m-flow produceのパワーチャンバー(試作品)を装着してて、先週外気温30℃超えの都内渋滞を片道約32kmを走って通勤したのですが、渋滞の中でもほとんどパワーの落ち込みを感じる事が無かったんです????
実際は20km/hまでは若干のパワーの落ちは感じるのですが、20km/hを超えて30km/hになると体感上は以前と全く変わりません!
これって何故?????
となったので製作元に問い合わせてみたら、D5はエンジンルームに十分な空気が入る構造となってて、走り出したら空気が流れて遮熱対策は必要ないとの事でした!
他の遮熱対策に定評のあるメーカーに聞くと、万全の遮熱対策をするとなると費用は15万円以上、簡易的な遮熱対策(遮熱板)だと2~3万円で作れるけど効果は全く期待できなく気休めと返答が(^^;
さすがに遮熱対策で15万以上は払えないよ(。>д<)
て事でほんとに走り出したら空気が流れて、遮熱対策不要か色々と調べてみました!
先ずは基本的なエンジンルーム内の空気の流れですが↑のようになるようです!
走り出すと車のしたの流れは負圧となり、エンジンルームの下から熱は排出されます!
でD5のダクトへの口は赤丸部分で走りだすとここから外気が入ってきます!
上の画像を良く見て貰えれば分かりますがデリカは結構エンジンルーム下がスカスカで、アンダーパネルは大きくなく確かに熱が逃げる(排出しやすい)構造になっているのが分かります!
白丸のようにしっかり地面が見えてます!
これで制作元の言ってる事は何となく納得はできました!
しかし私のデリカはKaddisエアロボンネットなのでこれがどう作用しているのかも、理解出来た気がしますのでちと自分なりの考察を…
↑の赤丸部分、中央に大きな口の空いたセンターダクト、青丸辺り両サイドにサイドダクトがある訳ですが…
センターダクトは負圧域にあるのですが、まぁ走り出してスピードが上がれば上がるほど問答無用で空気が流入してくる大きな口なので、外気が流れ込むはずです!
でサイドダクトも見事に負圧域にあるので、ここは口が後ろを向いていて負圧に引っ張られて熱が逃げます!
当然ながらエンジンルーム下からもガンガン熱気は排出されるので走り出せばエンジンルーム内の熱はかなり排出されるし、インタークーラーって物もついてるのでこれはエンジンルーム内の熱環境、エンジンルに供給される空気の温度環境は非常に良いと考えられます!
渋滞中の信号待ちではセンターダクトから熱気が出て空気がメラメラと揺れてますから、やはりエアロボンネット効果は非常に大きいとも考察出来ます!
私のたどり着いた結論は…
パワーチャンバーを装着しても走り出せば確かに大きな影響はないであろう!
でも一旦止まると即熱が充満するので、20km/hまでのパワーダウンを防ぐ為により熱対策を考えるのであれば15万以上の万全熱対策をするぐらいなら、同等金額のKaddisエアロボンネットの方が見た目も良いし効果的ではないだろうか!
Posted at 2017/06/05 16:09:58 | |
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