2016年01月22日
今日はいろいろ打ち合わせ。
ここ最近、
打ち合わせをするたびに強烈に感じることがある。
それは
情報の打ち出し方が変わってきたこと。
例えば写真ひとつにしても、
今や一眼レフは安く買えるだけではなくキレイに撮れ、
なんならiPhoneでOK!
アプリ使えば加工だってできるし。
つまり、
フィルム時代のプロのカメラマンが知識で撮っていたものが、
ネガではなくポジで撮っていたものが、
その技術的な部分では優位性が少なくなってきたわけだ。
もちろん、
素人には無理なのもたくさんある。
スタジオとかライティングとかは無理だけど、
でも、
今までプロのカメラマンに頼んでいたことは、
すべて頼まなくなってもよくなったのは事実。
じゃあ、
プロのカメラマンは。。。になるのだが、
ワタシが求めているのはセンス。
よく撮影中に「ワタシが撮れない画を撮って」というのは、
その意味。
写真が身近になった分、感動は少なくなった。
ただでさえ、無感動のワタクシ(笑)
だからこそ、「お~!」という写真に出会いたい。
それが技術から成すものだっていい。
構図の切り取り方だっていい。
「この場所、夕陽がキレイなんですよね」という知識でもいい。
同じ機材、ヘタをしたら、それ以上の機材を持っている素人さんが、
写真を撮る時代だからこそ、
我々はその上を行かないとね。
でも、その上を行くからこそ、プロだし。
依頼を受けて撮るのもプロのカメラマンだと思うけど、
プロだからこそ、
この素材はこうして撮りたい!というラブコールもあればいいのに。。。って、
いつも思う。
まぁ、そこは営業センスなんだけどね。
ワタシなんかも、
ここ最近は、撮影内容より、企画内容のプレゼンテーションばかりだもんな。
でも、やりたいことがあるからね。
それを実現させたいじゃない。
Posted at 2016/01/23 14:05:47 |
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