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inooniの"レガシィB4 2.0R" [スバル レガシィB4]

整備手帳

作業日:2017年12月16日

2.0Rにターボ車用リアビスカスLSD搭載

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

上級

作業時間 12時間以内
1
以前リアデフオイルを交換した際に、
ドレンボルトにシールテープを巻いて規定トルクで締めた所、
シールテープがネジ穴を拡大してしまったみたいで、アルミのデフカバーがドレンの周りから割れてしまいました。
オイル漏れが酷く、家の駐車場はオイルまみれに…
シールテープではなく液状ガスケットを使わなければならなかったようです。

デフカバーは新品で8000円ほど。
そちらに交換しても良かったのですが、デフを降ろさなくてはならないため、
いっその事と思い、私のBL5レガシィから1世代前の
レガシィBH5Cターボ(GT Limited, AT)のビスカス付デフASSY(純正部品番号:27011AA730)
を7000円ほどで中古購入しました。

BE/BHの代はファイナルギア比が4.1のものと4.4のものがあったり、
リアオープンデフのものとビスカスLSDのものがあったりと適合を調べるのに随分と苦労しましたが、
GT LimitedのリアデフはBP5/BL5の5MTのターボ車(GT、Spec B除く)と全く同じデフASSYであることが分かりました。
ファイナルギア比はNAの2.0RMTと同じ、4.111(37:9)です。

2.0Rの純正オープンデフと今回購入したターボ車用のビスカス付デフはデフケースからリングギアなど多くの部品で品番が異なりますが、
問題なく取り付けることが出来ました。
どちらも日産製のR160デフであり、2.0Rと2.0GTではドライブシャフト、プロペラシャフトの品番が同じでした。
デフメンバーは品番が異なりますが(NA用は鉄、ターボ車用はアルミ)、デフメンバーを固定するリアメンバーや、デフケースに固定するボルト等の品番が同じであったため、取り付けられると判断しました。

写真は新たに載せたビスカスLSD付きのデフASSYです。
見た目はオープンデフのようですが、ドライブシャフトを差して片側を手で回すと反対側も同じ方向に回るため、
ビスカスLSDで間違いないようです。
ちなみに取り付け後、車輪を浮かせた状態で後輪1輪を回すと、センタービスカスLSDの作用により4輪とも回転するようになります。
オープンデフの時はリア1輪を回すと反対側は逆回転し、フロントは全く回りませんでした。
2
部品番号が違うデフメンバーは念のためターボ車用の物を買いました。
レイルの強化デフメンバーです。
適合はターボ車のみとなっていましたが、2.0R用のデフケースにあてがってみたところ何の問題もなく付きそうでした。

逆に2.0R用のデフメンバーをターボ車用のデフケースにあてがってみましたが、こちらも何ら問題なし…
排気のセンターパイプとの干渉も心配しましたが、かなり余裕がありました。
まあ強化品になったので良しとしましょう…
3
4時間掛けて、何とか降ろしたのが左側のデフです。
デフメンバーのボルトが緩まずジャッキで押し付けて工具を回し何とか緩めたり、
スタッドボルトのナットが抜けず、スタッドボルトごと抜けたり、
ドライブシャフトを抜く際センターパイプが邪魔で知恵の輪のようにして抜いたり、
と想定外の事が多々あり、降ろすだけでへとへとです。

そして右のデフに載せ換えるのですが、降ろすのが難しいということは載せるのはもっと難しいのでは…と嫌な予感がして参ります。笑
4
嫌な予感はもちろん的中した訳でありますが、どうにかこうにか3時間掛けて無事載せることができました。
25kgはあろうデフをジャッキに載せ、寝転がりながらジャッキから転げ落ちないようにデフを支えつつ2本のドライブシャフトを差し、またデフマウントに2本のスタッドボルトを差すのは本当に至難の業でした。笑
1人で作業するのはかなり厳しかったです…
次回はプロにお任せします…
5
作業が終わり街中を試走しますが、正直変化は感じられませんでした。
ビスカスLSDはともかく、強化デフメンバーは何らかの変化を期待したのですが、私が鈍いせいか何も感じられず…
オイル漏れが直ったので良しとしましょう。

ピッチングストッパーをレイルの強化品にし、ミッションマウントをSTIの強化品にしているのでミッションノイズが元々かなり大きく入っており、デフノイズはかき消されてしまっているかもしれません。

今後街乗りやサーキット走行などを重ね、感じたことをまたパーツレビューに書こうと思います。

ビスカスLSDに一番期待しているのは、サーキット走行中のフルブレーキング時にリアのイン側がロックしてしまうことが多かったため、
LSDの減速側での効果が出ないかという所です。
片輪がロックしそうになると制動力がLSDによって反対側に伝達されるため、ブレーキング時の安定性向上が図れるはずです。

同じ原理でジムカーナでのサイドターンの際も、今までイン側のみロックしてしまい外側がロックしないことが多々ありましたが、そちらの改善にも期待です。

最後にもう一つ、ターボ車用デフに載せ換えた理由としては、いずれ購入したいと考えている機械式LSDをポン付け出来るようになる事です。
2.0R用のデフでもケースを加工すれば取り付けられるようですが、イニシャルトルクを変える際に制限があるなど、問題もあるようです。

長文最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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