自作 シートベルト延長アーム

RECAROに交換した時に起こる、シートベルトが後ろに行ってしまう＆戻りが悪くドアに挟まれるという問題に対し、シートの穴にベルトを通すという方法を取りましたが、ご覧のようにベルトを締めた時に首へベルトが掛かってしまいます@@;
一週間近く我慢していましたが、やはり無理があったようです。

市販されている「シートベルト延長アーム」を参考に自作しようとしましたが、これですとベルトの摩擦抵抗があると思われ、戻りが悪くなるというのは解消出来ないのでは？と思いました。

そこでベルトの摩擦抵抗を解消する為に、会社にあるローラーコンベアのミニタイプを1個もらってきて自作してみる事にしました。

ただローラーをステーに付けただけではベルトを締めた時、テンションが掛かっても支点の位置は変わらないのでベルトが体に密着せずに浮いている状態になる恐れがあるのと、乗り込む際にアーム（38mm×3mmのフラットバー）なので、当たった時にケガをする危険性もあります。

それを両方とも解消するように細工してみました。
ベルトのテンションが掛かると先端のローラー部分が曲がり、体にベルトが馴染むというようにしました。
しかし折れ曲がっても元に戻ってくれなければ何の効果もありません。

対策として折れ曲がる部分にスプリング機能付きの蝶番を付けました。
これにより常に真っ直ぐに戻りたがる為、ベルトのテンションが掛かった時だけ蝶番が閉じ、テンションが無くなった時には自分で元の位置へ戻ります。
また折れ曲がる位置を50mmとして、乗り込む時にアームへ当たってもそのまま折れ曲がりますので大丈夫なようにし、乗り込んだあと、ベルトを締めるまでまた元の位置へ戻ってくれます。

これがベルトのテンションが掛かっていない位置、スプリング蝶番が真っ直ぐの位置で固定していてくれます。

そしてベルトを締めテンションを掛けると、このようにアームの先端が折れ曲がり体へフィットするようにベルト位置が動きます。
降りる時にベルトを外せばスプリングの力で元に戻ります。

課題としては乗り込む時に先端が折れ曲がる事により安全性は向上しますが、降りる時には曲がらないので、その部分を今後は対策していきたいと思います。
またシートベルトという重要保安部品を細工するという事で事故の際に不具合が出るかもしれません。
そこは自己責任でいきたいと思います。

ご清聴ありがとうございました<(_ _)>