GW最終日ですが、皆さんいかがお過ごしですか?
こちらは相変わらずGGBの故障原因の探求をしております。
故障というのが、
1.走行開始からしばらくたって、油温が80℃程度になると、瞬間的に息継ぎ症状が出る。
2.そのまま走行を続けると悪化し、アイドリングでも振動が大きくなる。
3.完全に冷えるともとにもどる
というもので、点火系に関してはスバルで診てもらったので、次は燃料系かな、と思い、
燃料フィルターを交換してみました。
交換時、明らかにフィルター内には水が混入していましたし、交換後、吹け上がりが軽くなったので
直るかなと思いましたが、変わらず。
ではインジェクターかなとおもい、走行7万キロ程度の中古インジェクターを入手、交換に向けて準備をしています。
その理由がこのログなのですが。
①の時点でスロットルを開け、インジェクタ稼働率が上昇したにもかかわらず、空燃比はリーン方向へまっしぐら、
空燃比が追いついたのはスロットルが一定開度になった②で、この間約1秒。
また、これ以外にも、スロットル開度20%なのに空燃比が20とかかなり薄いときが多く、これはインジェクタ不良か燃圧不足だろうと。
燃ポンは変えたばかりなので、インジェクタとレギュレータを取っ替えてやろうと思ったわけです。
ですが。
先ほどのグラフにリアO2センサの波形を重ねるとこうなります。
①の手前でリアO2センサがリッチ信号を約0.5秒間出しています。しかしこのとき、スロットルは全閉、燃料カットのはず。
これ以外も(ちょうど、「リアO2センサ」の矢印を出したところがそうですが)
リアO2センサがリッチを出す
↓
インジェクタ稼働率が下がる
↓
AFがリーンになる
と言う傾向があります。しかも、リアO2センサの信号が頻繁に上下している。
整備振興会の整備事例では、リアO2センサの異常信号で燃調補正が入り不調になった事例や、正常なO2センサの波形も掲載されており、やっぱり今回の波形はおかしい。
暖まってから症状が出るのは、リアO2センサが排気で変に活性化し、アホな信号を出しているのでは?ということも考えられます。
もう11万4千キロメートル走っている車両なので、インジェクタもそろそろ寿命だろうということで交換しますが、それで直らなければリアO2センサを交換してみます。
Posted at 2018/05/06 18:42:39 | |
トラックバック(0) |
GGB トラブル | 日記