DUNLOP LE MANSⅤ 235/45R18  

DUNLOP LE MANS V 235/45 R18
ダンロップ　ルマン5です。
ルマン5はラインナップが幅広く、
軽自動車からミドルセダン、SUVもカバーするので、
同製品と言えど、感覚は車種によりかなり変化します。
自分の批評はミドルセダン マークXの感想です。

2017年2月発売という事で目新しいメジャーアップデートです。

更新前はルマン LM704 １世代前です。
2013年から4年で一本サイドウォールに裂傷しまして、
3分-4分の溝がありましたが、全取っ替えしました。

ルマン5は圧倒的な静粛性です。
ロードノイズを徹底的にデッドニングしたレベル。
タイヤ変えるだけでここまでデッドニング出来るなら、
デッドニングなんて要らなかったんや！というニュアンス。
ロードノイズから中高音域を抑えて、
人間に聞き取りにくい様になっています。
かなり車内が静かになりました。

また、道路からの振動も低減。路面状況が伝わりにくくなって、
サスの剛性が1割上がったのかと感じる程しなやか。
車内の人員が感じる情報を尽く潰しています。

残るはヨー慣性モーメントですが、
操舵性、グリップ感もマイルドになっていますので、
ドライバーにはゆっくり荷重移動するような柔らかな感じがします。
ルマン4の方がスポーティで操舵性は上でした。

つまり、全てにおいて柔らかい、マイルドです。

車内空間の快適性≒遮蔽性を高める事
と考えて設計したのだと感じました。
しかも、転がり性能AA、長寿命を謳っています。
コンフォートに大きく舵を切って、
車内快適性をルマン5は重視しています。

長距離移動だと疲労軽減に相当貢献すると思います。
ロングドライブに向いています。
コンセプトがハッキリしている理解し易いタイヤです。