木曜日に山形市に仕事で出張の機会があり、翌金曜日は特に大きな会議も無いため、一日休んで遊んでくることにしました。ちなみに出発時の距離計は29,755km、オイル交換のアラームが点灯していますが、帰宅後に先延ばし^^
最初は仙台から立石寺経由でと計画していたのですが、仙台からの県道(林道?)が通れないとの情報に蔵王を横断することにしました。東北道を白石で降りて酪農センターでお土産にチーズケーキを買いつつ、県道12号で蔵王に向かいます。山頂は雲に包まれているのが分かっていながらも、せっかくなので有料の蔵王ハイラインで頂上のレストハウスを目指しました。
一応展望台に上ってみましたが、あいにく、というか、予想どおり、カルデラ湖のお釜は言うまでも無く、数m先も真っ白で何も見えず...。 まっすぐには立っていられないほどの強風で雨粒が顔を叩きます。 日本列島の表裏を分ける山の高さを改めて体感できた気がします。
仕事が予定より少し延びてしまって、捌けたときにはすでに暗くなっていいました。旅館には送れると電話連絡を入れてコンビニのパンをかじりながらひたすら移動。 只見川沿いのちょっと古い温泉旅館でした。
翌朝、一風呂浴びた後散歩に出てみました。 温泉街の中心からは離れており、旅館の裏の急勾配の崖とか山奥なのに、東京湾に注ぐ河口並の水量があるように見えて不思議な感触でした。
旅館の近くにあった日帰り温泉施設。
宮下ダムや沼沢沼に立ち寄りながら、只見川を遡ります。
道の駅かねやまの近くではJR只見線の橋梁が工事中。 対岸に渡ってみると仮設の吊り橋がありました。車幅を制限する杭があったものの、車両通行止めとの表記がなかったのとナビに道が載っているので、恐る恐る渡ってみました。
橋の先をしばらく進むとT字路がありましたが路面から草が腰くらいまで伸びていて、何とか切り返して戻ってきました。 切り返しの際に車体下のカバーに砂利でもすくったようで、カーブやブレーキでホイールハウスの内張り?に当たる音がその後しばらく続いていました。 オイル交換で持ち上げたときに確認しなければ(・・;
帰宅後に調べたら、2011年夏の大雨で橋脚ごと流出した第六只見川橋梁とのこと。 この豪雨では家屋や道路の流出や亡くなった方もおられたという。
そういえば旅館に只見線復興祈念写真展のポスターが、綾瀬はるか(新島八重)のポスターに並んで貼ってあったのを思い出しました。
その後、道ばたに天然炭酸水の幟を見かけて井戸に立ち寄って、備え付けのヤカンで天然炭酸水をくんでみました。数m下を勢いよく水が流れていますが、水量が多いと井戸からあふれる程になるとか、冬の方が炭酸が濃くておいしいのだとか、二酸化炭素の充満した井戸に清掃に入るらしいとか、色々案内があって楽しめました。
只見ダム越しに田子倉ダムを望む。田子倉ダムは一応の目的地でしたが、遊覧船が運航停止とのことで、奥只見ダムへ回ってみることに。 新潟県の魚沼を回れば到達できたようですが、そこまで考えが回らず。
途中、檜枝岐村のまる家で蕎麦をいただきました。
残念ながら国道352号線は尾瀬口乗船場から先は通行止めでした。 そのおかげか、尾瀬への入口、御池ロッジから先はほとんど対向車もなく快適なドライブでした。
なお、対岸に道路があるらしく、ねずみ色のワンボックスがユックリ走っているのを見かけました。 ダムの管理者なのか、釣り人なのか分かりませんが、ナビに道が出てなかったために入口も分からず、断念しました。 帰宅後にググってみたら大津岐ダムに通じるピストン道がある模様。
帰路は、那須塩原から紅葉ラインを抜けて東北道で帰宅しました。二日併せて1000kmのドライブ、それにしても日中走れることの楽しいこと、癖になりそうです。 休んだおかげで、土曜日は泊まりになってしまいましたが><。
Posted at 2017/06/25 13:00:44 | |
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