こちらのお花、
花の名前は、
『ヒトツバタゴ』の花。
このヒトツバタゴは別名で、
『ナンジャモンジャ』
と呼ばれています。
ナンジャモンジャとは
見慣れない立派な植物、
怪木や珍木に対して
地元の人々が名付けた、
「愛称」であり
全国には何種類もの
「ナンジャモンジャ」、
と呼ばれる植物があるのです。
特に、こちらのヒトツバタゴが
有名なのでありますが、
その由来は、当時の人たちが
この木(ヒトツバタゴ)の
名前がわからずに、
「何じょう物じゃ? ※」
(※ なんというものか?)
と話されていたものが、
いつの間にかに
『なんじゃもんじゃ』
と呼ばれるようになったと、
イワレているのでした。
そんな『ヒトツバタゴ』
の名前の由来は、
近縁のトネリコ属の葉っぱが
「複葉」であるのに対して、
こちらの葉っぱが
「単葉」であったことから
「ヒトツバ(一ッ葉)」で、
トネリコの木を方言で
「タゴ」と呼ぶことから、
この花木を『ヒトツバタゴ』と
名付けたのだとイワレています。
ちなみに、
この花は非常に綺麗であり
白花の咲く姿が、
まるで木に降り積もった
雪のように見えることから、
『Chionanthus retusus(雪の花)』
という学名が付けられたのです。
そんなヒトツバタゴの花言葉は、
『清廉 ※』。
(※意味:心が清らかで私欲がないこと)
では本日も、
ある方の言葉を添えて
終わりにしたいと思います。
その方とは、
19世紀イギリス・ヴィクトリア時代を
代表する評論家・美術評論家
『ジョン・ラスキン』氏です。
それでは、ご紹介します。
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芸術の価値と
科学の価値は、
万人の利益への
私欲のない
奉仕にある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おわり
Posted at 2017/05/19 20:09:20 | |
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