前回の紅葉狩りから、あっという間に1週間が過ぎて、再びサンデーファーマーの日が巡ってくる。今週も暗い内、四時過ぎに出発して、高速を北上し長石林道を抜けて県道66号線を西行して梅田湖へ。天気予報では晴れと聞いていた割には、濃い霧がかかっていた。
梅田湖から桐生川沿いに県道337号線を遡っていく。場所にもよるが川床が路面からさほど深くなく、走っていても川がよく見える。靴の替えがあれば河原に降りてみたいところ。
やがて県道はバリケードで封鎖されて行き止まり。そこから左折すると林道三境線が始まる。林道側にもバリケードは有るが路肩に寄せてある。路面はきちんと舗装され、地図では行き止まりになっているが、峠には立派な隧道が有って桐生市からみどり市に抜けることができた。舗装はしっかりしていて、何より広い。隧道までは谷川には欠かさずガードレールが設置されている。登り口の県道よりよっぽどお金が掛かっているとみた。
隧道以降の降りは、所々ガードレールの無い箇所も有るものの、道幅も路面の状態も上々。ただ、濡れて滑る落ち葉は随所にあるほか、所々大きな落とし物が転がっていた。林道の出口のバリケードは道を半分ふさぐように置いてあったため、逆向きのアタックだったら断念したかもしれません。
渡良瀬川をせき止めて作られた草木湖に沿って国道122号線を遡り、足尾市街を旧道でそっと抜けていく。足尾銅山は江戸時代初期に開山して、明治から昭和に掛けて鉱毒事件を引き起こして閉山した。産業遺産としては学生の頃足利に実家を持つ友人と連れ立って坑道の展示を見に行ったことがあった。現在は、禿げ山の緑化再生やボタ山の維持管理へ息の長い取り組みが行われているらしい。
そして日足トンネルの上を越える細尾峠。「長い長い峠道」の案内図が要所に出ていたが、表面が汚損していて読みにくいことこの上ない。明治44年に旧足尾線が開通するまで、採掘された鉱石の主要な搬送ルートだったとのこと。
8時前に通過したためこのまま高速で農園に向かっていればいつもどおりの時間に到着できたと思うが、今日は農園主不在の為、ついつい寄り道してしまった。いろは坂中腹の明智平から望む男体山とロープウェイの索線。
残念ながらロープウェイは未だ営業前でしたが、駐車場はかなりの賑わい。たまたま石焼き芋の屋台のとなりに駐車して展望台を一回り。
おじさんが準備を始めていたので声を掛けたら、すでに食べられるとのこと。焼き目は無いものの、ほくほくといただいた。思いがけずおいしい朝食。
さらに半月山へ中禅寺湖スカイラインを上る。頂上の一つ手前の駐車場からは中禅寺湖と男体山が、また頂上からは足尾側の谷間が一望できます。紅葉はもう大部分散ってしまったようす。
その後、県道を乗り継いで、走行300km弱、6時間半のドライブ。農園に到着したのは11時少し前。野菜の間引きと雑草の処理をして早めに帰宅。最後、首都高速の川口PAで休憩。
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栃木ドライブ | クルマ
Posted at
2016/11/15 23:42:27