熱対策その2

さて、エンジンが降りている間にやりたかった事満載です。
ご覧のとおり経年劣化による断熱材の毛羽立ちが目立ちます。

劣化しているヒートシールドを外すと、案の定パイプフレームが熱で焼けています。
純正ではヒートシールド自体がついていないので、これでもかなり劣化は抑制されている方だと思いました。
とりあえず、耐熱塗装をします。

次はヒートマトリックス周り、俗に言うヒーターコアの周囲の遮熱対策です。
今まではファイバーマットベースの断熱材を使用していました。おそらく新品はファイヤーマンジャケットみたいに柔らかく柔軟性のある素材だったと思われます。
が、バリバリになっていて表面の蒸着アルミも剥がれてきていました。
まずは外して下地を綺麗にします。

形状に合わせてベースを作っていきます。

今回遮熱対策に主に使用するのが、
Ninbus G2です。2層のアルミ板からできている遮熱板です。
http://www.msar.co.uk/motorsports/Vehicle-Preparation/Heat-Shield/Nimbus-G2-Heat-Shield_140.html

熱源に接触させなければ輻射によりなかりの遮熱性能を有する次世代の遮熱材です。
欠点は大きなサイズが国内で販売されてない事です。
私は大阪和泉にあるTVR関連商品の正規代理店より購入いたしました(かなりいろいろお世話になっております)
http://www.h-two.jp/

いろいろアドバイスを頂きながら貼り付けました。

こうなってくると、バルクヘッドやヒーターマトリックスの差し込み口周りもやりたくなり、止まらなくなりました。

ファイバーマットと違い、経年劣化を考えなくて良いですから、これは優れものです。
1200×1200のサイズが国内にないかなぁ？
送料だけで本体近い値段になるのがなんとも悩ましい…

今回はここまで。