2台のAW-11 そしてエリーゼへ

AW-11 MR-2
オイラの乗って来たクルマの中でも
この1台わ……。
いや……

前期 4A-G NA



後期 4A-GZ SC



と乗り継いだAW-11

この2台わ忘れられないクルマです。

デビュー当初わ
トヨタが造ったミッドシップの為
世界壱つまらないミッドシップと
呼ばれましたが
(西風の萬画でも云われてますが……)

オイラの中でわ素敵な相棒でした。
タイトコーナーで
アウトにステアをふってフェイント
アクションを起こすと
AW-11わキレイにスライドします。

しかし……
難しいのわ
この後の姿勢制御です。\(:￣o￣A)


操縦安定性が高いと呼ばれてましたが
オイラの記憶が正しければ
AW-11わとても難しいクルマだと思ふ。


WRCでグループBのモンスターマシンが
凌ぎを削ってた。
サファリ・ラリー3連覇をした
セリカ ツインカム ターボ

TTEの総帥
ラリーの神様と呼ばれた
オベ・アンダーソンわ
(スターレットでドリフトしてる
CMの人です。(￣▽￣;))

WRC
グループSの構想をにらんで
AW-11の開発に入った……



考えてみると
AW-11はコーマシャルタイプにわ
穏やかな挙動の操縦安定性に
味付けをしたが……

本当のAW-11わ
やはりドライバーを選ぶ
過激なミッドシップだったのだと思ふ。
\(:￣o￣A)


AW-11に比べたら
仲間のS13やA175ランタボの方が
簡単にスライドが出来て
その後の
ポジション維持させやすかった。


グループS Prototype 222D
WRC
グループSで
駆け抜ける姿を見たかった。
AW-11の評価も変わったのでわ
ないかと思ひます。




HKSのプーリーキットを組み
180PSまでパワーアップ
柿本 改のマフラー
オーリンズで武装して
さらに
ワインデイングが
樂しいクルマに……

碓氷峠のコーナーでわBNR32よりも速く駆け抜けられた。
まるで手足の様な感覚でしたねぇ。


乗る度に
いつもワクワクするクルマでした。


AW-11を降りて幾星霜
そして
ロータス エリーゼに出逢った……

のちに
Falcon號になる
ワインレッドのエリーゼ Sに
試乗した時に
オイラの内に
樂しさと
ある種の懐かしさと
このクルマわ難しいと
感じる事が甦ったのです。


(最初に出逢った時のFalcon號です)


「何処かで体験した様な感覚……」
まるで
デジャ・ヴュの様な……

オイラの記憶を振り返ってみたら
嗚呼
AW-11の感覚を思ひ出しました。



Falcon號もEg &MT 共にトヨタ製

AW-11わ
当時トヨタと技術提携してた
ロータスが開発に携わったと
言う話も在ります。


AW-11とエリーゼを比べると

AW-11 エリーゼ
全長 3950 3800
全幅 1665 1720
全高 1250 1130
ホイール
ベース 2320 2300
車重 960 890
パワーウエイトレシオも
ほぼ同じ6kg台

直感的に樂しいクルマだなぁ。
AW-11に感じてた
Man machine Interfaceを
1ZZのエリーゼSにも感じました。




2台の
AW-11を乗り継いで
そして……
時を経て
エリーゼに導かれたのかもしれません。

オイラがエリーゼを選んだのわ必然的だったのかもしれません。

Fur AW-11
Fur ELISE