ドアパネル　固定部の修理

ドアの内装パネルを取り外した時に、パネル上下を固定するネジ部分が割れて無くなっていました。ＤIYで作業した際も丁寧に作業したつもりでも割ってしまいました。この部分は脆いですよね。

プラリペアというもので修理できそうなのでやってみました。自己責任のDIYです。

どうやって無くなってしまった部分を再生させるか？

太めのストローをこのように切って、さらに円も切ってＣ形状にします。

その部材をいくつか重ねて、無くなってしまった円柱形状にします。リブ部分は諦めました。

再生後に使用するネジは、純正ネジ（右側）から変更しました。理由は、純正ネジはタッピング形状でプラに噛み込んで入っていくのですが、リペア時の初期穴サイズをどのくらいにすれば良いのか不明なのと、プラリペアに噛み込んだ時の強度が不安だったので。それに経年変化でどの程度脆くなるのかも不明です。

ちなみに、タッピングネジは素材を削って入っていくので基本的には取り外し不可。もし取り外したら組み付けは元の山を壊さないように丁寧に入れなければいけません。

ネジ山には事前にシリコンオイルを塗っておきます。その後、ネジをうまく立てた状態で、プラリペアの粉と凝固液で固めます。積み上げる感じで粉と液を足しました。

全てのネジ部をこのように再生して固まるまで待ちます。

固まったら一旦ネジを取り外して、ボードを組み付けます。ネジ山サイズが小さいのでワッシャーを追加しました。

タッピングネジとは違いプラに噛み込んでいないのでネジ緩みが心配です。ですが、今回の構造ではワッシャーがボードに食い込むので緩む事はないと考えました。

ドアパネルを取り付けて作業終了です。