おおいしのブログ一覧

自作CAN表示器、ついでに自分の案をカタチにしてみる。

ハルテックでもリンクでもダイヤルゲージという円形表示では数値の上昇は右回転になっている。
普通は点火タイミングも「タイミングを早める」＝「数値の上昇」＝「右回転」で表現されている。
しかし、
エンジンの仕組みの解説書でエンジンの図はクランク回転方向が右回転で書かれている。ので
解説書の図において「進角する」は「上死点よりも左側で点火が行われる」である。
つまり、メーターが右に振れる程、解説図では逆方向の左寄りのイメージになる。

そこで、解説図のイメージに近づける為に進角する程左に回転、画面に表示される指針の角度も実際の角度としてみた。
（写真はテスト状態）

いわゆる「CAN」だとか「OBD-II」の信号を読み取る装置。

既製品はノーブランドで安価なおもちゃみないな物もありますけど、表示速度が遅かったり　こちらの見たい項目が表示されなかったり。

ハルテックの「IC-7」やAIMの「MX」なら、一度に多くの情報をこちらの自由に表示できるけど価格は求めやすくはない。

ちょっとした項目を軽く知りたいだけなら自作機のアレンジでどうにかなりそう！？

ひとまず　スロポジセンサー読み取り値から。

エンジンは掛かっているのだが、たまたま偶然の可能性もあるので！？
復習。

ついに手元にやって来ました。
発売開始からしばらく経ちますけどエリートシリーズ最上級品。
これで上級機種のセッティングがどんなものか確認できます。

まずは動作確認から。
液晶ディスプレイと疑似信号発生器をつなげて表示を見たところ異常は無さそう。
せっかくなのでファームウェアのアップデートもします。
アップデートしたら制御ソフトがESPからNSPになってしまったのでNSPの操作方法も覚えなくては。
画面配置が変わったので戸惑います。メニューの項目も増えたので馴染みの機能を探すのも苦労です。

センサー読み取りの動きが早くなりました。使っているPCは変えてないのでECU自体の速度が速いのでしょう。

以前のプラチナに比べ、増えた機能もありますが廃止された機能もあるのはちょっと寂しい。
新機能には期待する所もあります。じゃ旧モデルはダメかというと、まだそうでも無い気もします。

めでたくエンジン始動。ビート、トゥデイでなじみのE07エンジンですが、この個体はオーナー自ら組み上げてトリガーシステムは他に無い仕様。なので始動にちょっと手間取りました。ECUマップのセッティングはしっかりした機材のある店へ出しますが、ECUはリンクでエンジンが掛かる状態でないと受け付けてくれないだとか。始動～アイドリング～店まで自走できる位のセッティングに取り掛かります。