそりと家を抜け出した所、まさかの雨。
…マジですか?最近天気に関しては調子が良かったのに。これから待ち受けるであろう運命を暗示しているかのような夜空。

残念な空模様ですが、引くに引けない勇者姫鈴さん旅立ちます。

強大な魔王…もとい、大切な嫁さんに誠意を持って今回のツーリングの許可を得ようと思います。
まあ、出発しちまったらこっちのもの…もとい、許してくれる優しい御心に期待大です。

先ずは仲間を集める事が大事!
一人では無理でも皆で協力すれば!(←家庭内の問題で友人に頼ってはいけません)

雨が降り頻る中、旅人が集う酒場…ぢゃなくて、待ち合わせ場所のコンビニでみん友さんと合流。
「カクカクシカジカ」と勇者の身の上話をすると「それは一番駄目でしょ。黙ってなんて…」
「…ですよね〜」
次の仲間を求めて、2台で北上して岐阜県入り。

関西からお越しの派手な赤コペンのみん友さんと無事合流する頃には雨脚も弱まり、天気予報は晴れてくるとの事。姫鈴さんのテンションも上がって来てます。そして時間は朝7時過ぎ。
ここで意を決して勝負に出ます!
嫁さんにLINEで事後承認ツーリングについて一所懸命報告(言い訳)すると、すぐに既読がつくものの返事無し。はい、既読スルーです。


ラスボスのみが使える(今は違うのかな?)凍てつく波動を度初っ端にモロに喰らった姫鈴さん。

コツコツと上げて来たテンションやワクワク感などの効果が一気に打ち消されてしまった!
既読のみで一向に返事が来ないスマホ画面を見ていると、8月の雨ですら寒さを感じます。




小雨の降る中、岐阜県は郡上八幡までやって来ましたが、周りの景色は「これ、本当に晴れるの?」と、ダダ下がりの気分を更に下げに来る。
向かう先にはヤバそうな雨雲が掛かっています。
取り敢えず冒険の旅を続けるか…。

今回は運転と景色を楽しむツーリング。
自宅を出てから高速道路は使わずにひたすら下道で北上しています。

白川郷手前にあるダム湖、御母衣湖にあるドライブインにて小休止を。
なんか青空が覗き始め、天気回復の兆しが!
それに伴い姫鈴さんも失っていたテンションが上がって来ます。


御母衣湖畔では雲間に綺麗な空が見えました。
屋根開けて走る山道はもう最高!
そんな折、沈黙を守っていたLINEに着信が!

「ママとすがきやでアイス食べてま〜す」と娘さんからの画像が。愛知県人のソウルフード、すがきやでデザートタイムをしているらしく、少し心がほっこりする姫鈴さん。
娘さんに「ママ怒ってる?」とメールしてみると「私激おこ!」とのお返事。

いわゆる、『嫁さんは仲間を呼んだ。娘さんが現れた』というやつですね。
そして娘さんの攻撃!

このスタンプ連打で攻め立てて来る来る。そしてラスボスは相変わらず沈黙したまま…。

心情的にはこんな感じ。地味にHPが削られていきます。
さ、旅を続けよう。


(※ホワイトロードHPのPDFファイルより拝借)
今回の第一目的地。岐阜県白川郷と石川県を結ぶ有料道路で以前は白山林道という名前でしたが、林道というとハードル高そうなイメージを持たれてしまうため、ホワイトロードに変更したそうです。
確かにコペンで林道に突っ込もうとは思いませんから。

ですがホワイトロード、8月頭の大雨で一部崩落して全線通行は不可で折り返し走行ならば途中まで走れるとの事。その分通行料も値引きされていましたが。
本当は石川県白川市まで山道を抜けたかったのですが、走れる所まで走ってみようという事になりました。

料金所。今回は折り返しという事で1100円でした。


ただでさえ標高の高い白川郷の更に山の上という事で、部分的に霧も出ていますが涼しく走りやすい道でした。


途中の駐車場からは白川村が一望出来ます。
「アイツら油断仕切ってやがる。行くぜ野郎共‼︎」と、今から村を襲う山賊気分を満喫出来るオススメポイントです。



ギリギリ岐阜県側の駐車場、三方岩では霧も晴れ青空が見え始めています。
前回のビーナスラインでもそうでしたが、標高の高い場所では雲が近い反面、開けると目の前に青空が広がります。


三方岩の駐車場すぐ横にある三方岩隧道というトンネルを通ると県境を跨いで石川県へ。
そして次にある栂の木駐車場まで来た所で通行止めになっていました。


辺りには他に人は誰もおらず、山肌の至る所から小さな滝の様に水が流れ落ちています。野生動物が出でも不思議ではない雰囲気の中、話題は大阪で熊の足跡が見つかっただの北海道の住宅街に熊が出ただのと…。
…この辺の山、多分いますよね?道も通行止めになってから人通りも減っている筈だし。そう考えると急に辺りが不気味に感じます。
熊出たらオープンカーではだめでしょ。


来た道を引き返し、ホワイトロードを抜ける辺りでは天気も素晴らしく晴れ渡りました。
やっぱり最近イベントの度に天気に恵まれる姫鈴さん。なんか持ってますわ、多分。


白川郷では一般車両は村の中へ乗り入れ出来ないため、有料駐車場へ停めて合掌造りを見学へ。

駐車場から吊り橋を渡って村に入ります。

天気も良し。

川の水も綺麗で川に入り遊んでいる子供達も。

土産物屋で白川郷のピンバッジもゲット!



村の中を散策して日本の田舎といった景色を堪能しました。なんか大人の遠足チック。

駐車場ゲート横に合掌造りの家がありましたので、守衛さんに頼んで一枚だけコペンとの写真を撮らせて貰いました。

白川郷を後にしたのが13時頃。
ここからは時間を考えて東海北陸道から北陸道経由で金沢に入り、その少し上の隠れスポットのメタセコイヤ並木へ。

滋賀県のメタセコイヤ並木と比べると道幅が狭く中央線が有りませんが、これはこれで見事な並木道。

交通量も少ないため、落ち着いて写真を撮れます。これは走行動画からのキャプチャ。
そして姫鈴さんは再度勝負に出ます。沈黙を守っている魔王…ぢゃなく嫁さんに「怒ってる?」とドキドキLINEを。

痛恨の一撃‼︎

怒ってる人に怒ってる?と聞いて怒らせるという荒技の見返りは余りにもダメージ大。

心無しか天気が再び怪しくなって来ました。
ひょっとして姫鈴さんの心と連動?
まあいいや、更に冒険を続けよう…。

本日の最終目的地はあと少し。
メタセコイヤ並木から海岸線に出で海沿いを走れば辿り着けます。

のと里山海道へ合流して、一路北上。
こちらの道は無料のバイパスです。

海岸線には残念ながら濃い雲が掛かっていましたが、海沿いの道は気持ち良いです。

今浜ICで降りれば目の前は千里浜のなぎさドライブウェイ。日本で唯一波打ち際を車で走れる砂浜です。


その入口で記念撮影をしていたのですが、雲が開けて日差しが差し込んで来ました。

なぎさドライブウェイ入口から眺める海岸。
やっぱり姫鈴さん何か持ってるか気分連動型の天気ですわ、この日は。


そして満を持してドライブウェイへ。
もうこの快感は言葉に出来ない素晴らしさ。オープンカーの特権です。

今浜ICから千里浜ICまでの区間を走りきり、一旦は海岸を後にして直ぐそばの道の駅、『のと千里浜』へ。
最近道の駅も閉まるのが早いため、早目に行った方が安心安心。


不気味な砂のオブジェや「だいこん足の湯」という、際どく攻めた素敵な入浴施設のある道の駅です。

そこで土産物と夕食を物色。
ラスボスの控える魔王の城(自宅)に乗り込む際に必要な伝説の剣を探します。

こんな武器となる物を探したのですが、馴染みのないせんべいに悩みながら数種類購入。
金粉入りコーヒーなんかも売っていました。さすが加賀100万石。
ちなみにお土産の評価は微妙で、娘さんに至っては姫鈴さんが冷蔵庫の奥に隠していた「大人のキットカット」の方が美味しかったという始末。
ええ、この日に全て食われていました、大人のキットカット…。



ソーシャルディスタンス的に夕食は皆さん、道の駅で買ったお弁当in波打ち際のコペン。贅沢なディナーです。
姫鈴さんは加賀100万石とま全く関係無い油淋鶏丼をチョイス。お茶だけは加賀産を選びました。


ディナーを楽しみながらの娘さんとのLINE。今月外出禁止と即死系の呪文唱えてらっしゃる。
この時キットカットは既に毒牙にかかっておられた様です。
嫁さんには「もう少ししたら帰ります」とのLINEを送ったところ…。

まさかのお許しメッセージが!
良かった良かった。ちなみに嫁さん、千里浜がどこか分かっていません。知多半島のどこかだと思っている模様……。
それからは時間も気にせずに…。



波打ち際ギリギリ写真を撮ったり…。



ドローン飛ばして空撮したり…。


覚えたてのハリータッチをして遊んだり。

ちなみにハリータッチは後方から見るとイチャついてるコペンさん。
そして…。

沈みゆく夕陽をまったりと眺めていました。
昭和の人の姫鈴さんのBGMはTUBEのバラード♪
コペン乗ってて本当に良かった。こうやって付き合ってくれる友人にも出会えましたし。
ちなみにこの写真はみん友さん撮影です。 
姫鈴さんの撮った写真はコチラ。

前回のビーナスライン再びで、センスの無さが伝わる作品でございます。
周りの人、みんな写真が上手で今回色々教えて貰いました。

夕陽を見届けてから、道の駅に戻り備え付けの洗浄機で下回りを洗います。こちら無料のサービスです。

そして本日ご一緒してくれた方々と3台並べて最後の記念撮影を。
大阪から来てくれたwaki8さん、ここから5時間掛けて帰宅の翌日お仕事という事で、北陸道入口辺りでお別れとなりました。
ありがとうございました。また遊びましょう!(←この時点でまた直ぐお会いするとは思っていませんでした)


ぜに〜ばさんと2台で給油後に北陸道〜東海北陸道経由で愛知県を目指します。
心配だったゲリラ豪雨にも遭わず、高速出口でお別れを。この時点で午前様。


道中娘さんからは「まだ着かないの?」と責めLINEが来てましたが、どうしようも無いですもん。


愛知県で夜食ラーメンまで食べてから帰宅したのは午前2時。
楽しい一日でした。
お付き合い頂いたお二方、ありがとうございました。

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あとはお約束の翌日、「何処まで行ってたの?」から始まる後始末。
「…金沢のちょっと上」
「はあ〜?日本海?」

最近旦那の無茶に少し慣れてきた嫁さんと、怒られるのに慣れてきた姫鈴さんでした。

同じコペン乗りの女性で、旦那さんが炭治郎に鬼退治を学ぼうと思わせるくらい責めた方がいらっしゃるそうです。…余談ですけど。

















































Posted at 2022/09/15 19:47:44 | コメント(4) | トラックバック(0)
2022年07月31日 イイね!

真夏のビーナスラインツーリング

真夏のビーナスラインツーリング夏休み中に本を5冊読むという宿題を抱えている娘さん、早々に終わらせたという事で課題のプリントを見せて貰った所「SPY×FAMILY」の1巻から5巻と書いてある事に度肝を抜かれた姫鈴です。
いや、本というジャンルでは間違ってはいないけど、先生が求めているものとはベクトルが違うんじゃないかな〜と思っていたら、嫁さんオコでやり直しさせておりました。一件落着。

出掛ける事が好きです。
車弄りも好きです。
でも家族が一番好きです(時々父親の駄目な面の遥か上空を行く娘さんが一番大好きです)。

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※最近ブログの更新が遅く、こちらも一ヵ月以上前の事になりますがご了承下さい。

以前から計画を立てていたビーナスラインツーリング、一度姫鈴さんの一身上の都合で延期させてもらいましたが、いよいよ満を期して…と思いきや…。


はっきりしない天気に振り回されていた7月下旬。直前まで毎日何度も天気予報をチェックしていて、やっと大丈夫と思えたのが前日の夜…。
しかもビーナスライン近辺ではまだ雨が降っているという、何とももどかしい感じです。

翌朝自宅を出る時には一応安心出来る天気になっておりました。さっそく高速に乗り待ち合わせ場所のPAへ向かいます。

高速をかっ飛ばし(法定速度で)、向かうは鞍ケ池PA。

そこで2台のコペンと合流し、中央道経由で一路諏訪湖方面へ向かいます。
なんか天気が良い感じになって来ました。


諏訪湖SAまでは約200キロの道のり。途中休憩を入れながらも良いペースで到着しました。

そして関東方面からのグループと合流。総数19台のコペン達。
今回待ち合わせ場所に諏訪IC降りて直ぐの『荻野屋』さんを利用させていただきました。
本来ツーリングの待ち合わせに使ってはいけませんが、事前に店舗に相談して待ち合わせ場所としての許可と人数分の釜飯を開店前に用意していただき、大変助かりました。この場を借りてお礼申し上げます。


ザク用のバズーカや斧を標準装備しているオーナーさんがいらっしゃいますので、お披露目会を。


ですが長居しても荻野屋さんのご迷惑になるため、最低限のミーティングと釜飯の配布だけしてビーナスラインの霧の駅へ向かいます。


これだけの台数ではカルガモ走行も無理なため、他の車の迷惑にならないように準備の出来た車から出発。



前日までの不安だらけだった予報は何だったと思う位の道中の天気の素晴らしさ!
最近ことごとく天気に恵まれているため、何か持っているのかもと思う姫鈴さん。

そしてビーナスラインのメインパーキング、霧の駅に到着。この日はかなり白バイが出ておりinstaカメラをセットして録画していた姫鈴さんはガン見されるされる…。
霧の駅は建物が一部解体工事中との事でしたが、その他の店舗は営業しており賑わっておりました。

他の観光の方々の迷惑にならないよう、霧の駅の奥の一角をお借りして、ぎゅうぎゅうに詰め込んで駐車を。

そこで改めて注意事項と自己紹介のミーティングを実施しました。
他のグループや一般の方々の迷惑にならないよう特に気を付けていただきたいのですが、皆さんその辺りはわきまえていらっしゃる方々ばかりで安心してツーリングを実施出来ます。


今回試してみた事その①。
ビーナスラインのメイン道路を利用して連なるコペンとのすれ違い走行動画を撮影してみようと。
ミーティング後に姫鈴さんだけ一人富士見台の駐車場へ移動します。
カメラは写真のような位置に固定しています。

準備OKと連絡を送り、富士見台駐車場より少し戻った小さな駐車場から反対側の道路を眺めて、コペン達が見えた所で逆走するように戻ってすれ違います。
その動画のキャプチャーがこちら。




めっちゃデカい手を振っている人もいます。
この走行動画は以前からやってみたかったのでツーリングプランに入れていたのですが、一発で成功しました。
ちなみに一人戻る時にすれ違うバイカーの皆さんが手を振ってくれるので、嬉しくて次々と振り返していた姫鈴さんですが、後ろのバイクの方に皆さん手を振っていたのだと気付くのはかなり走った後の事。余談ですけど。



旅の恥はかき捨て的な事をやりながら皆と合流。
ここからの景色は反対側の丘陵まで見渡せるため、ビーナスラインで一番の駐車場だと思います。路面悪くて結構気を遣いますけど。

しばし景色を眺めながら雑談の後、程よい時間になりましたので、白樺湖まで移動してお昼を。


トイレもある湖畔の無料駐車場へ。
ここは水辺まで近寄れるどころか、そのまま湖に入っていける(入っては駄目ですが)絶好の場所です。

ここにあるベンチ、昨年来た時もやりましたが今度は男三人でチャレンジ。

撮り直しを何度かしたのですが、腹筋やっている感じなので結構辛いです。

腹減っていたので写真も撮らずに食べてしまったので、いただき物の画像ですが釜飯の写真を。


お試しその②。
コロナ禍のツーリングという事もあり、ソーシャルディスタンスに配慮したピクニックチックなランチタイムをやってみました。
コペンのトランク下にミニシートを常備しておき、この様な時にレディにスマートに貸してあげられる男になりたいものです。←一つ勉強になりました。

もう完璧なソーシャルディスタンス的な人も。


白樺湖は昭和の雰囲気、バブル時代の名残りを感じる場所で落ち着きます。

そしてお試しその③。
白樺湖から霧の駅へ戻る道中ですが、幾つもの小さな駐車場があり色々な景色が楽しめます。
今回台数も多いので、霧の駅での集合時間だけ決めておいてのフリータイムをやってみました。



これなら他の方々の迷惑にもならないかなと思います。中には3,4台しか停められない駐車場もありますので、各自気に入った場所で景色を楽しめるかと。

今回の素晴らしい天気の功労者、歩くパワースポットの◯ック◯ンさんです。

自分のコペンが写っていないのですが、青空と雲と丘の色が綺麗過ぎます。
絶好のオープンカー日和になりました。

今回は富士山は雲に隠れてしまい見る事は出来ませんでしたが、普段より距離的に近い雲が青空を引き立ててくれています。

とかやっていたら、集合時間に遅れる姫鈴さん。
すいません、ホンマに。

霧の駅で全員揃ったところで、カルガモ走行で美ヶ原高原美術館へ向かいます。


時間も14時過ぎという事もあり美術館方面に向かう車も殆ど居ないため、連なって出発する事が出来ました。
美術館までは約40分の道のりです。


この日はロードスターのクラブが美ヶ原高原美術館でミーティングをやると聞いていたのですが、ちょうど時間的に入れ違いとなったようで沢山のロードスターとすれ違いました。
皆さん手を振ってくれるので嬉しくて振り返しまくりでした。

ところが、美術館直前でまさかの雨に降られるというアクシデントが。
急遽屋根を閉めてから再出発を。

到着した美ヶ原では雨は降っていませんでしたが、部分的に雨が降っているのが見えます。

全員無事に到着したので集合写真を。

それから取り敢えず売店に行き、名物のソフトクリームを。これが食べたいために炎天下の中、アイスは我慢していました。

お約束。
この後、嫁さん娘さんへのお土産を買って車に戻ります。


ここからは何故か写真大会へ。

雲も流れて晴れ間が覗き始めました。



駐車場も空いているため、色々並べながら写真を撮りましたが…。

こちらが姫鈴さんの撮った赤コペンの写真。

別の方が撮った写真。
…なんかもう、センスの差が一目瞭然。
今まで余り気にしていませんでしたが、写真って本当に難しいと思います。←後日更に思い知らされるツーリングがあります。

ここで今回のツーリングは全て終了。最後のミーティングをして流れ解散となりました。
正直なところ天気から始まり台数も多いため不安もありましたが、皆さん協力していただき、尚且つ臨機応変に対応して頂いたため楽しい一日になりました。


松本方面へ抜ける人、関東方面へ向かう人とバラバラなため、見送りながら姫鈴さんも数台と美術館を後にしました。

霧の駅まで戻って来た時には5台。


午前中は賑わっていた霧の駅も人が少なくなり、空模様も怪しくなって来ました。


国道20号まで戻り、取り敢えずコンビニへ。


それから給油して高速に乗りますが、名古屋方面は姫鈴さん一人…。

IC手前でお別れとなりました。
毎度ながらこの瞬間が一番寂しいですね。

高速に乗って直ぐのSAから眺める諏訪湖と一日中走り回ったビーナスライン方面。
…山の方は雨雲が立ち込め、雷が光っておりました。
帰り道は高速道路で大渋滞が発生していると先に帰った方から連絡を貰ったので、途中から下道で長野、愛知の山の中を抜けての帰宅となりました。

今回参加された皆さん、本当にありがとうございました。
















































Posted at 2022/09/14 11:08:02 | コメント(1) | トラックバック(0)
2022年07月23日 イイね!

浜名湖オフ〜御前崎ツーリング

浜名湖オフ〜御前崎ツーリング最近はコペンなさいに代表されるようなおイタは控え、ツーリング時はキチンと嫁さんに許可を取る様になった姫鈴です。
7月は2件あるため事前に伝えた所、「1月1回の約束だよ?」とのお言葉。
「6月行ってないし〜」とお願いした所、繰り越しは無いそうです我が家。
…スマホだって翌月繰り越しが当たり前なのに。

出掛ける事が好きです。
車弄りも好きです。
でも家族が一番好きです(何だかんだ言って許してくれる優しい嫁さんが一番大好きです)。

⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎

梅雨明け宣言が出てからの長雨という訳の分からない天気が続いた7月も、下旬に入りようやくちゃんと梅雨が明けた感がしますが、最近遊びに行く時には天気に恵まれております。

この日はみん友のメイプル姉さんに以前からお誘いを受けていた浜名湖オフ会の日ですが、良い天気どころか遥か先にとんでもない爆弾が落ちたかの様な朝焼け。素敵な一日の始まりです。

前回ローカルベース鎌倉の際にメイプル姉さんに観光ツーリングをしていただいたお礼と言っては何ですが、オフ会前に関東御一行様と浜名バイパスを走ろうという事で、早目に浜名湖近くで待ち合わせを。

ご到着された関東御一行様改め、メイプル姉さんと愉快な仲間たち。皆さんGRで、Robeは姫鈴さんただ一人だけ。
ご挨拶がてらせっかくなのでミーティングをして、走行動画のモデルさんをお願いしました。

姫鈴さんを最後尾に走り出す浜名バイパス上の6台のコペン達。instaカメラの性能上、画質はスマホに劣りますが編集で好きなアングルを選べるため重宝しています。
上下含めた全方位を常時録画出来るため、ある意味究極のドライブレコーダーですし。
ある程度走った所で打ち合わせ通りに姫鈴さんが全員を抜き去りまして、各車をピンポイントで捉えた画像がこちら。





この様な画像を動画で撮影出来る優れ物です。メモリとバッテリーは結構消費しますけど。


朝日をバックに海沿いのバイパスをオープンで走るという贅沢な時間でした。

海をバックに。

バイパスを途中で降りて、遊歩道のある堤防へ。
ここは昨年、姫鈴さんが足の怪我を無視して一人遊びに来てエラい事になった場所です。


遊歩道から望む遠州灘。空の蒼と海の青で水平線を描いています。


浜名湖上を走る県道323号、湖上道路を通ってオフ会会場の浜名湖ガーデンパークへ。

集まり始めているコペン達。そこでふと気づいたのが…。

GR。

GR。

GR。

GR〜〜〜。
そう、今回はGRコペンのオフ会で、姫鈴さんはメイプル姉さんのお友達枠で特別ご招待されておりました。

当然赤で並べても一人だけRobe。ですが、そういう事を気にしない位には厚い面の皮をしております。

GRのガルウィング。

カタログ風に全色並べたコペン(GR)。


全塗装のGRまでいて非常にカラフル。
ガーデンパークへ来ている他の家族連れの方も見に来て写真を撮っておられました。何でもコペンだと小っこくて近寄り易いそうです。

アイデア賞のステッカー貼り。
昔の学ランの裏地的なこだわりが素敵です。

今回のオフ会、主催者の方達はわざわざ受付にて体温測定と、万が一に備えて連絡先の名簿記入、会場内はマスク着用と万全の体制で準備されておりました。お心遣いにただ感謝と脱帽です。
…脱帽し過ぎて分厚い面の皮がめちゃくちゃ焼けましたけど。


お昼を目処にオフ会終了。姫鈴さんはメイプル姉さん&愉快な仲間達と、昼食兼プチツーリングのために会場を後にします。
湖上道路を通り東へ。


やって来たのは知人に教えてもらった鯖バーガーで有名な、浜松市内の一角にあるGSバーガー。

モダン&アメリカンな店内は貸し切りでした。

そこでいただくは鯖バーガー。
これ一つでお腹いっぱいになります。
向かいの席には可愛いコペンオーナーさん。
それだけで胸いっぱいになります。

GSバーガーさんを出発して、下道で御前崎灯台方面へ。

総数8台が連なっているので、サイドミラー越しに写真を撮ってみましたが、ようわからへん。

実際はこんな感じです。



途中給油と水分塩分煙分補給のため、コンビニとガススタのある場所で小休憩を。
なんか大人の遠足って感じで楽しいです。

そして灯台近くまで来ると聞こえて来る波の音。
木々が生い茂る道の前方には…。

右手一面に広がる青い海。浜名バイパスとはまた違った顔の遠州灘です。


そのまま海岸線を気持ち良く走って行くと見えて来る純白の灯台、目的地の御前崎。
以前も書きましたが、ガイ◯ングの秘密基地は有りません。

無料駐車場へ車を停めて海岸へ。


年末に学生時代の友人達と来た時の冬の海は荒れていましたが、夏の海も元気いっぱいで波飛沫がかかるかかる。


せっかくなので灯台まで。
コペンの大きさと比べると、御前崎の波の激しさが分かります。



灯台は閉鎖されていましたが、高台から眺める景色は最高です。


皆で記念撮影をして、ここでツーリングは解散。

そして気付いたのが、名古屋方面は姫鈴さん一人という事。それまでが楽しかっただけに、めっちゃ寂しい帰り道です。

帰り道、高速道路の入口をうっかりスルーしてしまったためにのんびりと下道で帰路についたのですが、道の駅の閉店時間が早く娘さんへのお土産を買えず…。
「何しに行ってたの‼︎」と文句言われましたが、ツーリングに行っていたのですよ。


御前崎まで一緒に走った8台に感謝を込めて。
皆さんありがとうございました。














Posted at 2022/08/23 07:43:52 | コメント(3) | トラックバック(0)

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「@waki8 懐かしいですね♪」
何シテル?   05/18 10:29
エスティマ、コペンの2台でカーライフを送っています。 家族の乗るエスティマは購入時に必要と思われるディーラーオプションを付け、殆ど触る事なく数年乗って来ま...

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